最近の投稿一覧

メニュー一覧

エンジンメンテナンス

エンジンメンテナンス
画像はイメージです。

2025年10月4日

オートバイのエンジンは、まさに“心臓部”。
日常メンテナンスを怠ると、性能低下や故障の原因になります。

バイクのエンジンは、ちょっとした気配りで長持ちします。
愛車がいつも快調に走れるよう、定期的なメンテナンスを楽しみながら続けていきましょう。

 

エンジンオイルの管理

オイルレベル窓、濁りも目視

交換頻度:一般的に3,000〜5,000kmごと、または半年に1回が目安。
チェック方法:オイルゲージで量と色を確認。黒く濁っていたり金属粉が混ざっていたら即交換。
交換時の注意:エンジンを暖機してオイルを温めると排出しやすい。ドレンボルトの締め付けトルクを守る。オイルフィルターも定期的に交換(2回に1回が目安)。

エアクリーナーの点検

エアーフィルターを目視
  • 役割:エンジンに入る空気のゴミを除去し、燃焼効率を保つ。
  • 注意点:汚れがひどいと燃費悪化や始動不良の原因に。走行環境(砂埃の多い場所など)によっては早めの清掃・交換が必要。

バッテリーの状態確認

テスターでチェック
  • エンジン始動に直結:弱っているとセルが回らず始動不可に
  • チェック項目:電圧(12.5V以上が理想)。液量(開放型の場合)。端子の腐食や緩み。

冷却系統(ラジエーター液など)

不凍液レベルをチェック
  • 水冷エンジンの場合:冷却水の量と劣化を定期的に確認。
  • 冷却フィンの目詰まり確認と、ゴミの除去。
  • 注意点:リザーバータンクの液量がMINを下回っていないか。2年に1回程度の交換が推奨される。

ボルト・ナットの緩みチェック

ボルトやナットの抜けや緩みを、目視・触診
  • 振動で緩みやすい:エンジンマウントやカバー周辺のボルトを定期的に確認
  • トルク管理:締めすぎも破損の原因になるため、規定トルクで締める

メンテナンスのコツ

聴診による内部音チェック
  • 走行前後に簡単な目視点検を習慣化
  • 取扱説明書に記載された推奨時期・方法を守る
  • 異音・振動・始動不良などの兆候を見逃さない

Posted by 夏木 陽