ヤマハ YAMAHA

ヤマハ発動機(Yamaha Motor Co., Ltd.)は、1955年に日本で創業されました。
もともとは楽器メーカーのヤマハ株式会社の一部門としてスタートし、初めてのオートバイ「YA-1」が同年に発表されました。
YA-1は、その卓越した性能と信頼性で多くの賞を獲得し、ヤマハのオートバイ事業の成功を確立しました。
ヤマハのバイクの特徴は、多様なラインアップと革新的な技術です。
ヤマハは、スポーツバイク、クルーザー、オフロードバイク、スクーターなど、多種多様なバイクを製造しています。
特に「YZF-R1」や「MTシリーズ」は、高性能と先進的なデザインで多くのライダーに支持されています。
ヤマハのバイクは、信頼性と耐久性が高く、様々な環境で優れたパフォーマンスを発揮します。
また、ヤマハは環境に配慮したエンジン技術を採用しており、燃費性能や排出ガスの低減に努めています。
さらに、安全性と快適性を重視した設計が特徴で、最新の電子制御技術を取り入れたモデルも多くあります。
ヤマハは、モータースポーツにも積極的に参入しており、MotoGPやスーパーバイク世界選手権などで多くの成功を収めています。
このレース活動を通じて培った技術と経験は、市販車にもフィードバックされ、より高性能なバイクの開発に寄与しています
ヤマハ(YAMAHA)は、世界的に有名なオートバイメーカーであり、多くのモデルが高い評価を受けています。
特に、カスタムオプションやパフォーマンスに優れたモデルが多く、ライダーからの支持が厚いです。
また、維持費が低く、信頼性が高いとされています。
ヤマハのオートバイは、スポーツバイクからクルーザーまで幅広いラインナップを持ち、どのカテゴリーにおいても優れたバランスと快適性を提供します。
さらに、環境に配慮したエコフレンドリーなモデルも多く、持続可能な未来を目指しています。
これらの要素から、ヤマハは多くのライダーにとって信頼できるブランドとして広く認識されています。
このように、ヤマハはその歴史と伝統を持ちながらも、常に革新を追求し、多くのバイク愛好者から愛され続けているオートバイメーカーです。
アジア①/日 本 YAMAHAモーター 外部公式サイトへ
- 1. YAMAHA「YZF-R7」2025年モデル発売! グラフィック変更2カラーラインナップ(2024年12月5日)
- 2. YAMAHA新型「Ténéré700」登場! 2025年モデル大幅進化、ワイルドな「Ténéré700 Rally」同時発表(2024年11月4日)
- 3. YAMAHA新型「NMAX125」欧州で発表! 上級モデル「NMAX125 Tech MAX」も(2024年11月4日)
- 4. YAMAHA「XSR900」マイナーチェンジ! メーターやシート変更、ブラック×ゴールド新色追加(2024年11月4日)
- 5. YAMAHA「MT-03」2025年モデル欧州登場! 外観・カラー変更、スマホ連携機能搭載(2024年11月4日)
- 6. YAMAHA「TMAX」新型登場! 2025年フェイス一新ABSを搭載、「TMAX Tech MAX」も(2024年10月31日)
- 7. YAMAHA「AXIS Z」2025年モデル発売! ダークグリーンとパープルがラインナップ(2024年10月24日)
- 8. YAMAHA 新機構「Y-AMT」が生み出すMT-09 Y-AMT (2024年9月30日発売)
- 9. YAMAHA Cygnus Griffith (2024年9月24日発売)新色のマットブラックが登場!
- 10. YAMAHA「X FORCE Low」ニューモデル!ローダウン仕様のマイナーチェンジ(2024年8月27日発表)
- 11. YAMAHA「MT-03」「MT-25」2024年モデル発売! 2024年7月30日に販売を開始
- 12. YAMAHA「MT-09 Y-AMT」登場!次世代トランスミッション「Y-AMT」搭載年内発売!(2024年7月26日)
- 13. YAMAHA新型「MT-09 SP」発売! NEWモデルは足廻りと電子制御装備を強化(2024年6月14日)
- 14. YAMAHA「XSR900 GP」国内モデル発表! 1980年代GPマシン・YZR500をオマージュ(2024年4月19日)
- 15. YAMAHA「TRICITY 125」「TRICITY155」2024年モデル発売! 新色登場、カラーは各3色に(2024年4月11日)
- 16. YAMAHA「MT-07 ABS」マイナーチェンジ! TFTメーター、スマホ連携、新ハンドルバー採用(2024年3月22日)
- 17. YAMAHA「JOG125」2024年モデル登場! カラーバリエーションを変更発売、ニューカラーは2色(2024年3月19日)
- 18. YAMAHA「YZF-R7 ABS」2024年モデル発売! 90年代スーパースポーツカラーの新色で登場(2024年3月15日)
- 19. YAMAHA「MT-09 ABS」新型モデル発売|2024年型マイナーチェンジ、ライポジがスポーティに!(2024年3月14日)
- 20. YAMAHA「XMAX」スポーツスクーター2024年モデル登場! カラー変更(2024年3月14日)
- 21. YAMAHA「TMAX560 ABS」「TMAX560 TECH MAX ABS」2024年モデル登場! カラー変更(2024年2月29日)
- 22. YAMAHAが「Vino」の2024年モデルを発表! ニューカラーは3色登場、全6色をラインアップ(2024年1月25日)
- 23. YAMAHA「MT-10」ニューカラー発表! 新色はダークグレー!(2024年1月12日発売)
- 24. YAMAHA「YZF-R1」「YZF-R1M」カラー変更!(2024年1月12日発表)
YAMAHA「YZF-R7」2025年モデル発売! グラフィック変更2カラーラインナップ(2024年12月5日)

ヤマハ発動機販売はスーパースポーツモデル「YZF-R7」の2025年モデルを全国のYSPおよびアドバンスディーラーで発売した。
2022年2月に国内販売が開始されたヤマハ「YZF-R7」は、軽量な車体に排気量688ccのパワフルな並列2気筒エンジン搭載する。
コンセプト「Fun Master of Super Sport」のもと、ツーリングもサーキット走行も楽しめるモデルとして開発された。


■ヤマハ「YZF-R7」2025年モデルのカラーバリエーション
ヤマハのレーシングイメージを強調するカラー「ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)」と、
ダークトーンでまとめられた「マットダークグレーメタリック6(マットダークグレー)」の2色をラインナップ。
ブルーは前年モデルでも用意されていたが、グラフィックが変更された。
「ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)」
「マットダークグレーメタリック6(マットダークグレー)」


■ヤマハ「YZF-R7」2025年モデルの主なスペック
- 全長×全幅×全高 2070×705×1160mm
- ホイールベース 1395mm
- シート高 835mm
- 車両重量 188kg
- エンジン形式 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒
- 総排気量 688cc
- ボア×ストローク 80.0×68.5mm
- 圧縮比 11.5
- 最高出力 54kW(73PS)/8750rpm
- 最大トルク 67N・m(6.8kgf・m)/6500rpm
- 燃料タンク容量 13L(無鉛レギュラーガソリン指定)
- 変速機形式 6速リターン
- キャスター角 23°40′
- トレール 90mm
- タイヤサイズ(前・後) 120/70ZR17M/C(58W)・180/55ZR17M/C(73W)
- ブレーキ形式(前・後) ダブルディスク・シングルディスク
- 燃料消費率 WMTCモード値 24.6km/L(クラス3・サブクラス3-2)1名乗車時

■車両価格据え置き(消費税10%込み)
メーカー希望小売価格105万4900円。

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YAMAHA新型「Ténéré700」登場! 2025年モデル大幅進化、ワイルドな「Ténéré700 Rally」同時発表(2024年11月4日)

ヤマハ発動機は欧州で新型「Ténéré700」「Ténéré700 Rally」を発表した。

■YAMAHA「Ténéré700」「Ténéré700 Rally」欧州仕様の特徴
ヤマハが展開するミドルクラスのアドベチャーモデル「テネレ700」。国内では2020年から販売されている。
その欧州仕様・2025年モデルが現地で発表された。
スタイリングをはじめ、装備において大幅なアップデートが図られた。
新たに電子制御スロットルを搭載! 派生モデル「テネレ700ラリー」も登場

エンジンはこれまで通り「MT-07」のものをベースとした、689ccの水冷並列2気筒“CP2”エンジンを搭載。
新型は欧州の新排出ガス規制ユーロ5+に対応している。
ヘッドライトは新設計されたもので、フェイスデザインは大きく変わった。
メーターは5インチから6.3インチの縦型スクリーンに変更され、簡易的なナビ機能を搭載している。
アプリ「MyRide」を利用することでスマートフォンと連携も可能。
そして新たに電子制御スロットルを採用。
ライディングモードは、「スポーツ」と「エクスプローラー」の2つから選択可能。
そのほかオフロードでの走行性能を向上させるため、燃料タンクの位置を前方に移動。
車体の重量配分を改善した。加えてタンク幅が狭められ、シートはフラットな1ピース仕様に変更。
スムーズなライディングポジションの変更と車体操作ができるようアップデートされた。


さらに、ABSとTCS(トラクションコントロールシステム)を完全にオフにするボタンが搭載されている。
ABSのセッティングは3種類用意され、後輪のみABSを無効にすることもできる。
専用ボタン、またはメーターパネルからシーンにあわせて選択が可能だ。
通常の「テネレ700」のほかに、シート高の低い「ロー」バージョンもラインナップ。
こちらは通常よりも短いサスペンションが装着されている。
通常モデルがシート高875mmであるのに対し、ローダウン仕様のシート高は860mmとなる。
新型「Ténéré700」の登場にあわせ、よりオフロードライディング向けの装備が搭載された「Ténéré700 Rally」もラインナップ。
フルアジャスタブルの前後サスペンションは通常モデルよりも20mmストローク量がアップ。シート高は910mmとなっている。
車体には、アップフェンダーや分厚いフラットラリーシートを搭載。
チタン製ステップ、厚さ4mmのアルミニウム製スキットプレートも装備し、ラリーモデルらしいスタイリングに仕上げられている。
■YAMAHA「Ténéré700」「Ténéré700 Rally」欧州仕様のカラーバリエーション
往年のテネレを想起させるカラーとグラフィックをまとっているのも特徴。
- テネレ700 アイコンブルー
- テネレ700 フローズンチタニウム
- テネレ700ラリー スカイブルー


■YAMAHA「Ténéré700」「Ténéré700 Rally」欧州仕様のスペック
※【 】内はラリー
- 全長×全幅×全高 2370×935×1455mm【2370×935×1490mm】
- ホイールベース 1595mm
- 最低地上高 240mm【255mm】
- シート高 875mm【910mm】
- 車両重量 208kg【210kg】
- エンジン形式 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒
- 総排気量 689cc
- ボア×ストローク 80.0×68.6mm
- 圧縮比 11.5
- 最高出力 54kW(73.4PS)/9000rpm
- 最大トルク 68N・m/6500rpm
- 燃料タンク容量 16L
- 変速機形式 6速リターン
- キャスター角 27°
- トレール量 105mm
- ブレーキ形式(前・後) Φ282mmダブルディスク・Φ245mmシングルディスク
- タイヤサイズ(前・後) 90/90R21 M/C 54V・150/70R18 M/C 70V



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YAMAHA新型「NMAX125」欧州で発表! 上級モデル「NMAX125 Tech MAX」も(2024年11月4日)

ヤマハ発動機は欧州で新型「NMAX125」シリーズを発表。
そして、上級グレードの「NMAX125テックマックス」も新たに登場した。




テックマックスは、3.7インチのLCDディスプレイと4.2インチのフルカラーTFTディスプレイを標準装備。
スマートフォンとの接続はもちろん可能で、さらにガーミン製のナビゲーションシステムも利用できる。
シートは、スエードルックの高級感のある専用品を採用。ステッチはゴールド仕様となっている。
■YAMAHA「NMAX125」「NMAX125 Tech MAX」欧州仕様のカラーバリエーション
- NMAX 125|アイコンブラック
- NMAX 125|ミルキーホワイト


- NMAX 125 Tech MAX|セラミックグレー
- NMAX 125 Tech MAX|ダークマグマ


■ヤマハ「NMAX125」「NMAX125 Tech MAX」欧州仕様・2025年モデルの主なスペック
- 全長×全幅×全高 1935×740×1200mm
- ホイールベース 1340mm
- 最低地上高 125mm
- シート高 770mm
- 車両重量 132kg
- エンジン形式 水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒
- 総排気量 125cc
- ボア×ストローク 52.0×58.7mm
- 圧縮比 11.2
- 最高出力 9.0kW(12.2PS)/8000rpm
- 最大トルク 11.2N・m(1.1kgf・m)/6000rpm
- 燃料タンク容量 7.1L
- 変速機形式 Vベルト無段変速
- ブレーキ形式(前・後) Φ230mmディスク・Φ230mmディスク
- タイヤサイズ(前・後) 110/70-13M/C 48P・130/70-13M/C 63P

