YAMAHA「MT-09 ABS」新型モデル発売|2024年型マイナーチェンジ、ライポジがスポーティに!(2024年3月14日)
ヤマハ発動機販売は、マイナーチェンジした新型「MT-09」を発表した。この新型は4月17日に発売される。
誕生10周年の節目を迎えた2024年モデルはマイナーチェンジを受け、装備を充実。
デザインを一新し、ライディングポジションも変更されている。
この新型の開発コンセプトは“The Knight Horse(騎馬)”。従来モデル以上にスポーティな仕様となった。
今回の「MT-09 ABS」は、"The Knight Horse(騎馬)"をコンセプトに開発し、従来からのトルク&アジャイルな"The Rodeo Master"の乗り味をより洗練させた。
新しい乗り味は、ライディングポジションの一新とボディ関連のリセッティングによるもので、街中での"アジャイルさ"と、峠道での"旋回性&スタビリティ"を両立させました。
1)新ライディングポジション
2)ポジション変更に伴う車体剛性バランスの見直しとサスペンションのリセッティング
3)吸気音を強調し高揚感あるサウンド、
4)シャープな造形の新型燃料タンク
5)YRC(ヤマハライドコントロール)やクルーズコントロールシステムなどの走行支援
6)野性と知性が調和した新世代MTデザイン
7)ナビ画面に対応した、つながる機能搭載の5インチフルカラーTFTメーターやType-CのUSBソケット、操作性を向上させた新設計ハンドルスイッチ、新機能を搭載したフラッシャー
「MT-09 ABS」は、軽く自在に操れる車体に、トルクフルで軽量なエンジンと最新の各種制御を搭載。
サウンドデザインを施した吸排気系と相まって、多様なシーンで俊敏かつ力強い走りを楽しめるモデルです。
YAMAHA「MT-09 ABS」特徴
2014年のデビュー以来、ヤマハ・MTシリーズの中核を担ってきた「MT-09」。
最大の個性ともいえる水冷DOHCの3気筒エンジンは、2021年のモデルチェンジで排気量を888ccにアップした。
ヘッドライトは新設計の小径LEDを採用。テールランプも新デザインになった。
LEDウインカーには「二段階フラッシャー機能」「エマージェンシー機能」「消し忘れ機能」が追加されている。
鋭いエッジの燃料タンクは、新たな製法「高意匠プレス成形」でつくられたもの。
タンク容量は従来モデルから変わらず14Lだが、形状を変更したことでハンドル切れ角が従来の28度から32度へと片側4度ずつ増している。
メーターには5インチフルカラーTFTディスプレイを新採用。
スマートフォンとのBluetooth接続が可能で、専用アプリを使えばナビも表示できる。
ハンドルスイッチは新設計。USBタイプCの電源ソケットはシート下に備わる。
ライディングモードは「スポーツ」「ストリート」「レイン」の3種に加え、2つのカスタム枠が用意されている。
クイックシフターとクルーズコントロールシステムも標準装備。
クイックシフターは加速中のシフトダウンや減速中のシフトアップにも対応した最新のものだ。
また、滑りやすい路面での減速時やシフトダウン時のスリップやロックを抑制するBSR(バックスリップレギュレータ)が新たに搭載されている。
ボディカラーは「ダークグレー」「ブルー」「マットダークグレー」全3色
- ダークブルーイッシュグレーメタリック8(ダークグレー)
- ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)
- マットダークグレーメタリック6(マットダークグレー)
ヤマハ「MT-09 ABS」スペック
- 全長×全幅×全高:2090×820×1145mm
- ホイールベース:1430mm
- 最低地上高:140mm
- シート高:825mm
- 車両重量:193kg
- エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
- 総排気量:888cc
- ボア×ストローク:78.0×62.0mm
- 圧縮比:11.5
- 最高出力:88kW(120PS)/10000rpm
- 最大トルク:93N・m(9.5kgf・m)/7000rpm
- 燃料タンク容量:14L
- 変速機形式:6速リターン
- キャスター角:24°40′
- トレール量:108mm
- タイヤサイズ(前・後):120/70ZR17(58W)・180/55ZR17(73W)
- ブレーキ形式(前・後):ダブルディスク・シングルディスク
- 燃料消費率 WMTCモード値 :21.1km/L(クラス3・サブクラス3-2)1名乗車時
- 製造国:日本
価格
メーカー希望小売価格:125万4000円(消費税10%込)