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ブレーキレバー

ブレーキレバー
画像はイメージです。

2025年10月24日

オートバイのブレーキレバーにはいくつかの種類があり、それぞれに特徴的な機能と用途があります。

 

また、オートバイのブレーキレバーガード(レバーガード)は、特にスポーツ走行やレースシーンで重要な役割を果たす安全装備です。

近年ではストリートユースでも注目されており、機能性とドレスアップ性を兼ね備えたパーツとして人気があります。

 

 

ブレーキレバーの主な種類

スタンダードレバー(純正タイプ)

純正レバー
  • 特徴:多くのバイクに標準装備されているタイプ。シンプルな形状で、調整機能は少ない。
  • 用途:一般的な街乗りやツーリングに最適。
  • メリット:信頼性が高く、コストも安価。
  • デメリット:手のサイズに合わない場合、操作性が劣ることがある。

アジャスタブルレバー(調整式)

アジャスタブルレバー
  • 特徴:レバーの位置(引き代)を細かく調整できる機構付き。
  • 用途:手の大きさや指の長さに合わせて快適な操作感を得たいライダー向け。
  • メリット:疲労軽減、操作性向上。
  • デメリット:構造が複雑で価格が高め。

ショートレバー

ショートレバー
  • 特徴:通常より短いレバーで、2本指で操作する設計。
  • 用途:スポーツ走行やサーキット走行に適している。
  • メリット:素早い操作が可能、見た目もスタイリッシュ。
  • デメリット:握力が必要で、長距離走行には不向きな場合も。

ロングレバー

ロングレバー
  • 特徴:手のひら全体で握れる長めのレバー。
  • 用途:街乗りやツーリングなど、安定した操作が求められる場面。
  • メリット:力を入れやすく、初心者にも扱いやすい。
  • デメリット:操作に時間がかかることがある。

可倒式レバー(フォールディングタイプ)

可倒式レバー
  • 特徴:転倒時にレバーが折れずに可倒する構造。
  • 用途:オフロードや転倒リスクの高い走行に最適。
  • メリット:破損リスクを軽減。
  • デメリット:構造が複雑で価格が高め。

その他の選択ポイント

  • 素材:アルミ合金、ジュラルミンなど。軽量で剛性の高い素材が好まれる。
  • カラー:カスタム性を重視するなら、色選びも重要。バイクの外観に合わせて選ぶと統一感が出る。
  • ブランド例:U-KANAYA、ACTIVE、エンデュランスなどが人気。

まとめ

種類調整機能操作性転倒時の耐久性用途例
スタンダードなし普通普通街乗り、初心者
アジャスタブルあり高い普通長距離、快適性重視
ショートなし/あり高速低いスポーツ走行
ロングなし/あり安定普通ツーリング
可倒式あり高い高いオフロード

ブレーキレバーガードとは?

ブレーキレバーガード
  • ハンドルバーのバーエンドに取り付ける保護パーツ。
  • 主にブレーキレバー側に装着され、クラッチ側は見た目のバランスを取るために装着されることもあります。

主な機能

接触による誤作動防止

  • レース中や混雑した走行時に、他車や障害物がブレーキレバーに接触すると、意図せずブレーキがかかり、フロントタイヤがロックして転倒する危険があります。
  • レバーガードはこのような接触を物理的に防ぎ、安全性を向上させます。

転倒時のレバー保護

  • 万一の転倒時に、ブレーキレバーが地面に直接当たって折れるのを防ぐ役割も果たします。

振動の緩和

  • 一部のモデルでは、ハンドルの振動を吸収・緩和する設計がされており、長時間走行時の疲労軽減にも貢献します。

ドレスアップ効果

  • MotoGPなどのレーシングバイクにも装着されているため、スポーティな外観を演出するカスタムパーツとしても人気です。

用途とシーン別活用

用途効果・メリット推奨シーン
レース・サーキット他車との接触による誤作動防止、安全性向上MotoGP、全日本ロードレースなど
ストリート走行転倒時のレバー保護、ドレスアップ効果街乗り、ツーリング
オフロード障害物との接触防止、耐久性向上林道走行、エンデューロ

素材と構造

  • 素材:アルミ削り出し、PBT樹脂、カーボンなど。
  • 構造:バーエンドと一体型、オフセット設計で操作性を損なわない工夫あり。
  • 価格帯:1,500円〜10,000円程度。

まとめ

ブレーキレバーガードは、単なる装飾ではなく、安全性と機能性を高める重要なパーツです。特にレースや混雑した走行環境では、事故防止に大きく貢献します。ストリートでも転倒時の保護や見た目のカスタムとして有効なので、導入を検討する価値は十分にあります。

Posted by 夏木 陽