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計器

計器類

2025年10月17日

オートバイのメーターには、ライダーが走行中に必要な情報を把握するための計器が多数搭載されています。

アナログ式とデジタル式の両方が存在し、それぞれに特徴があります。以下に代表的な計器とその特徴を整理してみました。

 

主なメーターの種類と特徴

カスタムバイクのアナログ式5連メーター+時計
計器名主な機能・役割アナログ式の特徴デジタル式の特徴
スピードメーター走行速度を表示。
法定速度の確認や安全運転に不可欠。
針で速度を示す。
視覚的に動きがわかりやすい。
数値表示で瞬時に認識可能。
視認性が高い。
タコメーターエンジン回転数を表示。
シフトタイミングやエンジン負荷の
把握に役立つ。
回転数の変化を針の動きで直感理解。高精度な数値表示。
バックライト付きで夜間も見やすい。
オドメーター累積走行距離を表示。
メンテナンスや中古車評価の指標。
機械式はリセット不可。
信頼性が高い。
デジタルは多機能で、
トリップメーターと併用可能。
トリップメーター一定区間の走行距離を記録。
燃費計算やツーリングの記録に便利。
手動リセット式。
シンプルで使いやすい。
複数のトリップ記録が可能。
燃費表示と連動することも。
燃料計ガソリン残量を表示。
給油タイミングの判断に必須。
針式で残量の変化がわかりやすい。数値やバー表示で残量が把握可能。
水温・油温計エンジンの冷却水やオイル温度を表示。
オーバーヒート防止に重要。
一部車種のみ搭載。
視覚的に温度変化を把握可能。
警告機能付きが多く、
異常時にアラート表示される。
電圧計バッテリー電圧を表示。
電装系トラブルの予防に役立つ。
アナログは少数派。
視認性はやや劣る。
高精度で異常電圧を即座に検知可能。
ギアポジション現在のギア段数を表示。
初心者やスポーツ走行時に便利。
アナログ式はほぼ存在しない。数値表示で直感的に把握可能。
時計現在時刻を表示。
ツーリングや通勤時に便利。
アナログ時計は稀。24時間表示やバックライト付が主流。

メーターの構造分類

夜間のアナログ式
  • 機械式(アナログ)
    • ケーブルやギアで物理的に情報を伝達
    • レスポンスはやや遅めだが、耐久性が高い
    • 古い車種やクラシックバイクに多い
  • 電気式(デジタル)
    • センサーから電気信号で情報を取得
    • 多機能・高精度・軽量
    • 現代のバイクでは主流

ハイブリッド型メーター

最近では、アナログ針とデジタル液晶を組み合わせた「ハイブリッドメーター」も増えており、視認性と情報量のバランスが取れた設計になっています。

Posted by 夏木 陽