14.車種①オンロード
オンロードモデルとは、舗装された道路を走ることを想定して設計製造されているバイクのことです
- 1. 1レーサー Racer type type
- 2. 2レーサーレプリカ Racer replica
- 3. 3スーパースポーツ Super sports type
- 4. 4メガスポーツ Mega sports type
- 5. 5ツアラー Tourer type
- 6. 6スポーツツアラー Sports tourer type
- 7. 7ストリートファイター Street fighter type
- 8. 8クルーザー(日本ではアメリカン) Cruiser type
- 9. 9ドラッガー Dragger type
- 10. 10カフェレーサー Cafe racer
- 11. 11ネイキッド Naked type
- 12. 12ネオクラシック(ネオレトロ) Neoclassic type
- 13. 13クラシック Classic type
- 14. 14ビッグスクーター Scooter types
- 15. 15原付二種スクーター Scooter (Type 2)
- 16. 16原付一種スクーター Scooter (Type 1)
- 17. 17ビジネス Business type
- 18. 18ミニバイク(ファンバイク) Mini bike type
1レーサー Racer type type
クローズドコースの競技で勝つことに特化し、レースのレギュレーションに沿って製造・改造された、
ファクトリーレーサー競技・レース専用の車両。保安部品の取り付けがないため公道の走行が不可。
2レーサーレプリカ Racer replica
レース用のバイク(ベースマシン)に保安部品などを取り付けて公道を走れるようにしたようなバイクです。
始めから市販車がベースとなっているスーパースポーツとは設計思想が大きく異なります
乾式クラッチの採用や薄いシート、高めのステップ、低く絞られたセパハンなど、快適性を排除し速く走るための
車体構成。レーサーレプリカ…レースで使われていた「レーサー」を手本にして、市販用につくられたバイク。
走る・停まる・曲がるといったトータルの走行性能と動力性能の追及に特化した車種。
3スーパースポーツ Super sports type
レーシングマシンを再現したバイクで、全体がカウルに覆われセパハンの採用でライディングポジションも
前傾姿勢。メーカーが力を入れるカテゴリーで250ccか~1000ccをラインナップ、これをベース車としたレースが
開催されています。スーパースポーツ…もともと市販されていたバイクをレース向きに開発したバイク。
4メガスポーツ Mega sports type
スーパースポーツ的構成の車体に大排気量エンジンを搭載したことにより、高速巡航における動力性能と快適性
寄せた、スーパースポーツとツアラーとの中間的立ち位置のジャンル。
5ツアラー Tourer type
長距離走行・ツーリング仕様で、快適性に重きを置いているバイクを指す。
長距離かつ長日程をいかに楽にこなすための大柄な車体・ホイールベースと大排気量、巨大なカウルと安楽な
ポジションといった車体構成と、ラゲッジ面の充実した装備。
6スポーツツアラー Sports tourer type
本格ツアラーと対比した場合に、SSから派生または同様の走行性能・動力性能を重視した車体構成のものを、
より安楽で汎用性を高めたポジション・装備としたもの。
大型ウインドスクリーンや快適なシートなど長距離走行でも疲れにくい装備を持ち、二人乗りにも適しています。
大型バイクになると、高速巡航がラクになるクルーズコントロールやクイックシフターといった装備を備える
車種もあります。
7ストリートファイター Street fighter type
スーパースポーツバイクをベースとし、カウルを削除してライポジをアップライトにとった、比較的低い速度域で
それら車種の性能を楽しむたの殻剥きSS等と呼ばれていたもの。見た目ネイキッド、中身スーパースポーツの特徴
を持つ。ハイパワーモデルをベースに、カウルを外してバーハンドルや異形ヘッドライトを装着したカスタムマシン
をこう呼んだ。速く走りたいけど、スーパースポーツバイクのような前傾姿勢はつらいという方にもお勧め。
8クルーザー(日本ではアメリカン) Cruiser type
ツアラーと比べた場合に、より低速度でゆったりと走るための車体構成と装備。アメリカでのニーズが具現化して発展・一般化(一部で先鋭化)したもの。
Vツインエンジンを搭載したロー&ロングスタイルのバイク。長距離巡航性能が高く、クルーザーと呼ばれることもある。
