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カメラステー・ジンバル

カメラステー・ジンバル
画像はイメージです。

2025年11月16日

オートバイツーリングでの撮影記録において、カメラステーやジンバルは重要なツールとして活用されています。

カメラステーを使用することで、オートバイにアクションカメラやスマートフォンをしっかり固定でき、走行中のダイナミックな映像を安定して記録できます。

ハンドルバーやタンクなど、設置箇所を選ぶことで多様な視点から撮影が可能です。

  

一方、ジンバルはカメラの揺れを軽減するため、走行中でも滑らかで高品質な映像を撮るのに最適です。

特に、振動が多い道やカーブが連続するシーンでも映像のブレを最小限に抑える効果があります。

これらのツールを組み合わせることで、臨場感あふれるツーリング映像が簡単に作成でき、旅の記録がよりプロフェッショナルな仕上がりとなります。

 

オートバイツーリングの記録において、カメラ(アクションカムなど)を効果的に配置・マウントすることで、映像の臨場感やバラエティが格段に向上します。

ここでは、主要なカメラの配置位置と、その効果、推奨されるマウント方法を表形式でご紹介します。

 

ツーリングカメラのステー・マウント方法と効果

多様なマウント
配置位置映像の効果・特徴推奨されるステー
・マウント方法
考慮すべき点
ヘルメット
顎(チン)部分
**ライダー視点(POV)**の映像。
視線の動きと連動し、臨場感が最も高い。
メーターやハンドルの一部が入り、
バイクに乗っている感が伝わる。
専用チンマウント
(両面テープまたはストラップ固定)。
カメラの向きを微調整しやすい
ジンバルマウントも有用。
カメラが口元を覆い、
インカムマイクの近くになるため、
風切り音対策が必須。
ヘルメット
側面
ライダーの顔や横顔の一部が映り込み、
状況説明や感情が伝わりやすい。
目線よりも少し横からの視点で、
景色も広く捉えられる。
専用サイドマウント
(強力な両面テープ固定)。
カメラのバランスを取るため、
軽量なカメラを選ぶのが望ましい。
走行風の抵抗を受けやすい。
ヘルメットの脱着時に
邪魔にならないか確認が必要。
ヘルメット
頭頂部
高い位置からの視点で、
広い視野角客観的な走行シーンを捉える。
グループ走行で後ろのライダーを
映すのにも適している。
トップマウント
(両面テープまたはストラップ)。
カメラが水平になるよう角度調整が必要。
安定性は高いが、風切り音対策は必要。
トンネルや低い構造物に注意。
ハンドルバー
/ミラー基部
バイクの動きが強調された映像。
路面の振動やカーブ時の傾きが
ダイナミックに伝わる。
ライダーの操作(手元)も映せる。
クランプ式マウント
(U字ボルトや強力なジョイント)。
ミラーの根元に固定するボールマウント
多用される。
振動の影響を受けやすいので、
電子式ジンバル
強力な手ブレ補正が必須。
視界の邪魔にならないよう注意。
エンジンガード
/フォーク
ローアングルからの迫力ある視点。
地面が近く、スピード感や路面の凹凸が
強調される。
サスペンションの動きも捉えられる。
パイプクランプ式マウント
走行中にカメラが外れないよう、
複数のクランプで強固に固定する。
泥や水しぶきを被りやすいので、
カメラの防水・防塵性能と、
レンズ保護が必須。
車体後方
(リアキャリア
/テール)
バイクが遠ざかっていく映像や、
後続のライダーの様子を捉える。
グループツーリングの全体像を
記録するのに最適。
リアキャリアへのクランプ固定、
または専用テールマウント
(両面テープ)。
振動対策と、
後続車や荷物の映り込みを考慮した
角度設定が必要。

ジンバルとステーの使い分け

多様なマウント
ツール用途設置推奨場所
アクションカム
(GoProなど)
広角・臨場感・防水が必須の映像。
電子式手ブレ補正(HyperSmoothなど)をONにして使用。
ヘルメット、ハンドル、エンジンガード
など全ての場所。
外部ジンバル
(DJI Osmo Mobileなど)
極めて滑らかな映像が欲しい場合。
振動が多い場所(ハンドルなど)で
プロレベルの安定性を求める場合に、
アクションカムと組み合わせて使用。
ハンドル、リアキャリアなど
低振動な部分に設置。

【重要】

マウントを取り付ける際は、走行中に絶対に外れないよう、ネジの緩み防止やワイヤーによる落下防止対策(セーフティテザー)を必ず施してください。

特にハンドルやエンジンガードなどの振動が多い場所では、定期的な確認が必要です。

Posted by 夏木 陽