*バイク免許交付

バイク免許は、排気量に応じて「原付免許」「小型限定普通二輪免許」(125cc以下)、「普通二輪免許」(400cc以下)、「大型二輪免許」(400cc超)などに分かれています。取得に年齢制限や教習所での講習が必要です。
自動車免許との違い:自動車免許では運転できない車両を運転可能にするため、オートバイ専用の免許が必要です。
原付免許は、学科試験のみで取得でき、四輪の自動車免許以上があれば、運転可能です。
免許の種類と運転可能なバイク
| 免許区分 | 排気量 | 年齢要件 | 高速道路 | 2人乗り |
|---|---|---|---|---|
| 小型限定二輪 | 51cc〜125cc | 満16歳以上 | 不可 | 取得後1年以上で可能 |
| 普通二輪 | 126cc〜400cc | 満16歳以上 | 可能 | 取得後1年以上で可能 |
| 大型二輪 | 401cc以上 | 満18歳以上 | 可能 | 取得後1年以上で可能 |
※大型免許の特典:大型二輪免許を取得すると、普通二輪や小型限定のオートバイも運転可能です。
取得資格と教習所での流れ
受講資格
- 年齢要件を満たしていること
- 視力・色彩識別・聴力などの身体的条件をクリア
- 教習所によっては簡単な適性検査あり
教習所での取得方法(指定教習所経由)
- 入校手続き:住民票、本人確認書類、免許証(所持している場合)などを提出
- 適性検査:視力・聴力・運動能力などを確認
- 学科教習:免許未所持者は学科教習が必要(普通免許所持者は免除)
- 技能教習:実技教習(MT/ATにより異なる)
- 卒業検定:教習所内で技能試験を実施
- 免許センターでの手続き:卒業証明書を持参し、適性試験・学科試験(必要な場合)を受けて免許交付
- 学びやすい環境:教習所ではシミュレーターや実地コースなど、学びやすい環境が整備されています。
※二輪特有の技能:バランス感覚、コーナリング技術、路面状況への対応力が求められます。
一発試験(運転免許試験場で直接受験)
- 教習所を経由せず、試験場で直接受験する方法
- 技能試験・学科試験・適性検査をすべてクリアする必要あり
- 難易度は高めだが、費用は安く済む
免許交付
- 教習所卒業後、運転免許試験場で交付手続き
- 必要書類:卒業証明書、住民票、本人確認書類など
- 手数料:約2,050円(交付料)+受験料(学科・技能)
免許更新
- 有効期限は3〜5年(年齢や違反歴により異なる)
- 更新通知が届いたら、運転免許センターまたは警察署で更新手続き
- 更新時には講習(優良・一般・違反者講習)を受講
- 更新手数料:約3,000円前後
補足ポイント
- AT限定免許:クラッチ操作不要のバイクのみ運転可能
- 段階取得:普通二輪→大型二輪へステップアップ可能
- 高速道路の2人乗り条件:免許取得後3年以上+年齢20歳以上
- 運転制限:初心者マークが義務付けられる場合や、高速道路での制限があることがあります。
- 保険加入義務:道路運送車両法に基づき、自賠責保険への加入が必要です。


















































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































