道交法 – 大型自動二輪車
総排気量が400ccを超える二輪車のことを指します。運転するには「大型自動二輪車運転免許」が必要で、18歳から取得できます。
大型二輪のマニュアル免許を取得すれば、すべてのバイクを運転することができます。
AT限定大型二輪免許の場合、以前はAT大型免許で乗れるバイクの排気量は650cc以下までのバイクでしたが、2019年施行の道路交通法の一部改正により上限なしになりました。
大型自動二輪車の主な特徴
- 運転可能な排気量 401cc以上（上限なし） リッターバイク（1000cc以上）なども含まれ、圧倒的なパワーと加速性能を誇る。
- 高速道路、自動車専用道路の走行が可能 長距離ツーリングや高速移動に最適。
- 二人乗りが可能（免許取得後1年以上） タンデム走行も快適で、ツーリングの幅が広がる。
- 車検が必要（250cc超） 定期的な整備と費用が発生するが、安全性を保つためには重要。
- 免許取得には教習所での技能講習が必須 普通二輪よりも教習時間が長く、費用も高め。
- 多彩なジャンルが選べる スポーツ、ツアラー、アドベンチャー、クルーザーなど、個性豊かな車種が揃う。
利用上の注意点
- 車体が重く、取り回しに注意が必要 立ちゴケや駐車時の転倒リスクが高く、体力と技術が求められる。
- パワーが強く、操作ミスが事故につながりやすい 特にクラッチ・ブレーキ・アクセル操作は繊細さが必要。
- 維持費が高め 車検、保険、税金、タイヤ・オイル交換など、ランニングコストがかかる。
- 雨天時は滑りやすく危険度が増す マンホールや白線などの金属部分は特に注意。防水ウェアや視界対策も重要。
- Uターンや低速走行時にバランスを崩しやすい 練習とテクニックが必要。リアブレーキや半クラッチを活用すると安定しやすい。
- 初心者にはハードルが高い 操作技術・体力・判断力が求められるため、経験を積んでからのステップアップが理想。
人気のモデル
- ネオクラシックなデザインが魅力 1970年代の名車「Z1」を彷彿とさせるスタイルで、レトロと現代技術の融合。
- 扱いやすいエンジン特性 948ccの水冷並列4気筒エンジンは、低中速域でのトルクが豊かで街乗りにも快適。
- 快適性とスポーツ性能を両立 トラクションコントロールやABSなどの電子制御を搭載し、安全性も高い。
- バリエーションが豊富 カフェスタイルの「Z900RS CAFE」や上級装備の「Z900RS SE」も展開。
- 価格帯 99.8万〜約170万円前後2 高性能ながらもコストパフォーマンスに優れ、国内販売台数でもトップクラス。
- ヤマハのフラッグシップ・スーパースポーツモデル レース直系の設計で、サーキット走行にも対応する本格派。
- 高回転型クロスプレーンエンジン搭載 997ccで最高出力200PSを誇り、鋭い加速と独特の排気音が特徴。
- 先進の電子制御技術を搭載 アクセル開度センサー、トラクションコントロール、クイックシフターなどを標準装備。
- 空力性能に優れたカウル形状 高速域での安定性と操作性を両立する設計。
- 価格帯 56万〜258万円（中古含む） 上級モデル「YZF-R1M」は電子制御サスペンションやカーボン外装を装備。
【道路交通法】
警察庁（国家公安委員会）が管轄し、交通の安全な運行のため、「道路上での人や車両の安全かつ円滑な交通、運転免許、交通事故防止」などを定めております。
■目的：道路上の交通事故を防止し、自動車、自転車、歩行者すべての安全かつ円滑な交通を実現するための交通ルールを定めます。
■主な内容
- 交通ルールの規定（走行方法、一時停止、信号など）
- 運転免許制度
- 交通取締り
- 事故防止、危険防止のための規則
- 違反時の罰則（罰金・懲役など）や行政処分（免許停止・取消し）
【道路運送車両法】
国土交通省が管轄し、車両の整備と安全のため、「自動車（車両）そのものの登録、車検、保安基準など」を定めております。
■目的：自動車などの運送車両の登録、車検、保安基準など、車両そのものの整備・技術的な側面を規定します。
■主な内容
- 車両の登録、届出（ナンバープレートの交付など）
- 車両の保安基準（設計・製造の技術要件、安全確保と公害防止）
- 車両の検査、点検（車検制度）
- 不正改造の禁止