オイルフィルター

オイルフィルターは、エンジンオイル内の金属粉や汚れを除去し、エンジン内部を清潔に保つ重要な役割を担います。
これにより摩耗やトラブルを防ぎ、エンジンの寿命と性能を維持できます。
特に高回転・高温で作動する4サイクルエンジンでは、フィルターの性能が信頼性に直結します。定期的な交換が不可欠です。
オートバイの4サイクルエンジン用オイルフィルターは、エンジンの健康を守る「血液の浄化装置」のような存在です。
選ぶ際には以下のポイントを押さえておくと安心です。
ここで、呼び方が似ていて混乱しやすい「オイルクリーナー」「オイルフィルター」「オイルエレメント」ですが、実はそれぞれ微妙に意味が異なります。
以下にわかりやすく整理してみました。
| 呼称 | 指すもの | 備考 |
|---|---|---|
| オイルクリーナー | オイルを浄化する装置全般 | 技術文書や一部メーカー用語 |
| ★オイルフィルター | フィルター本体(ケース含む) | 一般的な呼び方 |
| オイルエレメント | フィルター内部のろ紙部分 | 部品交換時に使われること多い |

考慮すべき特徴
フィルターのタイプ
- カートリッジ式:外部に取り付けるタイプ。整備性が高く、スポーツバイクなどに多い。
- 内蔵式:エンジン内部に収めるタイプ。クラシックバイクや旧車に多く、Oリングの交換も必要。
適合性
- バイクのメーカー・車種に合ったものを選ぶことが最重要。
- 汎用品を使う場合は、必ず「車種適合表」を確認。
ろ過性能
- 高性能なフィルターは微細な金属粉やスラッジも除去可能。
- マグネット搭載タイプは金属粉の吸着力が高く、エンジン保護に優れる。
Oリングの有無
- 内蔵式の場合はOリング付きのセット商品が便利。オイル漏れ防止に必須。
信頼できるブランド
DAYTONA(デイトナ)

- 日本のバイクパーツメーカーで、整備性・性能・価格のバランスが良い。
- 「スーパーオイルフィルター」などは高ろ過性能で人気。
- マグネット搭載モデルもあり、スポーツ走行にも対応。
KIJIMA(キジマ)

- 老舗のバイク用品メーカー。品質と信頼性に定評あり。
- 「マグネットイン」タイプは金属粉除去に優れ、エンジン保護に効果的。
- 内蔵式・カートリッジ式ともに幅広い車種に対応。


















































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































