ドラッガー(ボバー)

ⅠOn-road 9Dragger
直線上で速度を競い合うドラッグレースで活躍していた車両をモチーフにデザインされていることからその名が付けられたドラッガースタイルは、一般的なアメリカンバイクとは一味違った、洗練されたカジュアルなデザインが魅力のバイクです。
大排気量エンジン+ワイドオープン時にも、フロントアップやホイールスピンを誘発しにくいロングホイールベースで、加速力に重きをおいた車体構成と装備。
- 1. Indian新型「Scout Sixty Classic」発表! 999ccV型2気筒“60”が復活、日本で2モデル発売予定(2024年11月12日)
- 2. TRIUMPH BONNEVILLE BOBBER TFC発売 ブラック×ゴールド高級感満点 世界限定750台!(2024年12月10日)
- 3. TRIUMPHイーベル・クニーヴェル記念モデル「Rocket 3R・ 3GT」2機種販売《500台限定》(2024年11月12日)
- 4. TRIUMPH“筆記体ロゴ”デザイン「Icon Edition」発表! ボンネビル&スクランブラー限定車(2024年10月29日)
- 5. TRIUMPHが9車種・計10色の2025年ニューカラーを発表! 2024年夏から順次発売予定(2024年6月3日)
- 6. TRIUMPH ロードスター新色発売予定
- 7. TRIUMPH Rocket 3にニューモデル発表!「Rocket 3 Storm R」「Rocket 3 Storm GT」誕生(2024年3月19日)
- 8. Indianが限定車「FTR × RSD Super Hooligan」発表! ローランド・サンズ・デザインとのコラボモデル(2024年2月21日)
Indian新型「Scout Sixty Classic」発表! 999ccV型2気筒“60”が復活、日本で2モデル発売予定(2024年11月12日)

インディアンモーターサイクルは2024年11月12日、新型「スカウト シックスティ」シリーズを発表した。
日本では「スカウト シックスティ ボバー」と「スカウト シックスティ クラシック」の2機種が2025年春に発売される予定だ。

■ INDIAN MOTORCYCLE Scout Sixty Classic 2025年モデル
総排気量:999cc
エンジン形式:水冷4ストV型2気筒
シート高:654mm
車両重量:250kg
発売時期:2025年春
税込価格:未定

大型クルーザー初心者にも人気があるスカウトのニューモデル。インディアンのラインナップのなかで中核をなすスカウト・ファミリー。
今回発表された「スカウト シックスティ」は、排気量999ccの水冷V型2気筒エンジンを搭載した親しみやすいクルーザーモデルだ。
シックスティ(60)の名は、排気量60キュービックインチ(999cc)に由来している。
もともと2016年に発売されたモデルだが、新設計エンジンを搭載し、復活を果たした。
日本には「Scout Sixty Bobber」と「Scout Sixty Classic」の2機種が導入される予定だ。
どちらもホイール径は前後16インチ。シート高は“ボバー”が649mm、“クラシック”が654mm。
ステップ位置は自然なミッドフットコントロールを採用。大型クルーザーのビギナーユーザーも視野に入れた設計で、扱いやすさが魅力となっている。
スタンダードモデルに加え、どちらにも上級グレードのリミテッドモデルが用意される。
リミテッドには、クルーズコントロール、トラクションコントロール、ラインディングモード、USB充電ソケットが標準で装備されている。
■インディアン「スカウト シックスティ」2025年モデルの主なスペック
スカウト シックスティ ボバー
- 全長×全幅×全高 2206×855×1071mm
- ホイールベース 1562mm
- 最低地上高 109mm
- シート高 649mm
- 車両重量 243kg
- エンジン形式 水冷4ストローク60°V型2気筒
- 総排気量 999cc
- ボア×ストローク 93×73.6mm
- 圧縮比 11.0
- 最高出力 85HP
- 最大トルク 約87N・m/6200rpm
- 燃料タンク容量 13.0L
- 変速機形式 5速リターン
- レーキ角 29.4°
- トレール量 125.2mm
- ブレーキ形式(前・後) 298mmシングルディスク・298mmシングルディスク
- タイヤサイズ(前・後) 130/90B16 67H・150/80B16 77H


■価格は未定、2025年春に発売予定
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TRIUMPH BONNEVILLE BOBBER TFC発売 ブラック×ゴールド高級感満点 世界限定750台!(2024年12月10日)

