道路運送法 – 軽二輪車
総排気量が125ccを超え250cc以下のバイクのことで、法律上は「二輪の軽自動車」に分類されます。
運転免許
軽二輪車を運転するには、普通二輪免許（または大型二輪免許）が必要です。
16歳以上で取得でき、AT限定免許もあります。
車検
排気量が250cc以下のため、車検は不要です。
ただし、使用者の義務として、日常点検や定期的な点検・整備を行う必要があります。
税金
毎年かかる軽自動車税（種別割）は、年額3,600円です。
高速道路
排気量が125ccを超えているため、高速道路を走行できます。
ただし、二人乗りをする場合は排気量が251cc以上などの条件があるため、軽二輪では二人乗りができません。
メリット
維持費が安い: 車検が不要なため、維持費を抑えられます。
扱いやすい: 車体が比較的軽く、街乗りやツーリングにも適しています。
高速道路走行が可能: 原付二種（125cc以下）と違い、高速道路も利用できます。
デメリット
定期点検が必要: 車検がない分、所有者が点検や整備をしっかり管理する必要があります。
パワーが控えめ: 小型二輪（250cc超）に比べると、エンジンの出力が控えめです。
人気のモデル
- アドベンチャースタイルのスクーター タフな外観と高い走破性で、街乗りからアウトドアまで対応。
- 新型「eSP+」エンジン搭載 トルクアップにより加速性能が向上。アイドリングストップ機能も搭載。
- セミブロックタイヤ＆高性能サスペンション 悪路でも安定した走行が可能で、キャンプや林道にも強い。
- 価格帯：約45万〜50万円前後（新車） 実用性と趣味性を兼ね備えた人気モデル。
- フルサイズのスポーティスクーター 250ccクラスで、伸びやかな加速と安定した走行性能が魅力。
- 収納力が抜群 シート下に48Lのラゲッジスペースを確保。フルフェイスヘルメットが2個収納可能。
- 快適装備が充実 電動スクリーンやスマートキーなど、上級装備を多数搭載。
- 価格帯：約65万〜70万円前後（新車） 高速道路走行も快適で、ツーリングにも最適な一台。
【道路交通法】
警察庁（国家公安委員会）が管轄し、交通の安全な運行のため、「道路上での人や車両の安全かつ円滑な交通、運転免許、交通事故防止」などを定めております。
■目的：道路上の交通事故を防止し、自動車、自転車、歩行者すべての安全かつ円滑な交通を実現するための交通ルールを定めます。
■主な内容
- 交通ルールの規定（走行方法、一時停止、信号など）
- 運転免許制度
- 交通取締り
- 事故防止、危険防止のための規則
- 違反時の罰則（罰金・懲役など）や行政処分（免許停止・取消し）
【道路運送車両法】
国土交通省が管轄し、車両の整備と安全のため、「自動車（車両）そのものの登録、車検、保安基準など」を定めております。
■目的：自動車などの運送車両の登録、車検、保安基準など、車両そのものの整備・技術的な側面を規定します。
■主な内容
- 車両の登録、届出（ナンバープレートの交付など）
- 車両の保安基準（設計・製造の技術要件、安全確保と公害防止）
- 車両の検査、点検（車検制度）
- 不正改造の禁止