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YAMAHA「XSR900」マイナーチェンジ! メーターやシート変更、ブラック×ゴールド新色追加(2024年11月4日)

ヤマハ発動機は欧州で新型「XSR900」を発表した。

■YAMAHA「XSR900」欧州仕様・2025年モデルの特徴
新たに5インチTFTメーターを採用! 最新の排ガス規制に対応し新カラーを追加。
シリーズモデルである「XSR900 GP」の登場により、再び人気を集めているヤマハのヘリテイジスポーツモデル「XSR900」。
2025年モデルでは、欧州の新排出ガス規制ユーロ5+に対応。シート形状の変更や各部装備が多数アップデートされた。
メーターはこれまでのモデルよりも視認性の高い5インチのTFTメーターに変更。ディスプレイの表示を自分好みにセッティングできる仕様となった。
「MyRide」アプリを通して車両とスマートフォンとリンクすることが可能に。通知や天気の情報などをメーターに表示できるようになった。

■カラーリング
新色「ミッドナイトブラック」が登場。
ブラックのボディにゴールドの「YAMAHA」ロゴとホイールが特徴的な高級感あるカラーリングとなっている。
- ミッドナイトブラック
- レジェンドレッド


■ヤマハ「XSR900」欧州仕様・2025年モデルのスペック
- 全長×全幅×全高 2155×860×1155mm
- ホイールベース 1495mm
- 最低地上高 140mm
- シート高 810mm
- 車両重量 193kg
- エンジン形式 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列3気筒
- 総排気量 890cc
- ボア×ストローク 78.0×62.1mm
- 圧縮比 11.5
- 最高出力 87.5kW(119.0PS)/10000rpm
- 最大トルク 93.0N・m(9.5kgf・m)/7000rpm
- 燃料タンク容量 14L
- 変速機形式 6速リターン
- キャスター角 25°00′
- トレール量 108mm
- ブレーキ形式(前・後) Φ298mmダブルディスク・Φ245mmシングルディスク
- タイヤサイズ(前・後) 120/70ZR17M/C(58W)・180/55ZR17M/C(73W)
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YAMAHA「MT-03」2025年モデル欧州登場! 外観・カラー変更、スマホ連携機能搭載(2024年11月4日)

新色アイスストームが登場、鋭さを増したデザインに!

■YAMAHA「MT-03」欧州仕様・2025年モデルの特徴
定番の250ccネイキッド「MT-25」とともに、国内でもロングセラーとなっている「MT-03」が欧州でマイナーチェンジを受けた。
水冷並列2気筒エンジンは現地の新排ガス規制ユーロ5+に対応しつつ、出力は維持。
排気量321ccで、最高出力42PS・最大トルク3.0kgf-mを発揮する。
外観面では、テールカウルが変更されよりスポーティなデザインになっている。
ヘッドライトが変更されているかは不明だが、フロントマスクもシャープになった印象だ。
LCDメーターには、スマートフォンとの連携機能も追加された。
国内モデルに関しては未発表だが、共通の車体を採用するMT-25も合わせて新モデルに変更される可能性は高い。


■YAMAHA「MT-03」欧州仕様・2025年モデルのカラーバリエーション
ボディカラーは、新色の「アイスストーム」と既存の「アイコンブルー」「ミッドナイトブラック」の計3色をラインナップ。
- 新色:アイスストーム
- アイコンブルー
- ミッドナイトブラック



■YAMAHA「MT-03」欧州仕様・2025年モデルの主なスペック
- 全長×全幅×全高 2090×745×1070mm
- ホイールベース 1380mm
- 最低地上高 160mm
- シート高 780mm
- 車両重量 167kg
- エンジン形式 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒
- 総排気量 321cc
- ボア×ストローク 68.0×44.1mm
- 圧縮比 11.2
- 最高出力 30.9kW(42.0PS)/10750rpm
- 最大トルク 29.5N・m(3.0kgf・m)/9000rpm
- 燃料タンク容量 14L
- 変速機形式 6速リターン
- キャスター角 25°
- トレール量 95mm
- ブレーキ形式(前・後) Φ298mmシングルディスク・Φ220mmシングルディスク
- タイヤサイズ(前・後) 110/70R 17M/C(54H)・140/70R 17M/C(66H)

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YAMAHA「TMAX」新型登場! 2025年フェイス一新ABSを搭載、「TMAX Tech MAX」も(2024年10月31日)

ヤマハ発動機は2024年10月31日に欧州で新型「TMAX」シリーズを発表した。
上級グレードの「TMAX Tech MAX」とともに、スタイルを変更し、装備をアップデートしている。
■YAMAHA 「TMAX」「TMAX Tech MAX」欧州仕様・2025年モデルの特徴
ロングセラーの大型ATスポーツがまたしてもモデルチェンジ
ヤマハ「TMAX」の初期型は、2001年に欧州で発売された。
日本でもATスポーツの雄として独自の地位を築いているが、現地での人気はより高く、それゆえに頻繁にモデルチェンジされる。
ちなみに国内の現行モデルは「TMAX560」という名称だが、欧州では「TMAX」の名を維持している。


新型は、ポジションランプを内蔵した新たなヘッドライトを採用し、それに合わせてボディワークを変更。
MAXシリーズの特徴であるブーメラン形状のサイドカバーは活かしながら、ややラインがなめらかになり、丸みを帯びた印象。
排気量562ccの水冷並列2気筒エンジンは、欧州の新排ガス規制「ユーロ5+」に対応。
従来モデルと同じく電子制御スロットルを採用し、走行モードの切り替えが可能。
トラクションコントロールも搭載されている。そして、新型はコーナリングABSを装備した。
7インチのTFTメーターは機能をアップグレードし、3つの表示レイアウトの選択が可能に。
アプリを介したスマートフォンとの接続機能も備えている。
また欧州では、ガーミン製のナビゲーションシステムを無料で使用することもできる。
ジェットヘルメットが2個収納できるシート下ラゲッジや、フロントインナーボックス、スマートキーシステムといった便利な機能・機構は従来モデルと同様。
上級グレードの「TMAX Tech MAX」は、TMAXの装備に加え、電動スクリーン、クルーズコントロール、グリップヒーター、シートヒーター、
調整機能を有したリアショック、タイヤ空気圧監視システム(TPMS)などを標準で採用している。

■ボディカラーはそれぞれ2色ずつ発表された。現地では2025年3月に発売予定。
- TMAX|アイコンブラック
- TMAX|テックカモ
- TMAXテックマックス|セラミックグレー
- TMAXテックマックス|ダークマグマ




■ヤマハ「TMAX」「TMAXテックマックス」2025年欧州仕様スペック
- 全長×全幅×全高 2195×780×1415-1470
- 全長×全幅×全高 2195×780×1415-1525mm 「TMAXテックマックス」
- ホイールベース 1575mm
- 最低地上高 135mm
- シート高 800mm
- 車両重量 219kg
- 車両重量 221kg「TMAXテックマックス」
- エンジン形式 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒
- 総排気量 562cc
- ボア×ストローク 70.0×73.3mm
- 圧縮比 10.9
- 最高出力 35.0kW/7000rpm
- 最大トルク 55.0N・m/5250rpm
- 燃料タンク容量 15L
- 変速機形式 Vベルト無段変速
- ブレーキ形式(前・後) Φ267mmダブルディスク・Φ282mmシングルディスク
- タイヤサイズ(前・後) 120/70R15M/C 56H・160/60R15M/C 67H

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YAMAHA「AXIS Z」2025年モデル発売! ダークグリーンとパープルがラインナップ(2024年10月24日)

ヤマハ発動機販売は、高い燃費性能と軽快な乗り味が魅力の原付二種モデル「アクシスZ」の2025年モデルを発売した。
2025年モデルにはシックで高級感あふれる2色が登場。

■YAMAHA「AXIS Z」2025年モデルの特徴
2017年に登場した「AXIS Z」は、スタイリッシュなデザインと取り回しやすいコンパクトな車体が特徴のヤマハの125ccスクーター。
走りの楽しさと燃費・環境性能を高次元で両立するエンジン設計思想、“BLUE CORE”。
AXIS Zが搭載する空冷・4ストローク・SOHC・124cm3・2バルブ・FIエンジンは、平成32年排出ガス規制に適合。
SMG(スマートモータージェネレーター)を搭載し静粛でスムーズなエンジン始動が可能になっている。
また、パワー感を維持しながら扱いやすいエンジン特性を徹底追及し、優れた燃費と爽快な走りを両立している。
左ブレーキレバー(後輪ブレーキ)を操作すると、自動的に前輪にもバランスよくブレーキがかかる前後連動ブレーキ(UBS:Unified Brake System)を採用。
車体の挙動が穏やかになり、ブレーキ操作をサポートする。

足つき性を考慮した770mmのシート高は小柄な方にも優しく、乗り降りがしやすい軽量ボディを実現している。
駐輪場での取り回しやスタンド掛けなど扱いやすい車体となっている。
速度計や燃料残量計など、必要な情報をひと目で確認できるメーターパネル。
シンプルさの中に見やすさを追求した機能的なメーターとなっている。
12V,60/55Wのヘッドランプを採用しており、夜間走行時の安心感や、昼間走行時の良好な被視認性を実現。
666㎜を確保したロングシートは、自由度の高さが特長。体格や好みに合った快適なライディングポジションを取ることができる。質感の高さにも配慮したシートは、滑りにくい表皮を採用。直射日光のもとでも熱を溜めにくい仕様となっている。
シート下トランクは、ヤマハ125ccクラススクーターでトップを誇る 約37.5Lの容量を確保。
高い収納力で、ライダー用とタンデム用、ふたつのヘルメットを収めることが可能。
フロント部に使い勝手のよいコンビニフックを装備。
薄型ビジネスバッグや買い物袋を提げることが可能。
使わない時は折りたたんでコンパクトにできる。また、
小物を収納できる便利なフロントポケットも備えている。
■YAMAHA「AXIS Z」2025年モデルのカラーバリエーション
ライフスタイルに合わせてカラーコーディネイトがしやすいラインナップ。
新色のマットダークグリーンはダークトーンで深い緑味がかったグレーにより洗練された高い質感を表現したトレンドカラー。
パープルはよりスマートでファッショナブルなAXIS Zの独自性を表現、あなたの個性を演出する上品なカラーリング。
定番カラーのブラック、ホワイト、グレーの3色を加えた計5色で、生活のさまざまなシーンにマッチするラインナップとなっている。





- 新色:マットダークブルーイッシュグレーメタリック4
- 新色:ダークグレーイッシュパープルメタリック1(パープル)
- 継続色:グレーメタリックM(グレー)
- 継続色:マットダークイエローイッシュグレーメタリック4(マットブラウン)
- 継続色:ブルーイッシュホワイトカクテル1(ホワイト)
■YAMAHA「AXIS Z」2025年モデルスペック
- 全長×全幅×全高:1790×685×1145mm
- ホイールベース:1275mm
- 最低地上高:125mm
- シート高:770mm
- 車両重量:100kg
- エンジン形式:空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒
- 総排気量:124cc
- ボア×ストローク:52.4×57.9mm
- 圧縮比:10.2
- 最高出力:6.1kW(8.3PS)/7000rpm
- 最大トルク:9.8N・m(1.00kgf・m)/5000rpm
- 変速機形式:Vベルト式無段変速
- 燃料タンク容量:5.5L
- キャスター角:26゜30′
- トレール量:80mm
- タイヤサイズ(前・後):100/90-10 56J・100/90-10 56J
- ブレーキ形式(前・後):シングルディスク・ドラム
- 燃料消費率 WMTCモード値:51.9km/L(クラス1)1名乗車時
- 製造地:台湾
■価格
メーカー希望小売価格(消費税10%込)
従来モデルから2500円上がり、28万3000円。
YAMAHA 新機構「Y-AMT」が生み出すMT-09 Y-AMT (2024年9月30日発売)

ヤマハ「MT-09 Y-AMT」発売|新電子制御シフト機構「Y-AMT」を搭載、AT限定大型二輪免許でも運転できる!ヤマハ発動機販売は「MT-09」シリーズのニューモデル「MT-09 Y-AMT」を2024年9月30日に発売した。
新電子制御シフト機構「Y-AMT」については右記の記事を参照:YAMAHA「MT-09 Y-AMT」登場!次世代トランスミッション「Y-AMT」搭載年内発売!(2024年7月26日)
■YAMAHA MT-09 Y-AMT 2024年モデルの特徴
新機構「Y-AMT」が生み出す、次世代の操縦感覚。ハンドシフトとオートマチックのスイッチは、あらゆるシーンで楽しめる体験に。そのテクノロジーは、走る楽しみをさらにひろげる。
ヤマハ製オートバイ MT-09 Y-AMT は、新電子制御シフト機構“Y-AMT”を搭載。スポーツタイプのオートバイで、パワフルなエンジンと優れた操縦性能を持っています。

・エンジンとパフォーマンス
エンジン: 847ccの水冷4ストロークDOHC3気筒エンジンを搭載しており、最大出力は約115馬力です。
トルク: 高いトルクを発揮し、低回転からの加速が非常に良いです。
燃費: 燃費性能も優れており、長距離の走行でも経済的です。

