モト・グッツィ Moto Guzzi
モト・グッツィ(Moto Guzzi)は、1921年にイタリアで設立された老舗オートバイメーカーです。
カルロ・グッツィ、ジョルジオ・パロディ、アンジェロ・パロディの3人が創設し、最初のモデル「ノルマーレ(Normale)」を発表しました。これにより、モト・グッツィはその革新的なエンジニアリングと独自のデザインで注目を集めました。
モト・グッツィの沿革で特筆すべきは、1930年代の「オット・チリンドリ(Otto Cilindri)」と呼ばれる8気筒エンジンバイクの開発です。この革新的なモデルは当時の技術水準を大きく超えるものでした。さらに、1950年代にはカルダノドライブを採用し、信頼性と耐久性を向上させました。
モト・グッツィのバイクの特徴としては、まずその独特のデザインとエンジン配置が挙げられます。
V型2気筒エンジンを横置きに搭載するスタイルは、他のメーカーとは一線を画しています。
また、エンジンとシャーシの一体感が高く、安定した走行性能を提供します。
特に「V7」シリーズや「カルフォルニア」シリーズは、クラシックなデザインと現代的な技術が融合しており、多くのライダーに愛されています。
また、モト・グッツィはツーリングバイクとしても評価が高く、長距離走行に適した快適な乗り心地と信頼性が特徴です。