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*グローブ類

グローブ類
画像はイメージです。

2025年11月9日

グローブのニーズは、高い保護性能で手を守る安全性、通気性が良く長時間でも疲れない快適性、手にフィットし操作性を損なわない、高品質な素材で長く使用できる耐久性、スタイリッシュで個性を表現できるデザイン性などがあります。

 

グローブは安全性と快適性を兼ね備えた重要なアイテムです。

手の保護と操作性のバランスを考慮し、自分に合ったグローブを選んでください!

 

 

グローブの基本

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グローブの性能

  • 耐衝撃性: 手の甲や指関節を保護し、転倒時の衝撃を軽減。
  • 耐摩耗性: アスファルトなどとの摩擦から手を守る。
  • 防水性: 雨天走行時でも手を濡らさないための防水加工。
  • 通気性: 長時間のライディングでも手が蒸れない設計。
  • グリップ性: 滑り止め加工で、ハンドル操作を確実に。
  • 保温性: 冬用は断熱材やヒーター内蔵で冷えを防ぐ。
  • 柔軟性: 快適な操作感を損なわない柔軟な素材。

グローブのタイプ

  • レーシンググローブ: 耐久性と耐衝撃性に優れ、高速走行に最適化。
  • ツーリンググローブ: 長時間の使用を想定し、快適性と保温性を重視。
  • オフロードグローブ: 泥や埃に強く、通気性を確保。
  • 防水グローブ: 完全防水設計で、雨天時も安心。
  • 冬用グローブ: 厚手で断熱性が高く、寒冷地での使用に適応。
  • 夏用グローブ: 通気性が高く、軽量で快適。
  • 電熱グローブ: バッテリー駆動で発熱し、寒い環境でも手を暖かく保つ。
  • メカニカルグローブ: 高い柔軟性と操作性を追求したデザイン。

選び方のポイント

  • 用途に合うタイプ: レース、ツーリング、通勤など目的に応じて選択。
  • サイズ感: 手にフィットするものが操作性を向上。
  • 素材: 耐久性のある革、軽量な合成素材など、目的に応じた選択。
  • 機能性: タッチスクリーン対応や防水性などの追加機能を確認。
  • デザイン: 見た目と安全性を両立するスタイル。

オートバイのグローブは、ライダーとバイクの唯一の接点であり、安全性(防御)快適性(防寒・通気・防水)、そして操作性という3つの非常に重要な役割を担っています。

その機能と用途の違いによって、大きく以下の種類に分けられます。

オートバイ用グローブの種類

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走行カテゴリー・防御性による分類

種類主な用途特徴・機能
レーシンググローブサーキット走行、
スポーツ走行
【防御性特化】 最高の安全性を追求。
手の甲、指関節、手首に硬質なプロテクターカーボンプロテクターが多用されます。
転倒時に衝撃を受け流すスライダーを掌底に装備。
素材は耐久性・耐摩擦性に優れた天然皮革(牛革、カンガルー革など)が中心。
手首をしっかりと覆うロングカフで、手首や前腕の保護も徹底。
ツーリンググローブ長距離ツーリング、
一般走行
【快適性・機能性重視】 操作性と防御性、快適性のバランスがとれた万能型。
透湿防水素材(ゴアテックスなど)や防寒素材を組み込み、季節や天候の変化に対応。
スマホ操作が可能なタッチパネル対応機能や、振動吸収材を備えるモデルも多い。
ショート丈とロング丈があります。
オフロードグローブモトクロス、
エンデューロ、
林道走行
【操作性・通気性特化】 細かな操作や手の動きを妨げないよう、
薄手のテキスタイル(布)素材合成皮革を使用。
握りやすさを重視し、プロテクターは比較的控えめ(ナックルガード程度)。
泥や埃の侵入を防ぎつつ、通気性を確保します。
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季節・快適性による分類

種類主な用途特徴・機能
ウインターグローブ
(冬用)
冬季のライディング【防寒性・保温性特化】 厚手の中綿(シンサレートなど)や裏地で保温性を確保。
冷たい風の侵入を防ぐ防風フィルムや、水の浸入を防ぐ透湿防水フィルムを内蔵。
指の動きを犠牲にしないよう、素材の柔軟性にも配慮されています。
電熱グローブ厳冬期のライディング【発熱機能】 グローブ内部に電熱ヒーターを内蔵し、
バッテリーまたは車載電源から給電して発熱します。
特に冷えやすい指先まで温め、寒さによる操作性の低下や疲労を大幅に軽減できます。
サマーグローブ
(夏用)
夏季のライディング【通気性特化】 手の甲や指の間にメッシュ素材
パンチングレザー(穴あき加工された革)を広範囲に使用し、
走行風を取り込んでムレを軽減。軽量で着脱が容易なショート丈が主流です。
手のひらはグリップ操作を重視した素材が使われます。
オールシーズングローブ春・秋、
気温変化の少ない時期
【汎用性の高いバランス】 極端な暑さや寒さには対応しきれないものの、
幅広い気温に対応できる中厚手のグローブ。
多くの場合、多少の雨に対応できる簡易防水・撥水加工が施されています。
レイングローブ雨天走行【防水性特化】 メインのグローブの上から装着するオーバーグローブや、
単体で完全な防水機能を持つものがあります。
ハンドル操作に必要なグリップ力を失わないよう、
掌側には滑り止め加工が施されています。
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素材による特徴

グローブの素材は、防御性、操作性、快適性に直結します。

 

素材特徴・メリットデメリット主な用途
天然皮革
(牛革・山羊革・鹿革・カンガルー革など)
耐摩擦性・耐久性が非常に高い。
使い込むほど手に馴染み、フィット感が増す。
水に弱く、濡れると硬化しやすい
(メンテナンスが必要)。
通気性が低い。高価になりやすい。
レーシング、
ハイクラスツーリング、ヴィンテージ系
テキスタイル
(ナイロン、ポリエステルなど)
軽量で柔軟性が高く、操作性が良い。
通気性防水加工がしやすい。安価。
革に比べると
耐摩擦性・耐久性が劣る。
サマーグローブ、
ウインターグローブ、
オフロード、カジュアル
合成皮革
(合皮)
安価でお手入れが楽。
雨や汚れに比較的強い。
天然皮革に比べると
耐久性・耐摩擦性が劣る。
経年劣化が早い場合がある。
カジュアル、
エントリーモデル
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その他、重要な機能

機能役割装着メリット
プロテクター・スライダー転倒時の衝撃吸収・分散。
路面との摩擦による手の損傷を軽減。
手の甲や関節部の骨折、皮膚の損傷を防ぐ
高速域での走行やスポーツ走行では必須。
タッチパネル対応グローブを装着したまま、
スマートフォンやナビゲの操作を可能にする。
停車時のストレスを軽減
寒い時期にグローブを脱ぐ手間を省き、利便性が向上。
ロングカフ/ショートカフロングカフは手首まで覆い、
走行風や雨の侵入を防ぎ、防御性も高める。
ショートカフは手首が解放され、
着脱が容易でカジュアルな印象。
用途(ツーリング/街乗り)や
季節(冬/夏)に応じて選択。

ライダーが「どのようなシーンを走るか」「何を最も重視するか(安全性・快適性・操作性)」によって、最適なグローブは変わってきます。

Posted by 夏木 陽