・デザインとスタイル
フレーム: アルミニウム製のダイヤモンドフレームを採用し、軽量かつ高剛性を実現しています。
ボディ: スリムでエアロダイナミックなデザインが特徴で、スポーツバイクとしての印象を強調しています。
シート高: 815mmと低めで、女性ライダーにも取りやすい設計です。

・操縦性と安全性
サスペンション: フロントには41mmのインナーチューブ径を持つテレスコピックフォーク、リアにはモノショックを採用しています。
ブレーキ: フロントには径298mmのデュアルディスクブレーキ、リアには径245mmのシングルディスクブレーキを搭載しています。
タイヤ: スポーツタイヤを装着し、高いグリップ性能を持っています。
・その他の特徴
インターフェース: デジタルメーターとスマートキーを搭載し、操作性が向上しています。
オプション: 多くのオプションパーツが用意されており、カスタマイズがしやすいです。
■MT-09 Y-AMT 仕様諸元
・エンジン
種類: 847cc 水冷4ストローク DOHC 4バルブ 直列3気筒
ボア×ストローク: 78.0mm × 59.1mm
圧縮比: 11.5:1
燃料供給方式: 電子制御式燃料噴射装置
最高出力: 115PS / 10,000rpm
最大トルク: 87.5Nm / 8,500rpm
始動方式: セルスターター
潤滑方式: ウエットサンプ
・寸法・重量
全長: 2,075mm
全幅: 815mm
全高: 1,120mm
ホイールベース: 1,440mm
シート高: 820mm
乾燥重量: 188kg
燃料タンク容量: 14リットル
オイル容量: 3.4リットル
・シャーシ
フレーム形式: ダイヤモンドフレーム
サスペンション: フロント 41mm倒立式フォーク、リア リンク式モノショック
ブレーキ: フロント デュアルディスク 298mm、リア シングルディスク 245mm
タイヤサイズ: フロント 120/70ZR17、リア 180/55ZR17
キャスター角: 25°
トレール: 103mm
・電装系
バッテリー: 12V 8.6Ah
ヘッドライト: LED
テールランプ: LED
メーター: デジタルマルチファンクションメーター
・パフォーマンス
最高速度: 約220km/h
燃費: 22.2km/L(WMTCモード)
加速性能: 0-100km/h 約3.5秒
駆動方式: チェーン
これらの仕様は、MT-09 Y-AMT が持つパフォーマンスと信頼性を示すものであり、スポーツライディングやツーリングに最適な選択肢を提供します。

■発売価格
発売日:2024年9月30日
税込価格:約1,200,000円
YAMAHA Cygnus Griffith (2024年9月24日発売)新色のマットブラックが登場!

ヤマハ「シグナス グリファス」2024年モデル発売! 新色のマットブラックが登場、他の3色も細部を変更ヤマハ発動機販売は2024年8月7日、原付二種スクーター「シグナス グリファス」の2024年モデルを発表した。9月24日に発売される。
■YAMAHA シグナス グリファス 2024年モデルの特徴
・デザインとスタイル
スタイリッシュなデザイン: シグナス グリファスは、ヤマハのデザイン哲学に基づいた洗練されたスタイルを持っています。シンプルでエレガントな外観が特徴です。
コンパクトサイズ: シートの幅が広く、乗り心地が良いため、長時間の運転でも疲れにくい設計です。

・パフォーマンス
高出力エンジン: 124ccのエンジンを搭載し、強力なパフォーマンスを発揮します。スムーズな加速と高いトルクを提供します。
燃費性能: 燃費性能が優れており、経済的な運転が可能です。長距離の移動にも適しています。
・セキュリティと安全性
ABSブレーキシステム: ABSブレーキシステムが搭載されており、安全なブレーキングが可能です。特に悪天候時や急なブレーキング時に有効です。
デュアルシートベルト: フロントとリアにデュアルシートベルトが装備されており、乗員の安全性が高まっています。
・コンフォートと快適性
エアサスペンション: エアサスペンションが採用されており、道路の凹凸にも柔らかく対応できます。乗り心地が非常に良いです。
クールエアシステム: クールエアシステムが搭載されており、暑い季節でも快適に運転できます。
・便利機能
大容量トランクスペース: 大容量トランクスペースがあり、買い物や旅行時に便利です。
スマートキー: スマートキーが採用されており、キーを持ち歩く手間が省けます。
・環境性能
低排出ガス: 環境に優しい低排出ガス仕様で、エコドライブをサポートします。
ハイブリッドシステム: ハイブリッドシステムが搭載されており、燃費性能と環境性能の両方を高めています。
このように、ヤマハのシグナス グリファス 2024年モデルは、パフォーマンス、安全性、快適性、環境性能の面で多くの改良が施された優れたスクーターです。長距離の移動や日常の移動にも最適な車両です。
■「Cygnus Griffith」の仕様諸元

- 全長×全幅×全高: 1935×690×1160mm
- ホイールベース: 1340mm
- 最低地上高: 125mm
- シート高: 785mm
- 車両重量: 125kg
- エンジン: 124cc、水冷4ストSOHC4バルブ単気筒
- ボア×ストローク: 52.0×58.7mm
- 圧縮比: 11.2
- 最高出力: 9.0kW(12PS)/8000rpm
- 最大トルク: 11N・m(1.1kgf・m)/6000rpm
- 燃料供給方式: フューエルインジェクション
- 燃料タンク容量6.1L
- 燃料消費率: WMTCモード値 44.5km/L(クラス1)1人乗車時
- 始動方式: セルフスターター
- 変速機: CVT(無段変速機)
- キャスター角: 26°30′
- フレームタイプ: ダイヤモンドフレーム
- サスペンション: フロント:テレスコピック、リア:ユニットスイング
- ブレーキ形式(前・後)シングルディスク・シングルディスク
- タイヤサイズ(前・後)120/70-12 51L・130/70-12 56L
- カラー:マットブラック ブルー ホワイト ブラック
■発売価格
発売日:2024年9月24日(火)
税込価格:37万4000円
YAMAHA「X FORCE Low」ニューモデル!ローダウン仕様のマイナーチェンジ(2024年8月27日発表)

ヤマハ「Xフォース ロウ」もニューモデルに! シート高を30mm下げて足つき性を良好にしたローダウン仕様車
2024年8月27日、ヤマハ発動機販売は「Xフォース」のマイナーチェンジに伴って、アクセサリーパッケージ車「Xフォース ロウ」のニューモデルも発表した。

■短距離で頻繁に乗り降りする人にローダウン仕様

155ccスクーターの「X FORCE」がマイナーチェンジを受け、新型となった。
ニューモデルはリアフェンダーの形状を変更し、泥よけ効果を高めている。
それに伴って、アクセサリーパッケージ車の「X FORCE Low」も新しくなった。
「X FORCE Low」はワイズギア製品の純正ローダウンシート(税込2万1450円)をはじめから装着した仕様となっている。
スタンダードモデルのシート高は815mmだが、ローダウンシートによって座面が下がることで、乗車時に最大約30mmの足つき性アップを実現する。
なお、シートベースは共通のためシート下トランクの容量(約23.2L)は変わらない。
カラーバリエーションはスタンダードモデルと同様の全4色。




■X FORCE Low仕様
- 認定型式/原動機打刻型式:8BK-SG79J/G3S5E
- 全長/全幅/全高:1,920mm/760mm/1,120mm
- シート高:815mm
- 軸間距離:1,340mm
- 最低地上高:125mm
- 車両重量:130kg
- 燃料消費率定地燃費値:48.1km/L(60km/h) 2名乗車時
- WMTCモード値 :40.9km/L(クラス2 サブクラス2-1)1名乗車時
- 原動機種類:水冷, 4ストローク, SOHC, 4バルブ
- 気筒数配列:単気筒
- 総排気量:155 cm3
- 内径×行程:58.0×58.7mm
- 圧縮比:11.6:1
- 最高出力:11kW(15PS)/8,000r/min
- 最大トルク:14N・m(1.4kgf・m)/6,500r/min
- 始動方式:セルフ式
- 潤滑方式:ウェットサンプ
- エンジンオイル容量:1.00L
- 燃料タンク容量:6.1L(無鉛レギュラーガソリン指定)
- 吸気・燃料装置/燃料供給方式:フューエルインジェクション
- 点火方式:TCI(トランジスタ式)
- バッテリー容量/型式:12V,6.5Ah(10HR)/GT7B-4
- 1次減速比/2次減速比:1.000/10.208 (56/16 x 35/12)
- クラッチ形式:乾式, 遠心, シュー
- 変速装置/変速方式:Vベルト式無段変速/オートマチック
- 変速比:2.281~0.717:無段変速
- フレーム形式:アンダーボーン
- キャスター/トレール:26°30′/99mm
- タイヤサイズ(前/後):120/70-13M/C 53P(チューブレス)/ 130/70-13M/C 57P(チューブレス)
- 制動装置形式(前/後):油圧式シングルディスクブレーキ/油圧式シングルディスクブレーキ
- 懸架方式(前/後):テレスコピック/ユニットスイング
- ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプ:ハロゲンバルブ(12V,55W×2)
- 乗車定員:2名
■価格
税込41万8000円(スタンダードモデルからプラス1万1000円)
2024年9月20日に発売予定。
車体色は撮影条件、モニターなどにより実際の色と異なる場合があります。
X FORCE Lowはローダウンシートを装着したパッケージ仕様。
X FORCE Low用ローダウンシートは取扱い販売店での装着。
価格は参考価格。販売会社希望小売価格、メーカー希望小売価格は消費税率10%に基づく価格。
販売会社希望小売価格(リサイクル費用含む)には保険料、税金(消費税除く)、登録などに伴う諸費用は含まれていません。
X FORCE (基本車)は2年保証、ローダウンシートは1年保証。
本仕様は予告なく変更することがあります。
仕様変更などにより、写真や内容が一部実車と異なる場合があります。
YAMAHA「MT-03」「MT-25」2024年モデル発売! 2024年7月30日に販売を開始

ヤマハ「MT-03」「MT-25」2024年モデル発売! 新型MT-09とのリレーションを図った新色が登場ヤマハ発動機販売は2024年6月25日、「MT-03」と「MT-25」の2024年モデルを発表した。
■ヤマハ「MT-03」「MT-25」2024年モデルの特徴
日常生活からレジャーまで毎日乗りたくなるような“ワクワク”を提供。
共通の車体の兄弟車で、水冷DOHC4バルブ並列2気筒エンジンを搭載した、ヤマハ「MT-03」320ccと「MT-25」249cc。
ダイヤモンドフレームにKYB製倒立フォークとKYB製モノクロスサスペンションを採用。
シート高は780mm、車重は167kgと軽く、アップライトなバーハンドルは、扱いやすさにも貢献。
市街地で常用する低・中回転域での扱いやすさとワインディングなど高回転域での高揚感を両立している。

排気量320ccのMT-03は余裕ある加速フィールを、249ccのMT-25は軽快さと扱いやすさの好バランスを追求。
ともにレスポンスの良さと低燃費を両立する最適マッピングのフューエルインジェクション、軽量かつ高温強度に優れるアルミ鍛造ピストン、ロス馬力低減を図るためオフセットしたオールアルミ製DiASilシリンダー、浸炭コンロッドなどのテクノロジーを惜しみなく投入。
■ダークグレーの新色が登場(ダークブルーイッシュグレーメタリック8)

上段がMT-03 ダークブルーイッシュグレーメタリック8(ダークグレー)

上段がMT-25 ダークブルーイッシュグレーメタリック8(ダークグレー)
2024年モデルは、新色のダークブルーイッシュグレーメタリック8(ダークグレー)が登場した。
- MT-03 ダークブルーイッシュグレーメタリック8(ダークグレー)
- MT-03 ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)
- MT-03 マットダークグレーメタリック8(マットダークグレー)
- MT-25 ダークブルーイッシュグレーメタリック8(ダークグレー)
- MT-25 ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)
- MT-25 マットダークグレーメタリック8(マットダークグレー)
■ヤマハ「MT-03」「MT-25」2024年モデルスペック
- MT-03 MT-25
- 全長×全幅×全高:2090×755×1070mm
- ホイールベース:1380mm
- 最低地上高:160mm
- シート高:780mm
- 車両重量:167kg
- エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
- 総排気量:「MT-03」320cc
- 総排気量:「MT-25」249cc
- ボア×ストローク:「MT-03」68.0×44.1mm
- ボア×ストローク:「MT-25」60.0×44.1mm
- 圧縮比:「MT-03」11.2
- 圧縮比:「MT-25」11.6
- 最高出力:「MT-03」31kW(42PS)/10750rpm
- 最高出力:「MT-25」26kW(35PS)/12000rpm
- 最大トルク:「MT-03」30N・m(3.1kgf・m)/9000rpm
- 最大トルク:「MT-25」23N・m(2.3kgf・m)/10000rpm
- 燃料タンク容量:14L
- 変速機形式:6速リターン
- キャスター角:25°00′
- トレール量:95mm
- ブレーキ形式(前・後):シングルディスク・シングルディスク
- タイヤサイズ(前・後):「MT-03」110/70R17(54H)・140/70R17(66H
- タイヤサイズ(前・後):「MT-25」110/70-17M/C(54S)・140/70-17M/C(66S)
- 燃料消費率 WMTCモード値:「MT-03」25.4km/L
- 燃料消費率 WMTCモード値:「MT-25」25.8km/L
- 製造国:インドネシア
■価格
車両価格は据え置き。
メーカー希望小売価格(税込):MT-03 68万7500円
メーカー希望小売価格(税込):MT-25 63万2500円

