工具メーカー
オートバイの本格整備に必要な工具は、用途に応じて「手工具」「電動工具」「特殊工具」に分類され、それぞれに信頼性の高いブランドがあります。
目次
手工具（スパナ・レンチ・ドライバーなど）
KTC（京都機械工具）
- 日本を代表する工具メーカー。整備士やバイクショップでも定番。
- 高精度・高耐久のスパナ、ラチェット、トルクレンチなどが人気。
- 国産バイクとの相性も抜群で、整備マニュアルにも推奨されることが多い。
Snap-on（スナップオン）
- アメリカ発のプロ向け高級工具ブランド。精密性と耐久性に優れ、特にラチェットやソケット類は世界中の整備士に愛用されている。
- 価格は高めだが、一生モノの品質。
電動工具（インパクトレンチ・電動ドリルなど）
Makita（マキタ）
- 日本の電動工具の雄。バイク整備にも使いやすい充電式インパクトレンチやドリルが豊富。
- 軽量でパワフル、バッテリーの持ちも良く、整備現場での信頼性が高い。
HiKOKI（日立工機）
- 旧・日立工機。高トルクのインパクトレンチやグラインダーが整備用途に最適。
- 耐久性と操作性に優れ、プロユースにも対応。
特殊工具（トルクレンチ・プラグレンチ・スプリングフックなど）
東日製作所（TOHNICHI）
- トルク管理の専門メーカー。高精度なトルクレンチで知られる。
- バイクのエンジンや足回り整備において、適正トルクでの締め付けが可能。
STAHLWILLE（スタビレー）
- ドイツの高級工具メーカー。特殊形状のレンチや精密工具が豊富。
- 欧州車や高精度な作業に向いており、整備士からの評価も高い。