ペイント

オートバイの塗装をDIYで行うのは、手間はかかりますが達成感もひとしお。
DIY塗装は「お金と手間を惜しまない」ことが成功の秘訣とも言われています。
オリジナルのカラーリングで、愛車にもっと愛着が湧くはずです。
自分だけのカスタムバイクを作る第一歩として、以下のノウハウを参考にしてみてください。
注意点とコツ
- 塗装環境を整える:風のない日、湿度が低く、気温が15〜25℃の屋内が理想。
- スプレー缶は高品質なものを選ぶ:安価なものは垂れやすく、仕上がりに差が出る。
- 塗装は薄く重ねる:一度に厚く塗ると垂れやすく、乾燥不良の原因に。
- 塗料は使い切らない:ガス圧が下がると気泡が混入しやすくなる。
- ヤスリがけは徹底的に:下地処理が仕上がりを左右する。水研ぎも忘れずに。
- 乾燥時間をしっかり確保:各工程で十分な乾燥時間を取ることで、塗膜の強度が上がる。
必要な基本ツール・材料
- スプレー缶塗料(ホルツやソフト99などの車両用がおすすめ)
- プライマー(下地塗料)
- ウレタンクリア(仕上げ用。耐久性が高い)
- サンドペーパー(#400〜#1500程度の耐水ペーパー)
- ペイントリムーバー(古い塗装の除去)
- 脱脂剤(塗装前の油分除去)
- マスキングテープ・新聞紙やビニールシート
- 保護具(ゴム手袋、マスク、ゴーグル)

車種ごとのボディカラーを調合できる今までになかったペイントシステム。
今、乗っているバイクと同じカラーで補修できる。
今まで合うカラーのなかったユーザーの皆様(約40%)から高い支持。
自動車用塗料は急速に進化しています。その高性能ペイントを調色し、 瞬時にエアゾール充填。
それが生まれ変わったホルツの「MINIMIX」です。※全国設置店
基本的な手順
- 分解・洗浄:塗装するパーツを取り外し、汚れや油分をしっかり落とす。
- 旧塗装の除去:ペイントリムーバーやサンドペーパーで古い塗膜を剥がす。
- 足付け(表面の粗し):サンドペーパーで表面を均一にして、塗料の密着性を高める。
- 脱脂処理:脱脂剤で油分を完全に除去。
- マスキング:塗装しない部分をしっかり保護。
- 下塗り(プライマー):薄く均一に数回に分けて塗布。乾燥後に軽く研磨。
- 本塗り(カラー塗料):色ムラが出ないように、複数回に分けて塗布。
- 仕上げ(ウレタンクリア):光沢と耐久性を出すために厚めに塗布。乾燥後に水研ぎで仕上げ。
(手順1~4)分解・洗浄・下地処理の詳細
■分解作業の詳細ステップ
① 塗装対象の選定:タンク、フェンダー、サイドカバーなど、塗装したいパーツを明確に。
- 電装系やエンジン周辺は塗装対象外にするのが一般的。
② 必要工具の準備:ソケットレンチ、メガネレンチ、ドライバーセット
- 六角レンチ(アレンキー)、プライヤー
- パーツトレイやジップ袋(ネジの紛失防止)
③ パーツの取り外し:バッテリーを外して通電を遮断(安全対策)
- 各パーツを順番に外す。写真を撮りながら進めると再組立が楽。
- ネジやボルトは部位ごとにラベル分けして保管。
④ 配線・ホース類の処理:電装系のカプラーは無理に引っ張らず、ロックを解除して外す。
- ホース類はマスキングして塗料がかからないように。
■洗浄作業の詳細ステップ
① 表面の汚れ落とし:中性洗剤で泥・油汚れを落とす(カーシャンプーでも可)
- ブラシやスポンジで細部まで洗浄
② 脱脂処理:シリコンオフやパーツクリーナーを使用
- ウエスに染み込ませて拭き取り、乾いた布で仕上げ
- 手の油分もNGなので、ニトリル手袋を着用
③ サビ・腐食の確認:サビがある場合はワイヤーブラシやサンドペーパーで除去
- 深い腐食はパテ処理や板金が必要になることも
④ 乾燥:完全に乾燥させる(自然乾燥 or エアブロー)
- 湿気が残ると塗料の密着不良や泡の原因に
■注意点とコツ
- 素手で触らない:手の汗や皮脂が塗装不良の原因になる
- 分解前に写真を撮る:再組立時のトラブル防止
- ネジの管理は徹底的に:磁石付きトレイや袋で分類
- 洗浄後すぐに塗装しない:最低でも数時間は乾燥させる


















































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