YAMAHA「MT-09 Y-AMT」登場!次世代トランスミッション「Y-AMT」搭載年内発売!(2024年7月26日)

クラッチ操作とシフト操作を自動で行なう、新世代のトランスミッション「Y-AMT」を搭載した「MT-09 Y-AMT」が欧州と日本で発表!国内仕様は年内発売予定で、今後も「MT-09」以外にもY-AMT搭載車のラインアップを増やしていく予定!
ヤマハがMTとATの技術を融合させる研究に着手したのは、1990年代後半のことです。
当時、すでに四輪車の世界ではAT車の普及が進んでおり、ドライバーが自分のタイミングでギアを変更できるセミAT機構も発展していました。その流れを受けて、二輪車市場でも同様の技術が求められるようになると予測し、2000年代初頭に本格的な開発がスタートしました。
■クラッチ操作とシフト操作を自動で行なう「Y-AMT」
「Y-AMT」とは「YAMAHA AUTOMATED MANUAL TRANSMISSION」の略。
MT変速機構に、シフト操作を行うシフトアクチェーター、クラッチ操作を行うクラッチアクチュエーターなどを搭載したのが、「Y-AMT」の基本となる構成。
通常のマニュアルトランスミッションに、クラッチ操作とシフト操作をモーターを使ったアクチュエーターがライダーの代わりに操作することで、ATモードとMTモードを実現したトランスミッションです。
機構的には、通常のマニュアルトランスミッション車にクラッチ操作用とシフトチェンジ用の2つのアクチュエーターと、制御するためのコンピューター(MCU)を追加する構造。

「Y-AMT」とは「YAMAHA AUTOMATED MANUAL TRANSMISSION」の略
クラッチレバーがないので、AT限定の大型自動二輪免許で乗れます。
ハンドル右側のAT/MTスイッチ操作によりマニュアルトランスミッション(MT)モードに加え、自動でギアシフトを行うオートマチックトランスミッション(AT)モードも搭載する。
MTモードでは、手動でクラッチレバーを操作することなく、ワンタッチで高速かつ正確なギアシフトが可能。
■2種類のATモードとMTモードで状況に応じて楽しめる

アクチュエーターから伸びた短いロッドを介してクラッチのレリーズを操作
Y-AMTにはATモードと自分のタイミングでシフト操作が可能なMTモードが用意されていて、ATモードは通常の「D」モードに加えて「D+」モードも用意されています。これはシフトアップのタイミングをより高回転とし、シャープなレスポンスも追求したモードで、シフト操作をせずともスポーティに走れるモードです。
ライダーはシフト操作を左スイッチボックスに追加された「+」「-」のシフトレバーを介して、指先ひとつでシフト操作を完了できるので、シフト操作をすばやく行なうことが可能。ATモードであっても、シフトレバーを操作すれば、いつでもマニュアル操作が可能になっています。

アクチュエーターからつながるシフトロッドでミッション操作
アクチュエーターから伸びた短いロッドを介してクラッチのレリーズを操作する仕組みで、制御はMCUと呼ばれるコンピューターが行います。このロッドにはスプリングが内蔵され、操作の前段階から蓄えた力をスプリングを使って解放することで、ロッドによるシフト操作をすばやく行えるよう工夫されていたりします。
■スマートキーも標準装備して年内国内発売予定!

上段左:ATモードとMTモードスイッチ、上段右:クラッチレバーがない、下段左:スマートキーシステム、下段右モード表示パネル
「MT-09」は、ものすごく高性能なバイクで、その性能をフルに使い切ることは、正直なかなか難しい。
初搭載車がMT-09だったのかは、ヤマハが開発の主眼とした「スポーティな走りの次元をもっと高める」というテーマを体現するのに、MT-09が最適と判断したから。

開発の目的がATモードやクラッチ操作が不要というイージーライドの魅力もありますが、それよりもスポーツランを積極的に楽しむのに使って欲しい、開発陣の強い思い入れが感じられます。「MT-09」というファンライドのスポーツバイクに「Y-AMT」というシステムを搭載することで、「MT-09」の世界観をさらに高めているのです。
左足のシフトペダルはなく、エンジンの後ろのスペースにはアクチュエーターとシフトロッドがカバーされてレイアウトされています。ライダーの意思に直結したすばやいシフト操作を狙ってのスイッチシフトなので、従来のMT車と同様のシフトペダルを装着する予定はないそうです。
MT-09SPに採用されたばかりのスマートキーシステムも搭載し、利便性も大きく高められました。
ヤマハはY-AMT搭載モデルをMT-09以外にも複数機種展開する予定なので、今後の展開とバリエーション拡大にも大いに期待できます。
■MT-09 Y-AMT 仕様諸元
・エンジン
種類: 847cc 水冷4ストローク DOHC 4バルブ 直列3気筒
ボア×ストローク: 78.0mm × 59.1mm
圧縮比: 11.5:1
燃料供給方式: 電子制御式燃料噴射装置
最高出力: 115PS / 10,000rpm
最大トルク: 87.5Nm / 8,500rpm
始動方式: セルスターター
潤滑方式: ウエットサンプ
・寸法・重量
全長: 2,075mm
全幅: 815mm
全高: 1,120mm
ホイールベース: 1,440mm
シート高: 820mm
乾燥重量: 188kg
燃料タンク容量: 14リットル
オイル容量: 3.4リットル
・シャーシ
フレーム形式: ダイヤモンドフレーム
サスペンション: フロント 41mm倒立式フォーク、リア リンク式モノショック
ブレーキ: フロント デュアルディスク 298mm、リア シングルディスク 245mm
タイヤサイズ: フロント 120/70ZR17、リア 180/55ZR17
キャスター角: 25°
トレール: 103mm
・電装系
バッテリー: 12V 8.6Ah
ヘッドライト: LED
テールランプ: LED
メーター: デジタルマルチファンクションメーター
・パフォーマンス
最高速度: 約220km/h
燃費: 22.2km/L(WMTCモード)
加速性能: 0-100km/h 約3.5秒
駆動方式: チェーン
これらの仕様は、MT-09 Y-AMT が持つパフォーマンスと信頼性を示すものであり、スポーツライディングやツーリングに最適な選択肢を提供します。

YAMAHA新型「MT-09 SP」発売! NEWモデルは足廻りと電子制御装備を強化(2024年6月14日)

ヤマハ新型「MT-09 SP」発売! 2024年モデルは足まわりと電子制御装備を強化、スマートキーも採用2024年6月14日、ヤマハ発動機販売は「MT-09 SP」の2024年モデルを発表した。7月24日に全国の取扱店で発売される。
※「MT-09」の詳細は、次の投稿を参照ください。
YAMAHA「MT-09 Y-AMT」登場!次世代トランスミッション「Y-AMT」搭載年内発売!(2024年7月26日)
※「Y-AMT」の詳細は、次の投稿を参照ください。
YAMAHA 新機構「Y-AMT」が生み出すMT-09 Y-AMT (2024年9月30日発売)
■YAMAHA「MT-09 SP」2024年モデルの特徴
「MT-09」の基本機能に加えた、新型上級グレード「MT-09 SP」モデル専用スペシャル仕様
一新したスタイリングや、888ccの水冷DOHC並列3気筒エンジンは新型「MT-09」と共通。
ライディングをより快適にするためスマートキーの採用や、前後にフルアジャスタブルサスペンションを搭載している。


■ライディングの質を高める調整可能なフロントサスペンション
専用開発されたフルアジャスタブルKYB製フロントサスペンションはプリロードと左右それぞれ伸圧減衰調整機構を備えるフルアジャスタブル。
圧側は高速・低速を個別に変更でき、より細かいセッティングが可能。
またインナーチューブには滑らかな作動性・作動感を実現するDLCコーティングを施し、性能のみならず質感も向上。
■専用開発されたリアサスペンション
リアサスペンションは専用開発のオーリンズ製で、リモート調整式プリロードを備えたフルアジャスタブルサスペンションを装着。
工具不要で減衰調整とプリロードの調整が可能となっており、手軽に細かく調節することができより快適な乗り心地に寄与している。
■強力かつスムーズな制動力を発揮するブレンボ製キャリパー
軽量でありながらも剛性を保持した大径のピストン仕様のブレンボ製モノブロックキャリパー「Stylema®」を採用。
ライダーのブレーキ入力を直接的かつ効率的に伝達し、コントロール性が向上。強力でスムーズな制動力を発揮する。
ブレーキパッドの周囲に広い開口部を設定することで気流が増加。軽量化と冷却性を同時に向上させている。
■ワンアクションでロック/解除できるスマートキー
スマートキーシステムを採用し、キーを取り出すことなくエンジン始動ができる。
車両のメインスイッチを押しまわすワンアクションで、電源ONやハンドルロックも解除可能。
フューエルリッド(燃料タンクキャップ)のロック/解除もこのシステムで行えるため、
暗がりなどで鍵穴を探す手間が省け、使い勝手が向上している。
■エンジンブレーキの強さを制御するEBMを装備
サーキット走行を想定したYRC (Yamaha Ride Control)TRACKテーマを追加している。
サーキット走行をより想定しライディングモードは「TRACKモード1~4」があり、それに合わせたメーター表示も可能。
■YAMAHA「MT-09 SP」2024年モデルのスペック

- 全長×全幅×全高:2090×820×1145mm
- ホイールベース:1430mm
- 最低地上高:140mm
- シート高:825mm
- 車両重量:194kg
- エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
- 総排気量:888cc
- ボア×ストローク:78.0×62.0mm
- 圧縮比:11.5
- 最高出力:88kW(120PS)/10000rpm
- 最大トルク:93N・m(9.5kgf・m)/7000rpm
- 燃料タンク容量:14L(無鉛プレミアムガソリン指定)
- 変速機形式:6速リターン
- キャスター角:24°40′
- トレール量:108mm
- タイヤサイズ(前・後):120/70ZR17(58W)・180/55ZR17(73W)
- ブレーキ形式(前・後):ダブルディスク・シングルディスク
- 燃料消費率 :WMTCモード値21.1km/L(クラス3・サブクラス3-2)1名乗車時
- 製造国:日本
■価格
メーカー希望小売価格:144万1000円(消費税10%込)
スタンダードモデルから+18万7000円の税込144万1000円。

YAMAHA「XSR900 GP」国内モデル発表! 1980年代GPマシン・YZR500をオマージュ(2024年4月19日)

ヤマハ発動機販売は2024年4月19日、ニューモデル「XSR900 GP」国内仕様車の詳細を発表した。全国のYSPおよびアドバンスディーラーで5月20日に発売される。
2023年秋に欧州で発表されたヤマハの新型車「XSR900 GP」が国内デビューを果たす。
先人達が築き上げたヤマハレーシングヒストリーを紡ぎ、ハンドルやガソリンタンク一つ一つの形状にも拘りライダーとマシンが一体となった機能美を追求。
オマージュが感じられるポイントをちりばめ80年代のノスタルジーを感じさせながらも現代の技術と融合しヤマハらしい造形美を創り出す。

エッジを効かせず流線形を意識したシンプルで丸みがある全体のシルエット、
シルバーに輝きデルタボックスを思わせるメインフレームの形状、
台形型で上部がフラットなシートカウル、アッパーカウルの造形と別体式ナックルバイザー、
ゼッケンプレートをモチーフにしたフロントマスク。
デザイン性・走行性能を視覚的に訴求するアッパーカウルの造形。
カウル上部とフレームを繋ぐステーは、3XV(TZR250R)の樹脂製ナット形状をアルミナットで復刻し丸パイプをかぶせるようにベータピンで留めている。
メーターの支えには長方形の肉抜き加工を施した段付けの直線ステーを採用。
ボディカラーに合わせた、車体と一体感のあるシートカウルを別売りのアクセサリーとして設定。
カバーにはストッパーの役割を果たすパッドが備わり、レーシングマシンのようなフォルムを再現している。
■YAMAHA「XSR900 GP」の特徴