トライアンフモーターサイクルズジャパンは、特別仕様の限定車・新型「ボンネビル ボバー TFC」の発表と同時に販売に関する詳細を発表した。
■TRIUMPH新型「BONNEVILLE BOBBER TFC」の特徴
英国のバイクメーカー・トライアンフがたびたび発表する限定モデル「TFC」。
このTFCはトライアンフ・ファクトリー・カスタムの略で、スタンダードモデルをベースに、装備類やボディカラーを変更した特別仕様車だ。
「ボンネビルボバー」は、過去にもこのTFC仕様が幾度も登場し、好評を博してきた。
このたび発表された新型「ボンネビルボバーTFC」は世界限定750台のみの生産となる。

外装は当モデル専用の仕上げが施された。
燃料タンクやサイドカバーはブラックとマーブルゴールドの特別なツートンカラーを採用。
ピンストライプは、職人によるハンドペイント。
サイドカバーやフロントフェンダーステーにはカーボンファイバーが使われている。
フロントフォークにはゴールドアルマイト処理が施され、チェーンもゴールドカラーのものに換装された。
エンジンは専用チューンが施され、スタンダードモデルよりも低回転で最高出力・最大トルクを発生する。
サイレンサーはアクラポビッチ製のものを装備。
サスペンションはオーリンズ製、ブレーキキャリパーやマスターシリンダーはブレンボ製。
これらによって、スタンダードモデルと比較して5kg以上の軽量化も実現している。
シートはトライアングルロゴがエンボス加工されたプレミアムレザーシートで、高級感とともに快適性もアップ。
テールランプはウインカーと一体型のマルチファンクション・ビュレットスタイル・リアライトを装備。
ボバーならではのすっきりとしたリアフェンダーまわりがより強調された。
■ボディカラーはご覧の「ファントムブラック」1色のみ。
当モデルの発表に際し、トライアンフモーターサイクルのチーフ・コマーシャル・オフィサーであるポール・ストラウド氏は、次のようにコメントしている。

「BONNEVILLE BOBBERは世界中で、多くの素晴らしいカスタムビルダーに選ばれているバイクで、このカテゴリーの70%以上のお客様が、様々なアクセサリーでバイクをパーソナライズしていることを、私たちは知っています。
弊社のデザインエンジニアは、世界中のカスタム・シーンへの情熱に深くインスパイアされ、可能な限り美しく、そして唯一無二の魅力的なモーターサイクルの創造に着手しました。
トライアンフ社内の最高のデザインエンジニアによってカスタマイズされ、モディファイされたこのトライアンフ ファクトリー カスタム モデルは、さらに特別なモーターサイクルをお探しのお客様にとっては、まさに特別な存在となるでしょう。
他に類を見ない塗装仕上げから、ゴールドに彩られたハイエンドコンポーネントに至るまで、各機能は圧倒的な精度で作られています。
世界に750台しか存在しないこのBONNEVILLE BOBBER TFCは、トライアンフの伝統と革新性を示す、本当に希少なハンドクラフトの逸品です」
■TRIUMPH新型「BONNEVILLE BOBBER TFC」の注目ポイント
燃料タンクとサイドカバーにマーブル柄のゴールドペイントが施されている。
ピンストライプはハンドペイント。
サイドカバーやフロントフェンダーステーはカーボンファイバー製で、全体的にラグジュアリーな仕上がりだ。

トップブリッジにはシリアルナンバー入りのバッジが備わる。
フロントフォークアジャスターにもゴールドアルマイト処理が施された。

シートはボバースタイルを象徴するサドルタイプのシングルシート。
高級感あるブラックの表皮には、トライアンフのロゴがエンボス加工であしらわれている。

フロントブレーキにはブレンボ製M50ラジアルキャリパー、Φ310mmのダブルディスクを搭載。
フロントサスペンションはオーリンズ製Φ43mm倒立フォークを採用している。

サイレンサーはアクラポビッチ製。カーボンファイバーのエンドキャップ、アクラポビッチとトライアンフのロゴが記され高級感のある仕上がり。
マフラーエンドはスポーティなスラッシュカット形状。

テールランプとウインカーを一体型とした「マルチファンクション・ビュレットスタイル・リアライト」を採用。
保安部品としての機能を保持しつつ、ミニマルなスタイリングを実現した。

