YAMAHA新型「MT-09 SP」発売! NEWモデルは足廻りと電子制御装備を強化(2024年6月14日)
ヤマハ新型「MT-09 SP」発売! 2024年モデルは足まわりと電子制御装備を強化、スマートキーも採用2024年6月14日、ヤマハ発動機販売は「MT-09 SP」の2024年モデルを発表した。7月24日に全国の取扱店で発売される。
※「MT-09」の詳細は、次の投稿を参照ください。
YAMAHA「MT-09 Y-AMT」登場!次世代トランスミッション「Y-AMT」搭載年内発売!(2024年7月26日)
※「Y-AMT」の詳細は、次の投稿を参照ください。
YAMAHA 新機構「Y-AMT」が生み出すMT-09 Y-AMT (2024年9月30日発売)
YAMAHA「MT-09 SP」2024年モデルの特徴
「MT-09」の基本機能に加えた、新型上級グレード「MT-09 SP」モデル専用スペシャル仕様
一新したスタイリングや、888ccの水冷DOHC並列3気筒エンジンは新型「MT-09」と共通。
ライディングをより快適にするためスマートキーの採用や、前後にフルアジャスタブルサスペンションを搭載している。
ライディングの質を高める調整可能なフロントサスペンション
専用開発されたフルアジャスタブルKYB製フロントサスペンションはプリロードと左右それぞれ伸圧減衰調整機構を備えるフルアジャスタブル。
圧側は高速・低速を個別に変更でき、より細かいセッティングが可能。
またインナーチューブには滑らかな作動性・作動感を実現するDLCコーティングを施し、性能のみならず質感も向上。
専用開発されたリアサスペンション
リアサスペンションは専用開発のオーリンズ製で、リモート調整式プリロードを備えたフルアジャスタブルサスペンションを装着。
工具不要で減衰調整とプリロードの調整が可能となっており、手軽に細かく調節することができより快適な乗り心地に寄与している。
強力かつスムーズな制動力を発揮するブレンボ製キャリパー
軽量でありながらも剛性を保持した大径のピストン仕様のブレンボ製モノブロックキャリパー「Stylema®」を採用。
ライダーのブレーキ入力を直接的かつ効率的に伝達し、コントロール性が向上。強力でスムーズな制動力を発揮する。
ブレーキパッドの周囲に広い開口部を設定することで気流が増加。軽量化と冷却性を同時に向上させている。
ワンアクションでロック/解除できるスマートキー
スマートキーシステムを採用し、キーを取り出すことなくエンジン始動ができる。
車両のメインスイッチを押しまわすワンアクションで、電源ONやハンドルロックも解除可能。
フューエルリッド(燃料タンクキャップ)のロック/解除もこのシステムで行えるため、
暗がりなどで鍵穴を探す手間が省け、使い勝手が向上している。
エンジンブレーキの強さを制御するEBMを装備
サーキット走行を想定したYRC (Yamaha Ride Control)TRACKテーマを追加している。
サーキット走行をより想定しライディングモードは「TRACKモード1~4」があり、それに合わせたメーター表示も可能。
YAMAHA「MT-09 SP」2024年モデルのスペック
- 全長×全幅×全高:2090×820×1145mm
- ホイールベース:1430mm
- 最低地上高:140mm
- シート高:825mm
- 車両重量:194kg
- エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
- 総排気量:888cc
- ボア×ストローク:78.0×62.0mm
- 圧縮比:11.5
- 最高出力:88kW(120PS)/10000rpm
- 最大トルク:93N・m(9.5kgf・m)/7000rpm
- 燃料タンク容量:14L(無鉛プレミアムガソリン指定)
- 変速機形式:6速リターン
- キャスター角:24°40′
- トレール量:108mm
- タイヤサイズ(前・後):120/70ZR17(58W)・180/55ZR17(73W)
- ブレーキ形式(前・後):ダブルディスク・シングルディスク
- 燃料消費率 :WMTCモード値21.1km/L(クラス3・サブクラス3-2)1名乗車時
- 製造国:日本
価格
メーカー希望小売価格:144万1000円(消費税10%込)
スタンダードモデルから+18万7000円の税込144万1000円。