トルクフルな888cm3・水冷・DOHC・直列3気筒・フューエルインジェクションを搭載したエンジン。
大きな駆動力を自在に操るために、「軽量・スリム・コンパクト」にこだわり抜いた。
ピストン、コンロッド、クランクシャフト、カムシャフト、クランクケースなど、主要パーツのほとんどを専用設計している。
また、燃焼室はコンパクトにすることで、素早い燃焼で高いトルク性能を発揮、燃費改善も合わせて実現している。
高機能・6軸の「IMU」を搭載、IMUの情報を受け取り車両側にフィードバックするECUには、3種の制御システムを搭載。
- 「バンク角も反映したTCS (トラクションコントロールシステム) 」
- 「旋回性をサポートするSCS(スライドコントロールシステム)」
- 「前輪の浮き上がり傾向時にライダーを支援するLIF(リフトコントロールシステム)」
加えて、車体がバンクしている途中の横滑りを検知しブレーキ圧力を制御するBC(ブレーキコントロール)も装備。
個々の制御は相互に連動し、ライダーが運転操作に集中できるよう支援、マシンのポテンシャルを効率よく引き出す。
また各システムとも、介入レベル調整、及びON・OFF設定を一括して紐づける制御メニューのYRC(Yamaha Ride Control)モードを搭載している。
テールパイプは左右シンメトリー排気で、左右から音圧を感じることにより、トルク感ある排気音を実現。
エキゾーストパイプは、気筒別に曲がり具合や長さが異なるステンレス製で、優れた脈動効果を達成。
これらの排気系はマス集中化に貢献するのみならず、低速での心地よい低周波音を奏でる。
軽い力でクラッチ操作ができ、選択ギアと走行速度が合わないときでも、車体挙動を穏やかにしてくれるアシスト&スリッパー(A&S®)クラッチを搭載。運転時の疲労を軽減し、快適な乗り心地に繋げる。
メインフレームは、最新のCFアルミダイキャスト技術を用いて、もっとも薄い部分の肉厚は1.7mmを実現。
同時に直進安定性と操縦性を両立させるために、縦・横・捩り剛性のバランスを最適化した。
適切なライディングポジションによるフロント荷重の増加に対応するため車体全体の剛性をチューニングした。
ヘッドパイプの左右を連結し、板金の板厚調整や連結部分の太さを変更。
エンジンを吊るす板金も厚みを持たせ、フレームとスイングアームを結ぶピボットの締結剛性も最適化。
リアフレームもパイプの一部の板厚を変更、これら板金と締結部分の調整を中心にねじり剛性を強化しコーナリング中の安定感向上を図っている。
ホイールには、ヤマハ独自の”SPINFORGED WHEEL“技術を採用し、軽量化と高次元な操縦性に大きく貢献。
ステアリングステムの主な構造はフロント荷重増大に対応するためハンドリングをリセッティング。

ステムシャフトのアルミ化で、軽量化と剛性の最適化を実現。ステムシャフトは、材質をアルミに変更しトップと下部のキャップも廃止した。アルミ化により軽快かつ操縦性の安定感をもたらし、剛性の最適化と軽量化も実現。
また、ステムシャフトの下部キャップの着脱の手間なく、フロントレーシングスタンドの使用が可能となっている。
快適性も考え抜いたライディングポジション。セパレートハンドルを採用しながらも過度の前傾姿勢にならぬよう垂れ角や絞り角を調整し、シート形状とヒップポジションを合わせて最適化。ステップの高さや前後位置のバランスも図った。
これらのセッティングにより、レーシーな雰囲気でありながらも週末のツーリングや日常での街乗りなどで楽しめる快適性を確保。
ステップ形状やシート形状の最適化により身体の一部分に負担をかけることなく高速道路を走り目的地のセカンダリーロードを気持ちよく走ることができる。
操作性にすぐれスポーティな走りを支えるブレーキレバーに加えクラッチレバーにもアジャスター機構を装備。
フロントブレーキのマスターシリンダーのピストンにはレバーと同方向に動くラジアルマスターシリンダーを搭載。
ライダーの入力を直線的にブレーキ油圧に伝えることが可能となりリニアなコントロール性をもたらす。
クラッチレバーには、ライダーの好みや手の大きさに対応するアジャスター機構を追加。
形やタッチ、質感にもこだわっている。
フロント・リアのサスペンションは、XSR900 GPに専用開発したKYB製サスペンションを搭載。
プリロード・圧縮・伸びが調整可能なフルアジャスタブルで、高荷重に対応するセッティングを施している。
圧縮側減衰が高速・低速の2系統で独立したセッティングが可能となり、2022年モデルXSR900比で調整段階は低速側はフロントで11段から18段に、伸びも11段から26段と幅が広がった。
リアはプリロードアジャスターをカム式7段からリモートコントローラー付きの油圧ダイアル式24段に変更。
また、新たに圧縮の調整が可能となった。調整用のツールはすべてシート下に収納している。

大型で視認性に配慮した5インチTFTディスプレイ。
表示項目が見やすくハンドルスイッチの直感的な操作で切り替えが可能。
速度や燃料計、平均燃費、水温計、気温計、シフト位置などの表示機能を搭載。
各機能の情報操作やセレクトはハンドルスイッチの操作で行う。
またシンプルでオーソドックス、情報量重視、XSR900 GP専用のテーマやスロットルの動きを視覚化したテーマから選択が可能。また、ETCインジケーターの表示機能も備えている。
走行モードはワインディングやサーキットではエンジンレスポンスを高め、市街地や雨の日はエンジン出力を押さえるなど、様々な路面状況に合わせた走行が可能なYRC (Yamaha Ride Control)モード。
ライダーの好みに合わせてエンジンの出力特性や各種電子デバイスの介入度をセレクトできる。プリセットされた3パターンの他、カスタマイズ枠を2パターン設ける。
Y-ConnectからYRCセッティングを操作可能。非乗車時でもスマホでセッティングの作り込みができ、YRCモードごとに最大40パターンの保存ができる。
例えば、サーキット走行の際に路面コンディション、タイヤなどの違いによってあらかじめ予測したセッティングデータを作成しておき、実際の走行時に変更・調整が素早くできる。
スマホからの画像転送も可能で、その中のお気に入りの画像をTFTメーターに表示することが可能。
またナビアプリ(Garmin StreetCross)をスマホにインストールしBluetoothで接続することでTFTメーター上でナビゲーション機能が利用できる。
目的地設定とルート選択は、スマホで行い、設定後TFTメーターに表示されたマップの拡大・縮小はハンドルのスイッチ操作で行う。同ナビアプリは渋滞情報をリアルタイムで反映しており、迂回路表示や到着予想時刻、目的地周辺の天気や気温も表示。ツーリングをサポートする。
直感的な操作性向上のため、新設計の統合ハンドルスイッチを採用。ボタン形状、動作感は直感的な操作しやすさにこだわった。
フレキシブルな基盤を組み込むことで多様な機能を集約。
クイックシフターはシフトアップ、シフトダウン時のシフトペダルの動きをシフトロッドにあるセンサーが検知すると、ECU演算により出力を補正。
ギアにかかるトルクを瞬間的にキャンセルし、スムーズなシフト操作をサポートする。
加速時のシフトダウン、減速時のシフトアップにも対応している。
防振と密着性を高めるフットペグは専用の外側が上がったラバーを装着しホールドしやすさに配慮。
ラバーには振動軽減の役割を持たせることで、長時間走行の快適性にも貢献している。

クルーズコントロールシステムは3速以上・約40km/h~での走行時にセットできる。
設定後の速度昇降はスイッチのワンプッシュ操作で1km/h毎、押し続けることで連続昇降も可能。
ブレーキ操作、クラッチ操作、スロットルグリップ操作でキャンセルでき、レジューム機能も装備している。
アクセル操作はスロットルケーブルを廃した APSG(Accelerator Position Sensor Grip)を装備したYCC-T(電子制御スロットル)を搭載。
スッキリとした見た目とライダーの意に沿ったアクセル操作感を実現している。
充電に利用できるType-CのUSBソケットは、当時のGPマシンのコクピット周りのイメージを損なわないようにメーター右下のパネルコンソールの中に設置。
■YAMAHA「XSR900 GP」のカラーバリエーション


- シルキーホワイト(ホワイト)
- パステルダークグレー(グレー)
■YAMAHA「XSR900 GP」スペック
- 全長×全幅×全高 2160×690×1180mm
- ホイールベース 1500mm
- 最低地上高 145mm
- シート高 835mm
- 車両重量 200kg
- エンジン形式 水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
- 総排気量 888cc
- ボア×ストローク 78.0×62.0mm
- 圧縮比 11.5
- 最高出力 88kW(120PS)/10000rpm
- 最大トルク 93N・m(9.5kgf・m)/7000rpm
- 燃料タンク容量 14L
- 変速機形式 6速リターン
- キャスター角 25゜20′
- トレール量 110mm
- ブレーキ形式(前・後) ダブルディスク・シングルディスク
- タイヤサイズ(前・後) 120/70ZR17M/C(58W)・180/55ZR17M/C(73W)
- 燃料消費率 WMTCモード値 21.1km/L(クラス3・サブクラス3-2)1名乗車時
- 製造国 日本
■価格
メーカー希望小売価格 143万円(消費税10%込)

YAMAHA「TRICITY 125」「TRICITY155」2024年モデル発売! 新色登場、カラーは各3色に(2024年4月11日)

ヤマハ発動機販売株式会社は、フロント2輪のLMWモデル「TRICITY 155」および「TRICITY125」のカラーリングを変更し、2024年4月11日に発売します。
フロント二輪、そしてリア一輪。ユニークで先進的なLMWテクノロジーは、さまざまな路面状況でライダーのテクニックを効果的にアシストし、爽快感と安定感を両立。
主に「パラレログラムリンク」と「片持ちテレスコピックサスペンション」で構成されるLMWテクノロジー。

「パラレログラムリンク」は、コーナリング時にフロント二輪と車体を同調させ、リーンさせる機能。前2輪による抜群の走行安定性を生み出す。
二輪の接地幅の変化も少なく、バイクで馴染みのある自然な操作感と乗りやすさを味わえる。
フロントホイール内側に片側2本ずつのフォークを持つ「片持ちテレスコピックサスペンション」は、軽快な走りに貢献。左右それぞれに設けられたタンデムフォークが、自然なハンドリング特性と優れたクッション性も実現。
操舵軸上に交差していたリーン軸をオフセットすることで、深くリーンさせても「パラレログラムリンク」と「タイロッド」が平行を保ち、前左右輪の軌道が同心円を描く。
これにより狙ったラインをトレースしやすく、自然で上質感ある操舵性をもたらす。さらに押し歩きもスムーズとなる。
※車輪及び車体全体がリーン(傾斜して)旋回する3輪以上のモビリティをLMW:Leaning Multi Wheel(リーニング・マルチ・ホイール)と呼びます。

■YAMAHA 「TRICITY 125」「TRICITY 155」2024年モデルの特徴
原付二種の「TRICITY 125」と、軽二輪で高速道路の走行の可能なYAMAHA 「TRICITY 155」は、2023年にモデルチェンジした新型が発売された。
2023年モデルでは、エンジン・フレーム・足まわりにいたるまで、全面的にアップデートを果たしている。
またアイドリングストップ機構やスマートキーシステム、スマートフォンとの連携機能などを新採用し、装備面も充実した。
「TRICITY155 ABS」「TRICITY125」は、水冷・4ストローク・SOHC・単気筒・4バルブ・155cm³/124cm³"BLUE COREエンジン"を搭載し、LMWテクノロジーによる安定感のあるコーナリングと上質な巡行性能を兼ね備えたモデルです。
特に「TRICITY 155」は、高速道路も走行可能なことから、通勤・通学だけでなく週末のツーリングまで幅広いシチュエーションで、ライディングの楽しさを味わえます。
■YAMAHA「TRICITY 125」「TRICITY 155」共通カラー
今回の2024年モデルでの変更点は、カラーラインナップのみとなる。
YAMAHA TRICITY155も125ccと同様、新色「MLグリーン」が用意され、こちらも継続色を含め全3色のラインナップとなる。
“静寂の中にある奥深さ"をコンセプトに、日本の侘び寂びをも連想させる色調であり、日常に馴染み幅広いシーンで受け入れられるカラーとして設定しました。



- 新色 :マットライトグリーニッシュグレーメタリック1(MLグリーン)
- 継続色:ホワイトメタリック6(ホワイト)
- 継続色:マットグレーメタリック3(マットグレー)
■「TRICITY 125」「TRICITY155」スペック
- 全長×全幅×全高:1995×750×1215mm
- ホイールベース:1410mm
- 最低地上高:165mm
- シート高:770mm
- 車両重量:168kg
- 車両重量:172kg
- エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ単気筒
- 総排気量:124cc
- 総排気量:155cc
- ボア×ストローク:52.0×58.7mm
- ボア×ストローク:58.0×58.7mm
- 圧縮比:11.2
- 圧縮比:11.6
- 最高出力:9.0kW(12PS)/8000rpm
- 最高出力:11kW(15PS)/8000rpm
- 最大トルク:11N・m(1.1kgf・m)/6000rpm
- 最大トルク:14N・m(1.4kgf・m)/6500rpm
- 燃料タンク容量:7.2L
- 変速機形式:Vベルト式無段変速
- キャスター角:20゜
- トレール量:68mm
- タイヤサイズ(前・後):90/80-14M/C 43P・130/70-13M/C 57P
- ブレーキ形式(前・後):シングルディスク・シングルディスク
- 乗車定員:2人
- 燃料消費率 WMTCモード値:44.9km/L(クラス1)1名乗車時
- 燃料消費率 WMTCモード値:42.1km/L(クラス2・サブクラス2-1)1名乗車時
- 製造国:タイ
■価格
メーカー希望小売価格(消費税10%込)
「TRICITY125」:税込49万5000円
「TRICITY155」:税込56万6500円
車両価格に変更はなく、発売日はともに2024年4月11日だ。