■TRIUMPH新型「BONNEVILLE BOBBER TFC」スペック
- 全長×全幅×全高 2235×774×1060mm
- ホイールベース 1510mm
- シート高 690-700mm
- 車両重量 237kg
- エンジン形式 水冷4ストロークSOHC4バルブ並列2気筒
- 総排気量 1200cc
- ボア×ストローク 97.6×80.0mm
- 圧縮比 10.1
- 最高出力 57.5kW(78PS)/6000rpm
- 最大トルク 106N・m/3750rpm
- 燃料タンク容量 9L
- 変速機形式 6速リターン
- キャスター角 25.7°
- トレール量 93mm
- ブレーキ形式(前・後) Φ310mmダブルディスク・Φ255mmシングルディスク
- タイヤサイズ(前・後) 100/90 R19・150/80 R16
■価格
メーカー希望小売価格 249万9000円(消費税10%込)
全国のトライアンフ正規販売店で販売される。
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TRIUMPHイーベル・クニーヴェル記念モデル「Rocket 3R・ 3GT」2機種販売《500台限定》(2024年11月12日)

ジャンプスタントのヒーロー、イーベル・クニーヴェル氏への敬意と祝福を込めた、「ロケット3R イーベル・クニーヴェル」「ロケット3GT イーベル・クニーヴェル」の2機種が用意され、各250台ずつ、合計500台限定で販売される。
■イーベル・クニーヴェル氏とは

アメリカを代表するスタントマンであり、ショーマンだったロバート・クレイグ・“イーベル”・クニーヴェル氏(1938年10月17日~2007年11月30日)。
1960年代から70年代を中心に、同氏は人生で175回以上のジャンプスタントを披露した。
あるときは車を飛び越え、またあるときは大噴水を飛び越え、その模様は全米でテレビ放送もされ、観る者を魅了してきた。
ジャンプスタントには、往年のトライアンフ・ボンネビルT120やボンネビルT140が相棒として使われてきた。
そんなクニーヴェル氏の名を冠した限定車をこのたびトライアンフは発表した。
ベースとなるモデルは量産市販二輪車で世界最大排気量の2458ccインライン3気筒エンジンを搭載した「ロケット3」シリーズだ。
■Rocket 3R/GT Evel Knievelの特徴

「ロケット3GT」は「ロケット3R」をもとに、長時間走行での快適性を高めたモデル。
「R」はミッドフットコントロール(ステップが後方にあり、バンク角を稼ぐ為、ステップの位置を高くする)、
「GT」はフォワードコントロール(ステップが前方の低めにあり、足を放り出して乗るようなスタイル)を採用。

GTには長めのスクリーンやパッセンジャーのバックレストも標準装備。
シートもそれぞれ専用設計となっている。
クロームメッキ仕様の燃料タンクのデザインは、クニーヴェル氏のアイコンである爽やかな白いジャンプスーツと星条旗のグラフィックからインスピレーションを得たものだという。シートには氏のサインがゴールドの刺繍で施されている。

また、メーターのスタートアップアニメーションも専用でつくられた。
限定車ならではのシリアルナンバーは、エンジンカバープレートに記されている。
さらにコレクターズアイテムとして、クニーヴェル氏とトライアンフとの物語を綴った限定ハードカバーブックが車体と同じシリアルナンバー入りで付属する。

このモデルに関して、トライアンフのチーフ・コマーシャル・オフィサーであるポール・ストラウド氏は次のように語っている。
「クニーヴェルは、1960年代に、トライアンフのモーターサイクルで数々のスタントを披露しましたが、T120 TTに乗ってラスベガスのシーザーパレスで行ったジャンプは、何世代ものファンに衝撃を与え伝説を作った瞬間でした。
今回、クニーヴェル・ファミリーと協力し、あたかも全盛期のクニーヴェルが路上で復活したかのような、まさに目を見張る2台の限定モデルを作り上げました。この世界限定モデルは、クニーヴェル仕様の美しいデザインが施され、さらにクニーヴェルとトライアンフとの物語を綴った限定ハードカバーブックが付属します。コレクターやファン、スリルを求める人々に大きくアピールする、各モデル世界限定250台のみの生産となります」

