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デカール

デカール

2025年10月3日

オートバイのオリジナルのデザインとして貼られている、ラインやロゴなどデカールの劣化を、リペアする材料の入手方法、再装着の手順やノウハウを解説。

デカールのリペアは、見た目の印象を大きく左右するだけでなく、愛車への愛着もグッと深まります。

 

材料の入手方法

① 純正デカールを探す:メーカー純正部品として注文

純正デカール
  • ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキなどの公式パーツカタログで型番を調べて注文。
  • バイクショップやディーラーでも取り寄せ可能。

② 社外品・リプロデカール:ネット通販サイトで購入

社外デカール
  • 楽天市場、Amazon、ヤフオク、メルカリなどで「○○(車種名) デカール」で検索。
  • 海外サイト(eBayなど)も選択肢。

③ 自作する方法:スデカールカッティングマシン

オリジナル 1点モノ
  • Illustratorなどでデザイン → カッティング → 耐候性シートに貼り付け。
  • オリジナルデザインを印刷業者に入稿して、耐候性デカールとして印刷してもらう。

再装着の手順とノウハウ

① 古いデカールの除去

  • ドライヤーやヒートガンで温めて剥がす。糊が柔らかくなり、ボディを傷つけずに剥がせる。
  • スクレーパーや樹脂ヘラを使用。金属製は傷の原因になるので注意。
  • 糊残りの除去。パーツクリーナーやデカールリムーバーで拭き取り。

② 表面の下処理

脱脂処理。シリコンオフなどで油分を除去。
研磨(必要に応じて)。表面が荒れている場合は耐水ペーパーで整える。

③ デカールの貼り付け

  • 位置合わせ。マスキングテープで仮止め → バランス確認。
  • 水貼り(中性洗剤を薄めた水をスプレー)で位置調整しやすく。
  • 空気を抜きながらスキージーで密着。

④仕上げ

  • ドライヤーで軽く温めて密着性アップ。
  • 端が浮かないようにしっかり圧着。

注意点とコツ

  • 貼り付けは気温20〜25℃が理想。寒すぎると粘着力が落ち、暑すぎると伸びやすい。
  • 水貼りは屋外用デカールに限る。紙系や弱粘着タイプには不向き。
  • 貼った直後は洗車・雨を避ける。24時間は乾燥・定着させる。

Posted by 夏木 陽