第二種原動機付自転車(原付第二種)AT小型限定普通自動二輪免許』以上の二輪免許が必要
YAMAHA「MT-07 ABS」マイナーチェンジ! TFTメーター、スマホ連携、新ハンドルバー採用(2024年3月22日)

■そのスタイリングで、その走りで、MT-07が街を魅了する。

リニアなレスポンス特性の扱いやすいエンジン
ライダーのスロットル操作に対しリニアなトルクを創りだす“クロスプレーン・コンセプト”に基づいた、688cm3・水冷・直列2気筒・270度クランク・フューエルインジェクション搭載エンジン。
80.0mm×68.5mmのボアストローク、11.5:1の圧縮比から、最高出力54kW/8,750r/min、最大トルク67N・m/6,500 r/minを発揮。力強さを追求したパワーやトルク値はもちろん、低速域でのリニアなレスポンス、粘り強いトルク特性を獲得することで卓越した扱いやすさ、コントロール感を実現。頻繁なギアチェンジを繰り返すことなく、アクセルのオン・オフで爽快な走りを楽しめる。
高い視認性を実現した5インチフルカラーTFT液晶メーター
新採用となる5インチフルカラーTFT液晶メーターは、デジタル表示のスピードメーター、タコメーター、シフトインジケーター、気温計、時計、燃料計などといった、様々な情報をシンプルにレイアウト。
多機能性と高い視認性を両立した。メーターテーマはツーリングとストリートの2パターンから選択が可能。
また、スマートフォン連携機能「Y-Connect」対応により、電話着信やメールなどの通知やバッテリー残量をメーター内に表示することが可能。
Y-Connectアプリでは、車両の走行情報から燃費の管理、メンテナンス時期の確認、最終駐車位置、故障通知、さらにランキング機能といった、バイクライフを一元で管理できるサービスを利用できる。
意のままに操れるアップライトなハンドル
従来モデルから形状を変更し、よりアップなライディングポジションとなるアルミ製テーパーハンドルバーを採用。
グリップ位置は約10mm上方へ移動し、機敏なハンドリングを実現している。ハンドルスイッチも機能に合わせ、右側にホイールスイッチが追加された。
LEDプロジェクターヘッドランプとLEDポジションランプ&フラッシャーランプ
機能パーツの集合体とし、メカニカルな表情のLEDプロジェクターヘッドランプは、ロービームとハイビームを一体型とした2機能タイプ。
ロービームは、照射エリアとエリア外の境界の明暗差が少なく穏やかで、境界付近での良好な視認性を実現している。またポジションランプ、フラッシャーランプにもLEDを装備。
ポジションランプは左右独立でイニシャル「Y」をモチーフとし、コンパクトなヘッドランプ周りが一目でMT-07と分かるデザインとなっている。

■YAMAHA「MT-07 ABS」の特徴
装備を充実し熟成を図った2024年モデル、ボディカラーは3色
ヤマハ「MT-07」の初代モデルは2014年に発売された。その後モデルチェンジを重ねながら、デビュー10周年を迎えたことになる。
2021年のマイナーチェンジで外観を一新し、現行モデルのスタイリングとなった。2024年モデルは再びマイナーチェンジ。688cc水冷並列2気筒エンジンの出力をはじめ主なスペックは従来モデルを踏襲しながら、装備をアップデートした。
これまでの反転液晶表示のデジタルメーターから新たに5インチのTFTディスプレイを採用。
表示テーマを「ストリート」「ツーリング」の2種類から選択できる。スマートフォンとの連携機能も備え、着信通知や燃費管理などが可能だ。
また右ハンドルにはホイール型のスイッチが追加されている。
そのハンドルバーはグリップ位置を約10mm上方へ移動し、よりアップライトなポジションに。それに伴い全高は1105mmから1115mmに変わっている。

なお新たに、クラッチ操作をせずにシフトチェンジが行なえるクイックシフターがオプションパーツに追加された。
製品価格は税込1万8700円。
■ヤマハ「MT-07」カラーバリエーション



- ダークブルーイッシュグレーメタリック8(ダークグレー)
- ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)
- マットダークグレーメタリック6(マットダークグレー)
■ヤマハ「MT-07」スペック
- 全長×全幅×全高:2085×780×1115mm
- ホイールベース:1400mm
- 最低地上高:140mm
- シート高:805mm
- 車両重量:184kg
- エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
- 総排気量:688cc
- ボア×ストローク:80.0×68.5mm
- 圧縮比:11.5
- 最高出力:54kW(73PS)/8750rpm
- 最大トルク:67N・m(6.8kgf・m)/6500rpm
- 燃料タンク容量:13L(無鉛レギュラーガソリン指定)
- 変速機形式:6速リターン
- キャスター角:24°50′
- トレール量:90mm
- ブレーキ形式(前・後):ダブルディスク・シングルディスク
- タイヤサイズ(前・後):120/70ZR17M/C (58W)・180/55ZR17M/C (73W)
- 燃料消費率 WMTCモード値 :24.6km/L(クラス3・サブクラス3-2)1名乗車時
- 製造国:日本

■価格
メーカー希望小売価格:88万円(消費税10%込)
YAMAHA「JOG125」2024年モデル登場! カラーバリエーションを変更発売、ニューカラーは2色(2024年3月19日)

ヤマハ発動機販売は2024年2月27日に、原付二種スクーター「JOG125」の2024年モデルを発表した。
スタイリングもパフォーマンスも、ヤマハのこだわりがギッシリ! それでいてお求めやすい車両価格で、低燃費によりランニングコストも抑えられる。
■JOG125なら、気軽なスクーターライフが楽しめます

デザインがいいね!アクティブ&スタイリッシュ
ストリートをスマートに駆け抜けよう! JOG125のスポーティなデザインは、アーバンシーンによく似合います。
スタイリッシュなフロントフェイスからアクティブなリアまわりまで、シャープな直線と張りのある曲面で構成。
上質なデザインにこだわり抜いています。
走りがいいね!パワフルな124cm3エンジン
快速・快適なシティランナー! JOG125は、走りの楽しさと燃費・環境性能を高い次元でバランスさせた「BLUE CORE」※エンジンを搭載しています。
平成32年排出ガス規制に対応するエコ性能を備えながら、走りはパワフル。軽量ボディを伸びやかに加速させます。
また、エンジン始動が静粛かつ低振動を実現したSMG(スマートモータージェネレーター)を装備しています。
軽さがいいね!ヤマハ125ccスクーター最軽量
押すのも引くのも、取り回しイージー! フレームから見直すことで、軽量コンパクトなボディを実現しました。
車両重量95kgは、ヤマハ125ccスクーターで最軽量。
小柄な方でも気軽に扱えるフレンドリーさです。
フレームは、軽量化すると同時に十分な剛性も確保。
走りの安定性を高めています。
使い勝手がいいね!しっかり便利なスクーター
だから毎日乗りたくなる! 容量約21.3Lで小物などを収めることが可能なシート下収納、600mlのペットボトルが収納できるフロントボックス、
買い物袋などを提げられる折りたたみ式フロントフック、
スポーティなデザインとタンデムライダーの握りやすさを両立したグラブバーなど、便利な機能がたっぷり!
充電などに便利に活用できるUSBソケットはオプション設定。

■ヤマハ「JOG125」2024年モデルの特徴
レッドとライトブルーの2色が登場、価格は改定。
ヤマハ「JOG125」は国内では2022年11月にデビューした。
現行のヤマハ製原付二種でもっともリーズナブルなモデルとなる。
また最軽量モデルでもあり、扱いやすさも魅力だ。シート高は735mmで足つきもよく、扱いやすい。
124ccの空冷単気筒エンジンはWMTCモード値51.9km/Lの低燃費性能が特長。
最高出力は8.3PSを発揮する。シート下収納スペースの容量は21.3Lでヘルメットもものによっては収納可能。
600mlのペットボトルが入るフロントボックスや便利なコンビニフックも装備。USB電源ソケットはオプション設定となる。
■YAMAHA「JOG125」2024年モデルカラーバリエーション




- 新色 ダルブルーソリッドB(ライトブルー)
- 新色 ビビッドレッドメタリック5(レッド)
- 継続色 ブラックメタリックX(ブラック)
- 継続色 ホワイトメタリック1(ホワイト)
■YAMAHA「JOG125」2024年モデルスペック
- 全長×全幅×全高:1740mm×675mm×1090mm
- ホイールベース:1205mm
- 最低地上高:110mm
- シート高:735mm
- 車両重量:95kg
- エンジン形式:空冷4ストSOHC2バルブ単気筒
- 総排気量:124cc
- ボア×ストローク:52.4mm×57.9mm
- 圧縮比:10.2
- 最高出力:6.1kW(8.3PS)/7000rpm
- 最大トルク:9.8N・m(1.00kgf・m)/5000rpm
- 燃料タンク容量:4.0L
- 変速機形式:Vベルト式無段変速
- キャスター角:27°00’
- トレール量:81mm
- タイヤサイズ(前・後):90/90-10 50J・90/90-10 50J
- ブレーキ形式(前・後):ドラム・ドラム
- 乗車定員:2人
- 燃料消費率 WMTCモード値:51.9km/L(クラス1)1人乗車時
- 製造地:台湾
■価格
メーカー希望小売価格:26万4200円(消費税10%込)
YAMAHA「YZF-R7 ABS」2024年モデル発売! 90年代スーパースポーツカラーの新色で登場(2024年3月15日)

YAMAHA「YZF-R7 ABS」は2022年2月に発売された新型スーパースポーツモデル。
軽量な車体に排気量688ccの並列2気筒エンジン搭載する。
「Fun Master of Super Sport」をコンセプトに、ツーリングもサーキットも楽しめるモデルとして開発された。
新たに発表された2024年モデルでは、カラー&グラフィックが変更されている。
カラーラインナップは、マットグレー、ブルー、ブラックの全3色だ。
■YAMAHA「YZF-R7 ABS」2024年モデルの特徴

デザインコンセプトは “Skinny Proportion for Perfect Control”。
スリムでコンパクトなCP2(クロスプレーンコンセプト・直列2気筒270度クランク)エンジンの特徴を活かし、スポーティで洗練された外観、“スキニープロポーション”を実現した。
エアマネジメントカウルは空力性能を最大化するスリムなデザインで、シャープでアグレッシブな印象を与える。
スリムな車体は軽量で車体の取り回しの良さに貢献。ライダーに操る楽しさをもたらす。

水冷4ストローク・DOHC・直列2気筒688cm3エンジンは、ライダーの操作に対して従順かつ俊敏に反応する。
徹底して作り込まれたドライバビリティーは、発進する時、加速する時、そしてコーナーから脱出する時、ライダーに爽快なスポーツフィーリングをもたらす。

■カラーとグラフィックの変更
YAMAHAは、1990年代のスーパースポーツのカラーリングに着想を得ながらモダンで先進的なイメージに仕上げたという。
ブルーとブラックはYZF-Rシリーズの最高峰モデル「YZF-R1」とリレーションシップを図ったカラー&グラフィックを採用。
1月12日に発売された2024年モデルの「YZF-R1」と、グラフィックのデザインをそろえている。
マットグレーは、これまでのカラーとは大きく異なるグラフィックを採用。



- マットグレーメタリック3(マットグレー)
- ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)
- ブラックメタリックX(ブラック)
■YAMAHA「YZF-R7 ABS」スペック
- 全長×全幅×全高:2070×705×1160mm
- ホイールベース:1395mm
- シート高:835mm
- 車両重量:188kg
- エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
- 総排気量:688cc
- ボア×ストローク:80.0×68.5mm
- 圧縮比:11.5
- 最高出力:54kW(73PS)/8750rpm
- 最大トルク:67N・m(6.8kgf・m)/6500rpm
- 燃料タンク容量:13L(無鉛レギュラーガソリン指定)
- 変速機形式:6速リターン
- キャスター角:23°40′
- トレール:90mm
- タイヤサイズ(前・後):120/70ZR17M/C(58W)・180/55ZR17M/C(73W)
- ブレーキ形式(前・後):ダブルディスク・シングルディスク
- 燃料消費率 WMTCモード値 :24.6km/L(クラス3・サブクラス3-2)1名乗車時
- 製造国:日本
■価格
メーカー希望小売価格:105万4900円(消費税10%込み)
2023年モデルから変わらず

YAMAHA「MT-09 ABS」新型モデル発売|2024年型マイナーチェンジ、ライポジがスポーティに!(2024年3月14日)