■トライアンフ「ロケット3R/GT イーベル・クニーヴェル」の主なスペック
- ※《》はGT
- 全長×全幅×全高 2365× 920 × 1125mm
- 全長×全幅×全高 GT 2365×《940》×《1183》mm
- ホイールベース 1677mm
- シート高 773《750》mm
- 車両重量 318《321》kg
- エンジン形式 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列3気筒
- 総排気量 2458cc
- ボア×ストローク 110.2×85.9mm
- 圧縮比 10.8
- 最高出力 134kW(182PS)/7000rpm
- 最大トルク 225N・m/4000rpm
- 燃料タンク容量 18L
- 変速機形式 6速リターン
- キャスター角 27.9°
- トレール量 134.9mm
- ブレーキ形式(前・後)Φ320mmダブルディスク・Φ300mmシングルディスク
- タイヤサイズ(前・後)150/80 R17 V・240/50 R16 V
■価格
- メーカー希望小売価格(消費税10%込)
- 3R 342万9000円
- GT 349万9000円

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TRIUMPH“筆記体ロゴ”デザイン「Icon Edition」発表! ボンネビル&スクランブラー限定車(2024年10月29日)

2024年10月29日、トライアンフ モーターサイクルズ ジャパンはモダンクラシックシリーズの限定コレクション「Icon Edition」の販売に関する詳細を発表した。

■TRIUMPH「Icon Edition」の特徴
100年以上の時を経て、筆記体ロゴが復活
英国のバイクメーカー・TRIUMPHは、たびたび限定車をシリーズで展開している。
新たに発表された「Icon Edition」は、BonnevilleやScramblerといったモダンクラシックシリーズ7台で展開される限定コレクション。
それぞれ現行車をベースに、外観を変更。1907年から1914年まで採用された筆記体のロゴを燃料タンクにあしらっているのが最大の特徴。
■TRIUMPH「Icon Edition」のラインナップ
ボディカラーはいずれも「アルミニウムシルバー/サファイアブラック」となっているが、それぞれ配色は異なっている。
Bonneville T100 Icon Edition
発売時期:2025年1月以降
税込価格:140万3000円

Bonneville T120 Icon Edition
発売時期:2024年12月
税込価格:174万7000円

Scrambler 900 Icon Edition
発売時期:2025年1月以降
税込価格:143万3000円

Scrambler 1200 X Icon Edition
発売時期:2024年12月
税込価格:193万円

Scrambler 1200 XE Icon Edition
発売時期:2024年12月
税込価格:215万6000円

Bonneville Bobber Icon Edition
発売時期:2024年12月
税込価格:196万7000円

Bonneville Speedmaster Icon Edition
発売時期:2025年1月以降
税込価格:196万7000円

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TRIUMPHが9車種・計10色の2025年ニューカラーを発表! 2024年夏から順次発売予定(2024年6月3日)

2024年6月3日、TRIUMPH モーターサイクルズ ジャパンは、2025年モデルのモダンクラシックシリーズとロードスターシリーズに計10色の新色を導入することを発表した。
英国のバイクメーカー・TRIUMPHはさまざまなカテゴリーのモデルを展開している。
2024年は400ccクラスのスピード400とスクランブラー400Xをリリースし、さらに裾野を広げた。
今回発表されたのは、モダンクラシックとロードスターシリーズの9機種・全10色のニューカラーだ。
いずれも2024年夏から全国の正規販売店で順次発売される。
TRIUMPH ロードスター新色発売予定
■TRIUMPH「Bonneville Bobber」2025年モデル
新色:Matt Graphite & Matt Baja Orange
タイプ:水冷SOHC並列2気筒 8バルブ270°クランク
排気量:1200 cc
最高出力:78 PS (58kW) @ 6,100 rpm
トランスミッション:6 速
税込価格:193万8600円

■TRIUMPH「Bonneville Speedmaster」2025年モデル
新色:Snowdonia White & Cranberry Red
タイプ:水冷SOHC並列2気筒 8バルブ270°クランク
排気量:1200 cc
最高出力:78 PS (58kW) @ 6,100 rpm
トランスミッション:6 速
税込価格:193万8600円

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TRIUMPH Rocket 3にニューモデル発表!「Rocket 3 Storm R」「Rocket 3 Storm GT」誕生(2024年3月19日)

トライアンフモーターサイクルズジャパンは「Rocket 3」シリーズの新型車「Rocket 3 StormR」「Rocket 3 Storm GT」を発表した。
究極のマッスルロードスターが新鮮なスタイリングと記録破りのパフォーマンスを手に入れてさらに進化しました。
瞬時に発揮される爆発的な加速力。トリプルエンジンから発生する記録破りのトルクが、この上ない爽快感をもたらします。
唯一無二の存在感を放つ「Rocket 3 Storm」を最高出力15PS・最大トルク4Nmアップ!。
20周年という節目を迎え、TRIUMPHはニューモデルシリーズ「Rocket 3 Storm R」「Rocket 3 Storm GT」を発表した。

