*プロテクター類

プロテクターのニーズは、衝撃吸収性能でライダーを保護する安全性、通気性が良く長時間使用での快適性、ライディングで自由に動きやすい設計、体にフィットしずれにくい適合性、スタイリッシュなデザイン性などがあります。
プロテクターは安全性を確保するための必須アイテムです。
安心してライディングを楽しむために、自分の体に合ったものを見つけましょう!
ウエアプロテクターの性能

- 衝撃吸収性: 衝撃を効果的に分散し、怪我を最小限に抑える。
- 耐摩耗性: スライディング時に素材が擦り切れるのを防ぐ。
- 軽量性: 動きやすさと快適性を維持しながら、安全性を確保。
- 通気性: 蒸れを軽減し、長時間の使用でも快適。
- 柔軟性: 体の動きにフィットし、自然な操作を妨げない。
プロテクターのタイプと特徴
- 胸部プロテクター: 胸骨や肋骨を保護。安全基準に準拠したモデルが多い。
- 背中プロテクター: 背骨を守るため、CE規格に適合したモデルが推奨。
- 肩プロテクター: ジャケットに内蔵され、転倒時の肩の衝撃を軽減。
- 肘プロテクター: ジャケットやスーツに組み込まれ、肘の保護を強化。
- 膝プロテクター: パンツに装着し、転倒時の膝のダメージを防ぐ。
- 腰部プロテクター: 腰周りを保護し、安定性を向上。
- グローブプロテクター: 手の甲や指関節を保護し、操作性を維持。
- ブーツプロテクター: 足首やつま先を保護するため、硬い素材で覆われている。
選び方のポイント
- CE規格対応: ヨーロッパの安全基準に適合した製品を選ぶ。
- サイズ感: 体にフィットし、動きを妨げないものが重要。
- 使用用途: 街乗り、ツーリング、レースなど、目的に応じたモデルを選ぶ。
- 素材: 耐久性が高く、軽量な素材を使用したものが快適。
- 通気性: 長時間使用を考慮し、通気性の高い製品を選択。
ウエアプロテクターの種類
オートバイ用のプロテクターは、転倒や事故の際にライダーの身体を保護し、衝撃を吸収・分散することで、致命傷や重傷のリスクを軽減することが最大の役割です。
主な保護部位は、胸部、背中(脊椎)、肩、肘、膝などです。
インナープロテクター

種類と用途
| 種類 | 特徴 | 主な用途とメリット |
| ウェア内蔵型 | 長袖シャツ、ベスト、Tシャツ、タイツなどの インナーウェア(ベースレイヤー)に プロテクターパッドが縫い込まれている。 | 1. フィット感重視: 身体に密着するため、 転倒時のプロテクターのズレが少ない安心感。 2. ファッション性: 上から普段のジャケットや カジュアルウェアを着られるため、 おしゃれを楽しみたいライダーに最適。 3. 着脱の容易さ: ウェアとして着るだけで全身の プロテクションが完了する。 |
| 単体パッド装着型 | ライディングジャケットやパンツのポケットに、 別途購入したプロテクターパッドを挿入するタイプ。 | 1. アップグレード: 標準装備のプロテクターを、 より安全性の高いCE規格レベルの高いものや、 ソフト素材に交換できる。 2. 柔軟性: ジャケットを変えてもパッドを 入れ替えられる。 |
機能(インナーウェア内蔵型の場合)
- ズレ防止機能:
- 身体に密着するストレッチ素材を使用し、ライディング中の動きや転倒時にもプロテクターが正しい位置からズレにくい。
- 袖口などにサムホール(親指を通す穴)を設けて、袖の捲れ上がりを防ぐものもある。
- 快適性:
- 夏場は高通気性メッシュや接触冷感素材を使用し、蒸れや暑さを軽減。
- 冬場は保温性のある素材を使用し、体温調節をサポートする。
- 防御素材:
- プロテクターパッド自体には、硬質なハードタイプと、柔らかくフィット感の高いソフトタイプ(衝撃吸収フォーム素材など)があり、部位や用途によって使い分けられる。
- 最近は、普段は柔らかく、衝撃を受けると瞬時に硬化する粘弾性素材も人気。
アウタープロテクター

種類と用途
| 種類 | 特徴 | 主な用途とメリット |
| プロテクター内蔵 ジャケット/パンツ | ライディングウェア自体に、 最初からプロテクターが内蔵されているタイプ。 | 1. 手軽さ: ウェアを着るだけでプロテクターも 装着完了するため、最も手軽。 2. 統一感: ウェアのデザインとプロテクターのシルエットが 考慮されており、見た目の違和感が少ない。 3. 保護範囲: ウェアのサイズに合わせて作られているため、 正しい位置に装着しやすい。 |
| プロテクターベスト /ブレストガード | 胸部や背中(脊椎)を重点的に保護する、 単体で着用するベストやガード。 | 1. ピンポイント保護: 致命傷のリスクが高い胸部や脊椎を 特に強化したい場合に最適。 2. 着脱容易性: バックルやベルトで簡単に脱着でき、 休憩時などに外しやすい。 3. 高防御力: モトクロスやオフロードなど、 より高い防御力が求められるシーンでも使用される。 |
機能(内蔵ジャケット/パンツの場合)

- 耐摩耗性(生地):
- 転倒時に路面と擦れた際に、生地が破れて皮膚が損傷するのを防ぐため、強度の高い生地(高強度ナイロン、レザー、ケブラーなど)が使用されている。
- 固定と調節:
- プロテクターが内蔵されるポケットやベルクロ(マジックテープ)によって、プロテクターの位置を微調整し、体型に合わせることができる。
- 特に肘や肩のプロテクターは、ライディング姿勢で適切な位置に来るよう調整が重要。
- 防御素材:
- ハードタイプの樹脂製プロテクターが多く使用され、高い耐衝撃性と耐久性を持つものが多い。
- 快適機能:
- ジャケット自体の機能として、通気性(メッシュ)、防寒性、防水性なども兼ね備えていることが多い。
選び方のポイント(CE規格)
プロテクターを選ぶ際に最も重要な指標の一つがCE規格です。これはヨーロッパの安全基準であり、バイク用プロテクターの衝撃吸収性能を評価しています。
- CE規格 Level 1: 一定の衝撃吸収性能をクリアした一般的なレベル。
- CE規格 Level 2: Level 1よりもさらに高い衝撃吸収性能をクリアした、より安全性の高いレベル。
特に、胸部と背中(脊椎)は致命傷につながりやすいため、Level 2のプロテクターを選ぶことが強く推奨されます。


















































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