ヤマハ発動機販売は、マイナーチェンジした新型「MT-09」を発表した。この新型は4月17日に発売される。
誕生10周年の節目を迎えた2024年モデルはマイナーチェンジを受け、装備を充実。
デザインを一新し、ライディングポジションも変更されている。
この新型の開発コンセプトは“The Knight Horse(騎馬)”。従来モデル以上にスポーティな仕様となった。
今回の「MT-09 ABS」は、"The Knight Horse(騎馬)"をコンセプトに開発し、従来からのトルク&アジャイルな"The Rodeo Master"の乗り味をより洗練させた。

新しい乗り味は、ライディングポジションの一新とボディ関連のリセッティングによるもので、街中での"アジャイルさ"と、峠道での"旋回性&スタビリティ"を両立させました。
1)新ライディングポジション
2)ポジション変更に伴う車体剛性バランスの見直しとサスペンションのリセッティング
3)吸気音を強調し高揚感あるサウンド、
4)シャープな造形の新型燃料タンク
5)YRC(ヤマハライドコントロール)やクルーズコントロールシステムなどの走行支援
6)野性と知性が調和した新世代MTデザイン
7)ナビ画面に対応した、つながる機能搭載の5インチフルカラーTFTメーターやType-CのUSBソケット、操作性を向上させた新設計ハンドルスイッチ、新機能を搭載したフラッシャー

「MT-09 ABS」は、軽く自在に操れる車体に、トルクフルで軽量なエンジンと最新の各種制御を搭載。
サウンドデザインを施した吸排気系と相まって、多様なシーンで俊敏かつ力強い走りを楽しめるモデルです。
■YAMAHA「MT-09 ABS」特徴

2014年のデビュー以来、ヤマハ・MTシリーズの中核を担ってきた「MT-09」。
最大の個性ともいえる水冷DOHCの3気筒エンジンは、2021年のモデルチェンジで排気量を888ccにアップした。
ヘッドライトは新設計の小径LEDを採用。テールランプも新デザインになった。
LEDウインカーには「二段階フラッシャー機能」「エマージェンシー機能」「消し忘れ機能」が追加されている。
鋭いエッジの燃料タンクは、新たな製法「高意匠プレス成形」でつくられたもの。
タンク容量は従来モデルから変わらず14Lだが、形状を変更したことでハンドル切れ角が従来の28度から32度へと片側4度ずつ増している。
メーターには5インチフルカラーTFTディスプレイを新採用。
スマートフォンとのBluetooth接続が可能で、専用アプリを使えばナビも表示できる。
ハンドルスイッチは新設計。USBタイプCの電源ソケットはシート下に備わる。
ライディングモードは「スポーツ」「ストリート」「レイン」の3種に加え、2つのカスタム枠が用意されている。
クイックシフターとクルーズコントロールシステムも標準装備。
クイックシフターは加速中のシフトダウンや減速中のシフトアップにも対応した最新のものだ。
また、滑りやすい路面での減速時やシフトダウン時のスリップやロックを抑制するBSR(バックスリップレギュレータ)が新たに搭載されている。
■ボディカラーは「ダークグレー」「ブルー」「マットダークグレー」全3色



- ダークブルーイッシュグレーメタリック8(ダークグレー)
- ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)
- マットダークグレーメタリック6(マットダークグレー)
■ヤマハ「MT-09 ABS」スペック
- 全長×全幅×全高:2090×820×1145mm
- ホイールベース:1430mm
- 最低地上高:140mm
- シート高:825mm
- 車両重量:193kg
- エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
- 総排気量:888cc
- ボア×ストローク:78.0×62.0mm
- 圧縮比:11.5
- 最高出力:88kW(120PS)/10000rpm
- 最大トルク:93N・m(9.5kgf・m)/7000rpm
- 燃料タンク容量:14L
- 変速機形式:6速リターン
- キャスター角:24°40′
- トレール量:108mm
- タイヤサイズ(前・後):120/70ZR17(58W)・180/55ZR17(73W)
- ブレーキ形式(前・後):ダブルディスク・シングルディスク
- 燃料消費率 WMTCモード値 :21.1km/L(クラス3・サブクラス3-2)1名乗車時
- 製造国:日本
■価格
メーカー希望小売価格:125万4000円(消費税10%込)

YAMAHA「XMAX」スポーツスクーター2024年モデル登場! カラー変更(2024年3月14日)

2023年10月に6年ぶりのモデルチェンジを受けたYAMAHA「XMAX ABS」。新型はスタイリングを変更し、「X」モチーフのLEDヘッドライト、ポジションランプ、テールランプを採用した。
また2画面構成の新型メーター(カラーTFTインフォテイメントディスプレイとLCDスピードメーター)を装備。スマートフォン連携機能も新たに備えている。新仕様や価格は変わらず。
日常を軽快に駆け抜けながら、ライダーに刺激を、そして活力をもたらしたい。
新しい世界への旅立ちをも予感させるXMAXのデザインは、荒々しく美しい雪山の山肌をイメージしながら、ダイナミックな走りを躍動感たっぷりに視覚化した。
サイドカバーは力強いブーメラン形状で、目を引く抑揚と力感を表現。LEDヘッドランプとポジションランプは、点灯時に「X」に発光する。
LEDストップランプとテールランプもブレーキング時には「X」が鮮やかに浮かび上がり、XMAXの存在感を強調する。また、前後フラッシャーもLEDを採用している。

■YAMAHA「XMAX ABS」2024年モデルの特徴
走りの楽しさと燃費・環境性能の両立を高次元で具現化するエンジン設計思想“BLUE CORE(ブルーコア)”に基づいた、水冷249cm³の"BLUE CORE(ブルーコア)"エンジンを搭載するスポーツスクーター「XMAX ABS」。
軽量で熱強度に優れたアルミ鍛造ピストン、軽量かつ放熱性に優れたDiASilシリンダーを装備。
ボアセンターとシリンダーセンターをオフセット搭載するとともに、クランクシャフトを一体鍛造にすることにより軽量コンパクト化とロス低減、ノイズ低減を図っている。
さらに強度・剛性バランスに優れた軽量フレームとインナーチューブがハンドルクラウン部まで貫通するモーターサイクルタイプのフロントフォークにより、キビキビした走りを実現している。
また、安定した発進加速をサポートするトラクション・コントロール・システムや、レバー比を最適化することでコントロール性を向上した前後ブレーキにはABSを搭載し、幅広い路面状況に対応する。
シートは2020年モデルに比べ太もも内側が触れるエリアの曲面を深めて、フィット感を高めている。また、ボディデザインとの調和も図ったシルエットとし、シート表皮も上質感と滑りにくさを両立した素材を採用。
シート下トランクは徹底的にスペース効率を高め、シートをスリム化しながらもヘルメット2個、またはヘルメット1個+A4サイズのビジネスバッグを収納できる。
スクリーンサポートも新設計。取付ボルト位置変更による高さ可変式なスクリーンの「低・高」2パターンに合わせてスクリーンサポートも同時に移動する構造で、スクリーン下部からライダーが感じる走行風を低減し、快適性を高めている。
多彩な情報を表示する4.2インチカラーTFTインフォテイメントディスプレイとスピードメーターやオドメーターなどを表示するメインディスプレイを装備。
Garmin社製ナビゲーションアプリ「Garmin StreetCross」をスマートフォンにインストールして車両とペアリングすれば、スマートフォンで目的地を設定してのナビゲーションが可能に。
ディスプレイへのマップ表示をベースに、到着予測時刻、目的地天候など、ツーリングをサポートする多彩な情報を表示する。
また、専用アプリ(Y-Connect)との連携により、電話着信、メール受信などの通知も表示可能となる。
XMAXにはCCUを搭載。専用アプリ(Y-Connect)をインストールしたスマートフォンと連携することで、さまざまな車両情報を提供。
メーター表示機能の拡張や、メンテナンスタイミングのリコメンド機能などを付加することが可能です。
また、スマートフォンと車両のメーターが連携。
多彩な情報をメーターにアイコン表示し、利便性を高めます。
スマートキーを持っていることにより、キーを取り出すことなく車両のメインスイッチを押して回すだけで電源ONとなり、ハンドルロックが解除されます。
また、スマートキー通信エリア内では、ステアリング、シート下トランク、フロントトランク(左)、フューエルリッドのロック解除がメインスイッチで可能。
スマートキーボタンの短押しで“ピピッ”と音によるアンサーバック機能、長押しでスマートキーの電源ON/OFFが可能です。
■ヤマハ「XMAX ABS」2024年モデルのカラーバリエーション




新型登場から約半年でボディカラーを変更、新色登場
- マットダークレディッシュグレーパール1(マットダークレディッシュグレー)
- ブラックメタリック12(ブラック)
- マットダークグレーメタリック8(マットダークグレー)
- マットライトグレーメタリック4(MLグレー)
■YAMAHA「XMAX ABS」スペック
- 全長×全幅×全高:2180×795×1410mm
- ホイールベース:1540mm
- 最低地上高:135mm
- シート高:795mm
- 車両重量:181kg
- エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ単気筒
- 総排気量:249cc
- ボア×ストローク:70.0×64.9mm
- 圧縮比:10.5
- 最高出力:17kW(23PS)/7000rpm
- 最大トルク:24N・m(2.4kgf・m)/5500rpm
- 燃料タンク容量:13L
- 変速機形式:Vベルト式無段変速
- キャスター角:26°30′
- トレール量:95mm
- ブレーキ形式(前・後):シングルディスク・シングルディスク
- タイヤサイズ(前・後):120/70-15M/C 56P・140/70-14M/C 62P
- 乗車定員:2人
- 燃料消費率 WMTCモード値 :33.8km/L(クラス2・サブクラス2-2)1人乗車時
- 製造国:インドネシア
■価格
メーカー希望小売価格:71万5000円(消費税10%込)
2024年5月9日に発売予定。

YAMAHA「TMAX560 ABS」「TMAX560 TECH MAX ABS」2024年モデル登場! カラー変更(2024年2月29日)

ヤマハ発動機販売は2024年2月29日、「TMAX560」と「TMAX560テックマックス」の2024年モデルを発表した。
ヤマハ伝統の大型オートマチックスポーツ「TMAX」。水冷並列2気筒エンジンの排気量が561ccとなり「TMAX560」となったのは2020年のことだった。
その後、2022年にモデルチェンジし、現在のスタイリングと装備になった。
上級グレードの「TMAX560 TECH MAX」は、「TMAX560」をベースにクルーズコントロールシステム、電動調整式スクリーン、グリップヒーター、シートヒーター、調整機能付きリアサスペンションなどを備える。

2024年モデルでは、それぞれ新色が登場。
「TMAX560」はブルーのホイールが印象的な新色・マットブラックの1色のみの設定となる。
「TMAX560 TECH MAX」は新色・マットダークレディッシュグレーと継続色・マットダークグレーの2色をラインナップ。
■「TMAX560 ABS」「TMAX560 TECH MAX ABS」の特徴
スポーティかつ豊かな動力性を実現した、DOHC・4バルブ・561cm3・直列2気筒エンジンは軽量感をキープしつつ、パワフルで低振動、質感の高い動力性を達成。
扱いやすさをそのままに、中高速での加速性、ライダーの意図通りに操れる駆動力特性(スロットルと駆動力のリニアリティ)を獲得。
561cm3の排気量と、吸排気系および動弁系などの最適設計により低速から高速にわたる全域で高い駆動力を実現した。
さらに“サウンドデザイン”により、心地よく官能的な音を追求。静粛でありながらも、低く力強く上質な排気音を実現している。

YCC-T(電子制御スロットル)はスロットルケーブルを廃したAPSG(Accelerator Position Sensor Grip)を装備。
軽量かつスムーズで自然なアクセル操作感を実現するとともに、ハンドル周りのシンプルな外観にも寄与している。
走行環境や好みに合わせてスポーツモードとツーリングモードの二つの走行モードを選択できるD-MODE(走行モード切替システム)を搭載。
さらにトラクションコントロールシステムにより滑らかな発進性・走行性をサポートする。
ヤマハ独自の技術による、10本スポーク軽量アルミダイキャストホイールを装備。
アルミ材の独自開発と工法の確立により“鋳造ホイールでありながら鍛造ホイールに匹敵する強度と靭性のバランス”を達成。
2021年モデルに比べ慣性モーメントをフロント約10%、リアは約6%低減、スポーティな走りに貢献する。
また優れた高速安定性を磨き上げるため、専用開発のブリヂストン製タイヤを装着している。
フロントには41mm径インナーチューブの倒立式サスペンションを、リアにはリンク式モノクロスサスペンションを装備。
また軽量ホイール&専用タイヤ装着により、軽快感と接地感のバランスをポイントに減衰特性を最適化。
前後とも減衰力はやや”ハード”な設定とし、良好な乗り心地、路面追従性、素直なハンドリング特性などに貢献している。
なお、リアのショックユニットはモノチューブ式(ガス型)で、TECH MAXではスプリングプリロードと伸側減衰力の調整機能を装備している。
フロントブレーキには、高い制動力と良好な操作フィーリングの対向ピストン4ポットのラジアルマウント式キャリパーと267mm径ダブルディスクを装備。
リアブレーキには、282mm大径シングルディスクブレーキと、一時停車などで便利な別系統の機械式リアブレーキロックも装備している。
コンセプトは“The Beast unveiled”。歴代TMAXは「オートマチックでスーパースポーツのエキサイトメントを味わう」という初代の開発思想に基づき、そのポテンシャルを磨き続けてきた。
このTMAXの本質的価値であるスポーツ性を高めたコンパクトなボディは、贅肉をそぎ落としたかのような引き締まったシルエットとしている。