■TRIUMPH「Rocket 3 Storm R」「Rocket 3 Storm GT」の特徴
シリーズには「R」と「GT」があり、「GT」は長めのスクリーンやタンデムシートのバックレストなどを備え、ライディングポジションはアップライト、ロングクルーズでの快適性をより重視した仕様となる。
「Rocket 3 Storm R」は、究極のマッスルロードスター。迫力ある姿と非の打ちどころのないスタイリング、驚くほどの敏捷性を発揮する感動的なパフォーマンスで魅了します。
「Rocket 3 Storm GT」は、ゆったりとリラックスしたライディングポジションでありながら、驚異的なパフォーマンスと並外れたハンドリングを体感できます。


量産バイク世界最大排気量を誇るエンジンの圧倒的なパフォーマンスにふさわしく、威風堂々とした、非の打ちどころのないスタイリング。迫力ある姿の新型Rocket 3 Storm が、比類なきパフォーマンスと贅沢な乗り味で究極のライディング体験を実現します。

排気量2458ccの直列3気筒エンジンは、従来モデルから最高出力を15PSパワーアップし182PS/7000rpmを発揮。
同時に最大トルクも4Nm向上して、4000rpmで225Nmを発揮する。

ホイール径はフロント17インチ・リア16インチ。10本スポークのアルミ鋳造ホイールを新採用した。
これによりバネ下質量を低減し、敏捷性を高めたという。
サスペンションは前後ともにショーワ製を採用。Φ47mmの倒立フォークは伸側減衰と圧側減衰の調整が行なえる。
リアのモノショックは伸側・圧側減衰とプリロードの調整が可能だ。

ブレーキキャリパーは前後ブレンボ製。フロントはΦ320mmのダブルディスク、リアはΦ300mmのシングルディスク。コーナリングABSも備わる。
ステップ位置のちがいも大きい。「R」はミッドフットコントロール、「GT」はフォワードコントロールを採用している。
電子制御スロットルを採用し、4種のライディングモードを搭載。
トラクションコントロールやクルーズコントロールはもちろん標準装備。
メーターは高機能なフルカラーTFTディスプレイだ。

外観は各部をブラックアウトしているのが特徴的。
随所にブラックアルマイト仕上げが施されており、シックな高級感を醸している。
■「Rocket 3 Storm R」「Rocket 3 Storm GT」カラーバリエーション
ロケット3ストームR
- Rocket 3 Storm R|カーニバルレッド/サファイアブラック
- Rocket 3 Storm R|サファイアブラック/グラナイト
- Rocket 3 Storm R|サテンパシフィックブルー/マットサファイアブラック



ロケット3ストームGT
- Rocket 3 Storm GT|カーニバルレッド/サファイアブラック
- Rocket 3 Storm GT|サファイアブラック/グラナイト
- Rocket 3 Storm GT|サテンパシフィックブルー/マットサファイアブラック



■「Rocket 3 Storm R」「Rocket 3 Storm GT」スペック
- 全長×全幅×全高 (R):2365×920×1125mm
- 全長×全幅×全高(GT):2365×940×1185mm
- ホイールベース:1675mm
- シート高 (R):773mm
- シート高(GT):750mm
- 車両重量 (R):318kg
- 車両重量(GT):321kg
- エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ直列3気筒
- 総排気量:2458cc
- ボア×ストローク:110.2×85.9mm
- 圧縮比:10.8
- 最高出力:134kW(182PS)/7000rpm
- 最大トルク:225N・m/4000rpm
- 燃料タンク容量:18L
- 変速機形式:6速リターン
- キャスター角:27.9°
- トレール量:134.9mm
- ブレーキ形式(前・後):Φ320mmダブルディスク・Φ300mmシングルディスク
- タイヤサイズ(前・後):150/80 R17 V・240/50 R16 V
■価格
メーカー希望小売価格(消費税10%込)
- 「Rocket 3 Storm R」 は税込298万9000円
- 「Rocket 3 Storm GT」は税込305万9000円

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Indianが限定車「FTR × RSD Super Hooligan」発表! ローランド・サンズ・デザインとのコラボモデル(2024年2月21日)

