最近の投稿

Kawasaki「Ninja 7 Hybrid」国内モデル発表! リッタークラスの初速と250ccの燃費を両立、ストロングハイブリッド(2024年3月13日)

Kawasaki「Ninja-7-Hybrid」

1新車情報

カワサキモータースジャパンは新型車「Ninja 7 Hybrid」の発売日や価格など詳細を発表した。

 

2023年秋に欧州で発表され、ジャパンモビリティショー2023で日本初公開されたKawasaki「Ninja 7 Hybrid」。
Ninja 7 Hybridは、Z7 Hybridとともに世界初となるストロングハイブリッドモーターサイクルです。
これまでのモーターサイクルの常識が大きく変わる時が来ました。

600ccクラス並みの車体に、水冷4ストローク並列2気筒451ccエンジンと交流同期モーターを組み合わせたユニークなパワーユニットを搭載。エンジンとモーターのパワーを最大限発揮する「SPORT-HYBRID」、モーターでスタートしてエンジンが協調して作動する「ECO-HYBRID」、モーターのみで静かな走行が可能な「EV」の3つの走行モードを選択できます。

 

「ECO-HYBRID」モードでは250ccクラスに匹敵する低燃費を実現する一方、「SPORT-HYBRID」では「e-boost」の作動により1000ccクラスに匹敵する発進加速を可能とするなど、
ハイブリッドモーターサイクルならではの新感覚ライディングを体感できるNinja 7 Hybrid。

 

Kawasaki「Ninja 7 Hybrid」の特徴

エンジンは排気量451ccの水冷DOHC4バルブ並列2気筒。このエンジンに交流電動モーターを組み合わせる。
スクーターを除く主なバイクメーカーの量産車としては、世界初のストロングハイブリッドモデルだ。

 

車格は600ccクラス並みながら、電動モーターの「e-boost」機能を使えばリッタークラス並みのスタートダッシュを見せる。
その一方、燃料消費率はWMTCモード値で23.6km/Lと良好で、アイドリングストップ機能も装備。パワーと燃費を両立させた次世代のモデルだ。

主要車両装備

  • Ninjaのアグレッシブイメージとハイブリッドのクリーンさが融合した新たなスタイリング
  • シフトセレクタでマニュアル操作が可能な6速オートマチック
  • アイドリングストップ機能 (ECO-HYBRIDモード時)
  • 車両が停止すると自動的に1速を選択するALPF (オートマチック・ローンチ・ポジション・ファインダー)
  • ゼロエミッション、静かな走行 (EVモード時)
  • スマートフォン接続機能付きTFTフルカラーインストゥルメント
  • オールLEDライティング
  • ETC2.0車載器キットを標準装備

ハイブリッド:スポーツライディング

カワサキ独自のストロングハイブリッドパワーユニットは、
451ccの水冷4ストローク並列2気筒エンジンのシリンダー後方に、コンパクトなトラクションモーターを搭載。
このストロングハイブリッドパワーユニットは、同クラスのモーターサイクルで世界初採用となります。
ガソリンエンジンとトラクションモーターが協調して、扱いやすいキャラクターと低中回転域における力強いトルクを生み出します。

ハイブリッド:シティライディング

ライダーが選択できる、3つのライディングモード
「SPORT-HYBRIDモード」「ECO-HYBRIDモード」「EV モード」の3つの走行モードにより、幅広いライディングシーンに対応。それぞれのモードが持つライディングキャラクターは、ライダーに新鮮な感動をもたらします。取り回しに便利な「ウォークモード」には、後進機能も備わっている。

ハイブリッド:先進的デザイン

スポーティ&クリーンなスタイリングNinja シリーズのスポーティさと、ハイブリッドモデルのクリーンなイメージを融合。
スポーツライディングのポテンシャルを強調しつつ、力強く流麗なデザインを構築しています。

 
フェアリングサイドのダクトは冷却機能とともに造形美も両立し、半透明の右サイドカバーやモーターカバーの「Hybridロゴ」といったHEVの要素が加えられています。

 

アッパーカウルにはカワサキ車のなかでもH2など限られたモデルにのみ採用される「リバーマーク」が備わる。

メーターは4.3インチのTFTカラーディスプレイで、非常に多機能なものだ。

ボディカラーは1色のみの設定

「メタリックブライトシルバー×メタリックマットライムグリーン」

Kawasaki「Ninja 7 Hybrid」スペック

  • 全長×全幅×全高:2145×750×1135mm
  • ホイールベース:1535mm
  • 最低地上高:130mm
  • シート高:795mm
  • 車両重量:228kg
  • エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
  • 総排気量:451cc
  • ボア×ストローク:70.0×58.6mm
  • 圧縮比:11.7
  • エンジン最高出力:43kW(58PS)/10500rpm
  • エンジン最大トルク:43N・m(4.4kgf・m)/7500rpm
  • モーター形式:水冷交流同期電動機
  • モーター最高出力:9.0kW(12PS)/2600~4000rpm
  • モーター最大トルク:36N・m(3.7kgf・m)/0~2400rpm
  • 燃料タンク容量:14L
  • 変速機形式:6速リターン(電子制御式マニュアルモード付オートマチック)
  • キャスター角:25.0°
  • トレール量:104mm
  • ブレーキ形式(前・後):Φ300mmダブルディスク・Φ220mmシングルディスク
  • タイヤサイズ(前・後):120/70ZR17M/C(58W)・160/60ZR17M/C(69W)
  • 燃料消費率 WMTCモード値 :23.6km/L(クラス3-2、SPORT-HYBRID、マニュアル)1名乗車時
  • 製造国:タイ

価格

メーカー希望小売価格:184万8000円(消費税10%込)

2024年6月15日に全国のカワサキプラザで発売予定。

Posted by 夏木 陽