また、機能部品をあらわにすることでメカニカル感・信頼感を表現。TMAX のアイコンである2灯のLEDヘッドランプは、薄くシャープな形状に。
フロントカウルは空力デザインを意識し、エアインテークやウイングを思わせるスポーティなディテールで表現。
車体の高剛性感を象徴するフレームをモチーフにしたサイドカバーは、リアタイヤにトルクがかかり車体を前へと押し出す力強いイメージとしている。
コックピットまわりには上質感を取り入れ、煩雑になりがちだったメーターやインジケーター、スイッチなどを整理。シンプルで使いやすいユーザーインターフェイスデザインとした。
大型で見やすい7インチ高輝度TFTカラーディスプレイを装備。左ハンドルスイッチにはジョイスティックを設置、メーターディスプレイの切替など直感的な操作が可能。
電源ON/OFF、ステアリングロック、シートオープンの操作が可能なセンタースイッチを装備、各操作時の身体の動作を低減している。
また、煩雑な操作が不要な電動タンクキャップ(スマートキャップ)を装着。さらにTECH MAXには、エンジンワンプッシュスタートを装備し、夜間の視認性を高める発光タイプのスイッチとした。

スポーティな乗り味をさらに引き出すため、2021年モデル比でやや前傾気味となるライディングポジションを採用。
フットボードは前後に面積を広げ、シートは前後に延長。さらに工具不要で三段階調整可能なアジャスト式バックレストの採用により、ライダーの居住性向上を図った。
また、タイトに絞ったボディ造形の効果と相まって、足つき性の向上を実現した。
■「TMAX560 ABS」「TMAX560 TECH MAX ABS」カラーバリエーション



- TMAX560 ABS:新色「マットブラック2」
- TMAX560 TECH MAX ABS:新色「マットダークレディッシュグレーパール1」
- TMAX560 TECH MAX ABS:継続色「マットダークグレーメタリック6」
■「TMAX560 ABS」「TMAX560 TECH MAX ABS」スペック
- 全長×全幅×全高 2195×780×1415mm
- ホイールベース 1575mm
- 最低地上高 135mm
- シート高 800mm
- 車両重量 218《220》kg
- エンジン形式 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
- 総排気量 561cc
- ボア×ストローク 70.0×73.0mm
- 圧縮比 10.9
- 最高出力 35kW(48PS)/7500rpm
- 最大トルク 56N・m(5.7kgf・m)/5250rpm
- 燃料タンク容量 15L(無鉛プレミアムガソリン指定)
- 変速機形式 Vベルト式無段変速
- キャスター角 26゜
- トレール量 98mm
- ブレーキ形式(前・後) ダブルディスク・シングルディスク
- タイヤサイズ(前・後) 120/70R15M/C 56H・160/60R15M/C 67H
- 燃料消費率 WMTCモード値 22.1km/L(クラス3・サブクラス3-2)1名乗車時
- 製造国 日本
■価格
メーカー希望小売価格:「TMAX560 ABS」140万8000円(消費税10%込)
メーカー希望小売価格:「TMAX560 TECH MAX ABS」160万500円(消費税10%込)
車両価格は据え置き

YAMAHAが「Vino」の2024年モデルを発表! ニューカラーは3色登場、全6色をラインアップ(2024年1月25日)

2024年1月25日、ヤマハ発動機は原付一種スクーター「Vino(ビーノ)」の2024年モデルを発表、2月29日に発売される。
Vinoと見つける新しい毎日、レトロ感あふれる可愛らしいデザインと便利機能満載の50ccスクーター「ビーノ」。

かしこく使えて気分もアガる!Vinoの頼れる装備♪
シート下トランクの容量は約20Lで、ヘルメットも収納可能。
蓋つきのグローブボックス内には12Vの電源ソケットが標準装備されている。
折り畳み式の大型フックや、500mlペットボトルを収納できる開放型のインナーボックスなど便利な装備が充実している。
また、ブレーキングをサポートするコンビブレーキやアイドリングストップシステムを搭載。
■YAMAHA「Vino」2024年モデルの特徴

収納に便利なインナーボックス&大型フック
右側には500mlのペットボトルが収納できるインナーボックスを、中央には持ち手の太いバッグも掛けられる折りたたみ式のリング状の大型フックを装備。
アクセサリーソケット内蔵のグローブボックス
左側に⼿袋等の⼩物を収納できるグローブボックスを設置。便利な12Vのアクセサリーソケットを装備。
ヘルメット等が収納可能なシート下トランク
容量約20ℓのシート下トランクは、ヘルメットやレインウェア等の収納にも便利。
後輪ロックで駐輪時も安心
左ブレーキレバー前にある後輪ブレーキロックレバーをセットすることで後輪タイヤのロックが可能。
シャッター付きのキーシリンダー
シャッター付きキーシリンダーがいたずらや盗難を抑止。
視認性に配慮したメーターパネル
便利な時計機能付きのメーターパネルは、エンジンオイルの交換時期を表示・設定する機能と燃料計も装備している。
軽快な走りで省燃費に貢献するエンジン
環境に配慮した※1 49cm3・水冷・4ストローク・SOHC・フューエルインジェクション(FI)搭載エンジンを装備。
登坂路でもパワフル、発進や加速も軽快。最適セッティングのFIと低フリクション技術により、省燃費にも貢献。
環境に配慮したアイドリングストップ・システム
信号待ちなどで停車すると自動的にエンジンをストップ*1。燃料の余分な消費や騒音、排出ガス低減に貢献
バランスよくブレーキを調整するコンビブレーキ
左のレバー(後輪ブレーキ)を操作すると、前輪にもほどよく制動⼒を配分し、バランスよくブレーキングをサポートしてくれるブレーキシステムを搭載。
軽い力で掛けられるセンタースタンド
小柄な方でも、軽く踏み込むだけで掛けられるセンタースタンドを装備。
おしゃれなビトロエンブレム
フロントの立体エンブレムと、丸みのあるビトロエンブレムは、Vinoのおしゃれアクセント。

■YAMAHA「Vino」2024年モデルのカラーバリエーション

- ファイティングレッド(レッド)【新色】
- プコブルー(ライトブルー)【新色】
- マットジーンズブルーメタリック(マットブルー)【新色】
- マホガニーブラウンメタリック(ブラウン)
- ハーベストベージュ(ベージュ)
- グラファイトブラック(ブラック)
2023年モデルの「パールシャイニングイエロー」・「マットアーマードグリーンメタリック」・「ボニーブルー」はラインアップから外れている。
■YAMAHA「Vino」2024年モデルスペック
- 全長×全幅×全高:1650×670×1015mm
- ホイールベース:1180mm
- 最低地上高:105mm
- シート高:720mm
- 車両重量:81kg
- エンジン形式:水冷4ストSOHC2バルブ単気筒
- 総排気量:49cc
- ボア×ストローク:39.5×40.2mm
- 圧縮比:12.0
- 最高出力:3.3kW(4.5PS)/8000rpm
- 最大トルク:4.1N・m(0.42kgf・m)/6000rpm
- 燃料タンク容量:4.5L
- 変速機形式:Vベルト式無段変速
- キャスター角:26゜30′
- トレール量:76mm
- タイヤサイズ(前・後):80/100-10 46J・80/100-10 46J
- ブレーキ形式(前・後):ドラム・ドラム
- 製造国:日本(本田技研工業)
■価格
メーカー希望小売価格:全カラー 21万4500円(消費税10%込)
車両価格は据え置き
発売日は2024年2月29日 製造は本田技研工業が担う

YAMAHA「MT-10」ニューカラー発表! 新色はダークグレー!(2024年1月12日発売)

ヤマハ発動機は大型ロードスポーツ「MT-10」の新色を発表した。既存の2色と合わせて全3色の設定2024年1月12日に発売される。
■個性を主張する4つのカラーバリエーション

・MT-10新色「ダークブルーイッシュグレーメタリック8」は、ビビッドなシアンのホイールを装着。目立ちながらも落ち着いた印象とエキセントリックな世界観を併せ持っている。
・MT-10「ディープパープリッシュブルーメタリックC」は、オールブルーのコンビネーションでYZF-R1とのリレーションを図り、エキサイティングなパフォーマンスを強調。
・MT-10「マットダークグレーメタリック6」はダークトーンのローコントラストとし、エンジン色のクリスタルグラファイト塗装と相まって、シリアスなイメージを表現。ホイールには利便性の高い横向きのエアバルブを採用した。
・MT-10 SP「ブルーイッシュホワイトメタリック2(シルバー)」レバー、ハンドルなどをブラックとし、エンジン下のアンダーカウルを装着。リアアームはバフ&クリア塗装を施すなどプレミアム感を演出。YZF-R1Mとのリレーションを強調している。
■MT-10圧倒のパフォーマンス

動弁系にロッカーアーム式吸排気バルブ駆動を装着した、クロスプレーン型クランクシャフトの水冷・直列4気筒・997cm3エンジン。
サイレンサーの通路径やエアフィルターのレイアウトなど、吸排気系のシステムの最適化により、平成32年排出ガス規制に適合している。
またFIセッティングの最適化によって、4,000~8,000r/min付近でリニアなトルク特性を実現。スロットルケーブルを廃したAPSG(Accelerator Position Sensor Grip)を装備したYCC-T(電子制御スロットル)は、軽量化とスムーズで自然なアクセル操作感に貢献。
走行環境や好みにより走行モードを選択できるD-MODE(走行モード切替システム)を搭載。
またIMUの装備により、バンクの深さも反映したトラクションコントロールシステムなどの電子制御を新たに搭載し、ストリートからワインディングまで幅広いシチュエーションで楽しむことができる。
■ヤマハ「MT-10」2024モデル主なスペック
- 全長×全幅×全高:2100×800×1165mm
- ホイールベース:1405mm
- 最低地上高:135mm
- シート高:835mm
- 車両重量: 212kg《214kg》
- エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
- 総排気量:997cc
- ボア×ストローク:79.0×50.9mm
- 圧縮比:12.0
- 最高出力:122kW(166PS)/11500rpm
- 最大トルク:112N・m(11.4kgf・m)/9000rpm
- 燃料タンク容量:17L
- 変速機形式:6速リターン
- キャスター角:24゜00′
- トレール量:102mm
- ブレーキ形式(前・後):ダブルディスク・シングルディスク
- タイヤサイズ(前・後):120/70ZR17M/C(58W)・190/55ZR17M/C(75W)
■価格
メーカー希望小売価格 192万5000円《218万9000円》(消費税10%込)
YAMAHA「YZF-R1」「YZF-R1M」カラー変更!(2024年1月12日発表)

YAMAHA「YZF-R1」「YZF-R1M」は2024年モデルでカラー&グラフィックを一新!
ヤマハ発動機は、スーパースポーツモデル「YZF-R1」と「YZF-R1M」のカラー変更を発表した。(2024年1月12日)に発売される。
■『YZF-R1M』と『YZFーR1』
YAMAHAのレーシングモデルの中でも代表的な車種として見逃せないのが、『YZF-R1M』と『YZFーR1』。
『YZF-R1M』と『YZFーR1』のキャッチコピーとして「サーキット最強」というものがありました。その名の通り、『YZFーR1』は数多くのレースを制してきて、モータースポーツファンの間では広く知られています。
2020年モデルの『YZF-R1M』と『YZFーR1』はエンジン面でかなりの進化が見られます。どの回転域でも扱いやすいですし、回転域を変えるときが非常にスムーズで乗り心地がいいです。
『YZF-R1M』とは、YZF-R1の上位機種という位置づけです。
足回りに違いが見られ、R1では機械調整式のサスペンションを使っていますが、一方R1Mは電子制御式サスペンションを採用しています。
見た目にも若干の差別を設けています。R1Mにはドライカーボンがあしらわれています。一方ベースモデルのR1はプラスチック樹脂のカウルが装備されています。このように若干の違いはありますが、『YZF-R1M』と『YZFーR1』はいずれも十分な走行性能を持っています。
■今回発表されたカラー変更
「YZF-R1」は、ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)、ブラックメタリックX(ブラック) の2色。
「YZF-R1M」は、ブラックメタリックX(カーボン)の1色設定。



■YAMAHA YZF-R1M ABS
総排気量:997cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:860mm
車両重量:202kg
税込価格:319万円
■YAMAHA YZF-R1 ABS
総排気量:997cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:855mm
車両重量:201kg
税込価格:236.5万円