ポラリスジャパンは限定車Indian 「FTR × RSD Super Hooligan」を日本に導入することを発表した。
限定車はレーシンググラフィックとプレミアムパフォーマンスコンポーネントを採用した、唯一無二なデザイン。
Indianのアメリカンスポーツ「FTR」は、これまでにもさまざまな限定車が展開されてきた。
今回発表されたのは、ローランド・サンズ・デザイン(RSD)とのコラボレーションモデルで、世界限定300台の生産となり、日本ではそのうち25台が販売される。
RSDとインディアン・モーターサイクルが約10年にわたり、、モトアメリカのスーパーフーリガンレースシリーズを通じて表現してきた、「フーリガン精神」にインスパイアされた新型FTRの限定モデルを発表した。
つまり「奔放で大胆不敵な自由を謳歌する」バーバングスピリットを称えている。

■RSD Super Hooliganモデルや今回のコラボレーションについて
Indianのアーロン・ジャックス副社長は次のように語る。
「フーリガンという言葉は、モーターサイクルの世界ではまったく新しい意味を持つようになった。
モーターサイクルは楽しむことを何よりも優先し、周りにおもねることなく大胆不敵な振る舞いによって特徴づけられる、この新しいFTRはそのすべてを表している。
ローランド・サンズはこの道を切り開き、フーリガンというライフスタイルを軸にRSDブランドを築き上げてきた。
中型クルーザーでダートオーバルを周回することから、今日のMotoAmericaシリーズでのコンペティティブなレースまで、フーリガンライディングの精神は変わらない」
RSDの創設者であるローランド・サンズ氏は以下のようにコメントしている。
「スーパーフーリガンバイクは、レース場で見かけるようなフルフェアリングのマシンとは一線を画し、
パワートレインをむき出しにしつつ、泰然自若なポジションとカスタムの美学を兼ね備えている。
インディアン・モーターサイクルから、カスタマー向けのインディアンFTRのデザインを依頼されたとき、そのことは自然な流れであり、今回それを表現できたことを非常にうれしく思っている」
■「フーリガン精神」にあふれた、唯一無二なデザイン


この「FTR × RSD Super Hooligan」のベースモデルとして、FTRの上級グレード「FTR Rカーボン」を採用した。
ブラックメタリックの車体にスーパーフーリガンのレースグラフィックや、
インディアンモーターサイクルのクラシックなレッドフレームにゴールドのアクセントを効かせたマッチングホイールとし、
フロントとサイドのナンバープレートにはインディアンモーターサイクルレーシングの No.1 チャンピオンロゴをあしらった限定モデルです。
さらに、FTR×RSD Super Hooligan のリアシートカウルには、レースチームのスポンサーロゴをあしらい、オーセンティシティを高めています。
また、ラジエターシュラウド、フロントフェンダー、フロントフォークにもグラフィックを追加しています。

■Indian「FTR × RSD Super Hooligan」の特徴
排気量1203ccの水冷Vツインエンジンは、最高出力123HP、最大トルク120Nmを発揮する。
フルアジャスタブルのオーリンズ製倒立フロントフォークやピギーバック式リアショック、ブレンボ製のブレーキ、アクラポビッチ製マフラーなど各部には高級パーツを備える。
ライド・コマンドを搭載した101mm径のタッチスクリーン・ディスプレイは、バイクやライディングに関する重要な情報を提供するほか、ライディング・モードを選択してカスタマイズ可能。
また、ブルートゥースと USB 接続も可能となっている。
さらに、Akrapovicマフラーとヒートシールドがスタイリングとサウンドを向上させ、
アジャスタブルリアセット、オイルキャップ、ラジエーターキャップ、バーエンドウェイトなどの Gilles Toolingパーツがプレミアムな仕上がりに色を添える。
燃料タンクの上部や各カウルには、RSDとのコラボモデルならではのグラフィックがあしらわれている。


■Indian「FTR × RSD Super Hooligan」スペック
全長:2223mm
ホイールベース:1524mm
最低地上高:165mm
シート高:乗車時805mm・非乗車時820mm
車両重量:218kg(燃料除く)
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒
総排気量:1203cc
ボア×ストローク:102×73.6mm
圧縮比:12.5
最高出力:123HP/7750rpm
最大トルク:120N・m/6000rpm
燃料タンク容量:13L
変速機形式:6速リターン
キャスター角:25.3′
トレール量:100mm
ブレーキ形式(前・後):Φ320mmダブルディスク・Φ260mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後):120/70ZR17 58W・180/55ZR17 73W
■価格
メーカー希望小売価格:325万円(消費税10%込)
日本には2024年春に導入される予定

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