デカール

オートバイのオリジナルのデザインとして貼られている、ラインやロゴなどデカールの劣化を、リペアする材料の入手方法、再装着の手順やノウハウを解説。
デカールのリペアは、見た目の印象を大きく左右するだけでなく、愛車への愛着もグッと深まります。
材料の入手方法
① 純正デカールを探す:メーカー純正部品として注文

- ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキなどの公式パーツカタログで型番を調べて注文。
- バイクショップやディーラーでも取り寄せ可能。
② 社外品・リプロデカール:ネット通販サイトで購入

- 楽天市場、Amazon、ヤフオク、メルカリなどで「○○(車種名) デカール」で検索。
- 海外サイト(eBayなど)も選択肢。
③ 自作する方法:スデカールカッティングマシン

- Illustratorなどでデザイン → カッティング → 耐候性シートに貼り付け。
- オリジナルデザインを印刷業者に入稿して、耐候性デカールとして印刷してもらう。
再装着の手順とノウハウ
① 古いデカールの除去
- ドライヤーやヒートガンで温めて剥がす。糊が柔らかくなり、ボディを傷つけずに剥がせる。
- スクレーパーや樹脂ヘラを使用。金属製は傷の原因になるので注意。
- 糊残りの除去。パーツクリーナーやデカールリムーバーで拭き取り。
② 表面の下処理
脱脂処理。シリコンオフなどで油分を除去。
研磨(必要に応じて)。表面が荒れている場合は耐水ペーパーで整える。
③ デカールの貼り付け
- 位置合わせ。マスキングテープで仮止め → バランス確認。
- 水貼り(中性洗剤を薄めた水をスプレー)で位置調整しやすく。
- 空気を抜きながらスキージーで密着。
④仕上げ
- ドライヤーで軽く温めて密着性アップ。
- 端が浮かないようにしっかり圧着。
注意点とコツ
- 貼り付けは気温20〜25℃が理想。寒すぎると粘着力が落ち、暑すぎると伸びやすい。
- 水貼りは屋外用デカールに限る。紙系や弱粘着タイプには不向き。
- 貼った直後は洗車・雨を避ける。24時間は乾燥・定着させる。


















































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































