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*プロテクター類

プロテクター
画像はイメージです。

2025年11月8日

プロテクターのニーズは、衝撃吸収性能でライダーを保護する安全性、通気性が良く長時間使用での快適性、ライディングで自由に動きやすい設計、体にフィットしずれにくい適合性、スタイリッシュなデザイン性などがあります。

 

プロテクターは安全性を確保するための必須アイテムです。

安心してライディングを楽しむために、自分の体に合ったものを見つけましょう!

 

ウエアプロテクターの性能

アウタープロテクター
  • 衝撃吸収性: 衝撃を効果的に分散し、怪我を最小限に抑える。
  • 耐摩耗性: スライディング時に素材が擦り切れるのを防ぐ。
  • 軽量性: 動きやすさと快適性を維持しながら、安全性を確保。
  • 通気性: 蒸れを軽減し、長時間の使用でも快適。
  • 柔軟性: 体の動きにフィットし、自然な操作を妨げない。

プロテクターのタイプと特徴

  • 胸部プロテクター: 胸骨や肋骨を保護。安全基準に準拠したモデルが多い。
  • 背中プロテクター: 背骨を守るため、CE規格に適合したモデルが推奨。
  • 肩プロテクター: ジャケットに内蔵され、転倒時の肩の衝撃を軽減。
  • 肘プロテクター: ジャケットやスーツに組み込まれ、肘の保護を強化。
  • 膝プロテクター: パンツに装着し、転倒時の膝のダメージを防ぐ。
  • 腰部プロテクター: 腰周りを保護し、安定性を向上。
  • グローブプロテクター: 手の甲や指関節を保護し、操作性を維持。
  • ブーツプロテクター: 足首やつま先を保護するため、硬い素材で覆われている。

選び方のポイント

  • CE規格対応: ヨーロッパの安全基準に適合した製品を選ぶ。
  • サイズ感: 体にフィットし、動きを妨げないものが重要。
  • 使用用途: 街乗り、ツーリング、レースなど、目的に応じたモデルを選ぶ。
  • 素材: 耐久性が高く、軽量な素材を使用したものが快適。
  • 通気性: 長時間使用を考慮し、通気性の高い製品を選択。

ウエアプロテクターの種類

オートバイ用のプロテクターは、転倒や事故の際にライダーの身体を保護し、衝撃を吸収・分散することで、致命傷や重傷のリスクを軽減することが最大の役割です。

主な保護部位は、胸部背中(脊椎)などです。

インナープロテクター

インナープロテクター

種類と用途

種類特徴主な用途とメリット
ウェア内蔵型長袖シャツ、ベスト、Tシャツ、タイツなどの
インナーウェア(ベースレイヤー)に
プロテクターパッドが縫い込まれている。
1. フィット感重視: 身体に密着するため、
 転倒時のプロテクターのズレが少ない安心感。
2. ファッション性: 上から普段のジャケットや
 カジュアルウェアを着られるため、
 おしゃれを楽しみたいライダーに最適。
3. 着脱の容易さ: ウェアとして着るだけで全身の
 プロテクションが完了する。
単体パッド装着型ライディングジャケットやパンツのポケットに、
別途購入したプロテクターパッドを挿入するタイプ。
1. アップグレード: 標準装備のプロテクターを、
 より安全性の高いCE規格レベルの高いものや、
 ソフト素材に交換できる。
2. 柔軟性: ジャケットを変えてもパッドを
 入れ替えられる。

機能(インナーウェア内蔵型の場合)

  • ズレ防止機能:
    • 身体に密着するストレッチ素材を使用し、ライディング中の動きや転倒時にもプロテクターが正しい位置からズレにくい。
    • 袖口などにサムホール(親指を通す穴)を設けて、袖の捲れ上がりを防ぐものもある。
  • 快適性:
    • 夏場は高通気性メッシュ接触冷感素材を使用し、蒸れや暑さを軽減。
    • 冬場は保温性のある素材を使用し、体温調節をサポートする。
  • 防御素材:
    • プロテクターパッド自体には、硬質なハードタイプと、柔らかくフィット感の高いソフトタイプ(衝撃吸収フォーム素材など)があり、部位や用途によって使い分けられる。
    • 最近は、普段は柔らかく、衝撃を受けると瞬時に硬化する粘弾性素材も人気。

アウタープロテクター

アウタープロテクター

種類と用途

種類特徴主な用途とメリット
プロテクター内蔵
ジャケット/パンツ
ライディングウェア自体に、
最初からプロテクターが内蔵されているタイプ。
1. 手軽さ: ウェアを着るだけでプロテクターも
 装着完了するため、最も手軽
2. 統一感: ウェアのデザインとプロテクターのシルエットが
 考慮されており、見た目の違和感が少ない
3. 保護範囲: ウェアのサイズに合わせて作られているため、
 正しい位置に装着しやすい。
プロテクターベスト
/ブレストガード
胸部や背中(脊椎)を重点的に保護する、
単体で着用するベストやガード。
1. ピンポイント保護: 致命傷のリスクが高い胸部脊椎
 特に強化したい場合に最適。
2. 着脱容易性: バックルやベルトで簡単に脱着でき、
 休憩時などに外しやすい。
3. 高防御力: モトクロスやオフロードなど、
 より高い防御力が求められるシーンでも使用される。

機能(内蔵ジャケット/パンツの場合)

画像はイメージです。
  • 耐摩耗性(生地):
    • 転倒時に路面と擦れた際に、生地が破れて皮膚が損傷するのを防ぐため、強度の高い生地(高強度ナイロン、レザー、ケブラーなど)が使用されている。
  • 固定と調節:
    • プロテクターが内蔵されるポケットやベルクロ(マジックテープ)によって、プロテクターの位置を微調整し、体型に合わせることができる。
    • 特に肘や肩のプロテクターは、ライディング姿勢で適切な位置に来るよう調整が重要。
  • 防御素材:
    • ハードタイプの樹脂製プロテクターが多く使用され、高い耐衝撃性と耐久性を持つものが多い。
  • 快適機能:
    • ジャケット自体の機能として、通気性(メッシュ)防寒性防水性なども兼ね備えていることが多い。

選び方のポイント(CE規格)

プロテクターを選ぶ際に最も重要な指標の一つがCE規格です。これはヨーロッパの安全基準であり、バイク用プロテクターの衝撃吸収性能を評価しています。

  • CE規格 Level 1: 一定の衝撃吸収性能をクリアした一般的なレベル。
  • CE規格 Level 2: Level 1よりもさらに高い衝撃吸収性能をクリアした、より安全性の高いレベル。

特に、胸部と背中(脊椎)は致命傷につながりやすいため、Level 2のプロテクターを選ぶことが強く推奨されます。

Posted by 夏木 陽