アメリカ大陸のように平坦で直線的な長い道のりを走るのに特化してつくられたモデルである。
足つき性は良いが重量が重たいのが難点、近年は単気筒や並列2気筒エンジンを採用するなど軽量なアメリカンも登場。
9ドラッガー Dragger type
大排気量エンジン+ワイドオープン時にもフロントアップやホイールスピンを誘発しにくいロングホイールベース
で、加速力に重きをおいた車体構成と装備
10カフェレーサー Cafe racer
セパレートハンドルにシングルシートを基本とし、ビキニカウルまたはロケットカウルなどを装着した
レーシングマシンを模倣したスタイルのネイキッドバイクです。
近年のバイクに多い角ばったデザインとは一線を画すデザインで、いま再び注目されています。
11ネイキッド Naked type
モーターサイクルとして伝統的かつ一般的な構成で、欧州ではロードスター(軽快車)といった呼び方もある。
フルカウルのレーサーレプリカの対義。
英語の形容詞「Naked/むき出しの」という言葉そのままに、車体を覆うカウルがなく、エンジンやフロント
部分がむき出しになっているバイクのことを指す。
ライディングポジションも自然で違和感のないモデルが多く、安心感が高くて乗り手を選ばない
12ネオクラシック(ネオレトロ) Neoclassic type
昔ながらのレトロな外観でありながら、エンジンや足回りは先進技術を駆使した近代的なモデルです。
メッキパーツなどでクラシカルな雰囲気を漂わせつつも、高性能なエンジンやLED採用ヘッドライトなど最新の電装系が
採用された、今風にアレンジされたクラシックバイクです。ネオレトロとも呼ばれ、近年ブームが続いています。
13クラシック Classic type
空冷エンジンを採用し、メッキパーツを多用するなど昔ながらのスタイルにこだわったバイクです。
バイクに興味のない方からも好感を持たれやすい落ち着きのあるデザインが特徴
14ビッグスクーター Scooter types
ビックスクーターは250cc以上の大型スクーターで、高速道路での長距離走行にも対応したモデルです。
クルーザーにも似たゆったりなライディングポジション、クッション性のよいシート、すぐれたタンデム性能、
オートマトランスミッションによるイージー操作、驚く積載性能など、多くのメリットが若者に受け入れられ
人気。オートマチックメカ部分をフルカバーしたカウルと、跨がずに足を揃えて乗ることもできるステップが特徴。
ビジネスバイクとしてもスクータータイプのもののほうが増えてきた。
通勤やビジネスシーンなど、快適かつ機敏な移動手段として活躍してくれる便利な乗り物が「スクーター」。
15原付二種スクーター Scooter (Type 2)
原付は、「第一種」と「第二種」のオートマチックタイプの二つに分けられる。
「第二種」の51cc~125ccのスクーターは車検が不要で維持費も安く、走行性能や機動性のバランスが取れた
モデルです。バイクの中では比較的コンパクトで、取り回しも楽。
「第一種」と比べると30kmの時速制限がなく、交差点での二段階右折も不要になります。
原付の手軽さで、さまざまな制限が解除されるため、街中の移動手段や通勤・通学時をメインにする方に
おすすめです。
16原付一種スクーター Scooter (Type 1)
原付は、「第一種」と「第二種」のオートマチックタイプの二つに分けられる。
従来の原付は一般的に言う原付は50cc以下の「第一種」を指すことが多い。
車体が軽く燃費が良いため、近距離の移動に適したモデルです。
普通自動車免許などを取得すれば運転できるので、初期費用を抑えたい方におすすめです。
排ガス規制の強化で、2025年11月以降は原付「第一種」の生産が終了となるため、販売がなくなります。
17ビジネス Business type
新聞配達、郵便配達のカブ、デリバリーでの三輪需要を除いて、いまや絶滅危惧種の「働くバイク」。
かつてのユーザー層であった警官や銀行/保険の外交員等は、スクーターや軽自動車に移行。
18ミニバイク(ファンバイク) Mini bike type
50〜125ccくらいまでの小排気量で、街乗りや普段使いに便利なバイクを「ファンバイク」や「コミューター」
とも呼びます。
小さな車体ながらも、機能性や走りは本格的なバイクに引けを取らないほどの高性能を与えられているモデルも
多く、ビギナーからベテランまで人気が高いジャンルです。もともとは車重やタイヤの大きさで基準が設けてあった。
近頃は、排気量が125cc以下でギア付きの車体が小さいバイクを指すようになった。
リーズナブルでコストパフォーマンスに優れているほか、趣味性の高いバイクも多く、カスタマイズするライダー
も多い。