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クラッシュガード

クラッシガード
画像はイメージです。

2025年11月1日

オートバイのクラッシュガード(エンジンガード)は、転倒や衝突時にバイク本体やライダーを保護するための重要な装備です。

以下にその機能と用途を詳しく解説します。

 

クラッシュガードの主な機能

エンジンの保護
  1. エンジン・車体の保護
    • 転倒時に地面との接触を防ぎ、エンジンやタンク、カウルなどの損傷を軽減します。
    • 特に左側に転倒した場合、マフラーのような保護がないため、クラッシュガードが重要です。
  2. ライダーの安全性向上
    • 足が車体に挟まれるのを防ぐ構造のものもあり、転倒時の怪我を軽減します。
  3. 修理費用の削減
    • エンジンやタンクの破損は高額な修理につながるため、クラッシュガードによって損傷を防ぐことで経済的負担を減らせます。
  4. スタイルとカスタム性
    • 最近ではデザイン性の高い製品も多く、ファッション感覚で装着するライダーも増えています。

クラッシュガードの種類と特徴

フルガード仕様
種類特徴主な用途
パイプ型エンジンガードスチールやアルミ製の太いパイプでエンジン周囲を囲む教習車、ツーリングバイク、クルーザー
クラッシュバー車体全体を守る大型のバー構造アドベンチャーバイク、大型ツアラー
エンジンスライダー
(プロテクター)
小型で目立たず、フレームやエンジン側面に装着スポーツバイク、街乗り
ファイナルドライブガードリアアクスルやドライブユニットを保護BMWなどシャフトドライブ車両

用途と装着のメリット

オフロード・アドベンチャー仕様
  • 初心者ライダー:立ちゴケ対策として有効
  • ツーリング派:長距離走行中の予期せぬ転倒に備える
  • オフロード・アドベンチャー:不整地での転倒リスクに対応
  • カスタム志向:見た目のアクセントとしても人気

注意点と選び方

画像はイメージです。
  • 車種専用設計のものを選ぶことで、フィット感と効果が最大化
  • 安全性だけでなく、重量や見た目のバランスも考慮
  • 一部のクラッシュガードは整備時に取り外しが必要な場合もある

クラッシュガードは「転ばぬ先の杖」として、ライダーとバイクを守る頼もしい存在です。見た目だけでなく、機能性を重視して選ぶことで、安心してライディングを楽しめます。

Posted by 夏木 陽